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昭和大学歯学部ハイテク・リサーチ・センター 平成20年度研究成果発表会開催される

 3月7日(土),昭和大学歯学部(東京都品川区)にて標記会が開催された.
 昭和大学歯学研究科は,平成17年度より文部科学省のハイテクリサーチセンターに選定されており,「顎口腔機能障害の発症機序究明とその機能回復に関する先進的研究」プロジェクトを行ってきている.今回は4年目を迎えた平成20年度の研究成果を発表するものである(運営委員長:上條竜太郎教授).
 最初に歯学研究科科長の宮崎隆教授の挨拶の後,特別講演に入った.
 中島真人教授(慶大)は「FG視覚センサを用いた摂食嚥下機能および呼吸評価システム」と題し,向井美惠教授(昭和大)のグループと共同研究を推進中である非接触無侵襲摂食嚥下機能評価システムについて発表を行った.本システムは,「FG視覚センサ」というレーザー光利用の3次元形状情報取得装置を用いている点に特徴があり,内容の説明のみならず,実用化へ向けての状況や将来への見通しについて述べた.

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 次に,井上富雄教授(昭和大)により「咀嚼運動制御の神経機構」と題する講演が行われた.本事業にて整備された実験機器を用い,三叉神経に注目した咀嚼運動調節のメカニズムを考察し,オレキシンによる口腔感覚情報の変調や,最近当研究室で開発した摘出脳幹標本を使用した吸啜様リズム誘発の解析結果を紹介した.
 ポスター発表は大きく「Ⅰ.顎口腔機能障害の発症機序解明」「Ⅱ.先進的診断・再建法の確立」「Ⅲ.新しいリハビリテーション歯学の構築」の3テーマに分けられた全18題であり,基礎分野から臨床分野まで充実した内容が見られた.

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 本プロジェクトは,大学歯学部ならではの最新研究が一つのテーマに沿って発表される貴重な機会となっており,今後の研究の進展が期待される内容が多く見られた.

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