第5版の序
本書は1983年に初版を刊行して以来，2004年に第4版を，2006年には増補を加えて追補版を出版した．第1版刊行時，疾患と薬物療法に関する情報が非常に少なかったことから，少しでも多くの情報を取り入れ，新しい処方による薬物療法についての指標を網羅し，実際の医療現場の医師，薬剤師が活用できる書として位置付けてきた．しかし，版を重ねる度に段々と肥満化してきたことは否めない．よって今回は，分担執筆者と分担領域を一部変更して，簡潔で一層充実した内容をもつ第5版として編集することになった．
今回の改訂に際し当初注意したのは，新薬の記載を加えるだけでなく古い薬物の記述を省略すること，多くある疾患を選別すること，処方に対する説明をより簡潔にすることであった．さらに，当初は主な読者対象を医師，薬剤師にしてきたが，薬学教育が6年制になり，病院等実習を含めた医療薬学教育が充実されることで，疾患についての知識と実際の処方を簡潔に学習理解できるように整理して書き改めることであった．したがって，処方例は代表例に限り，それに類似した処方については本文中に追記している．また，添付文書で確認すべき項目（例えば，維持量以外の用量，重大な副作用，禁忌など）の記載は極力省いた．その結果，第4版が790頁に及んだのに比べると本書は382頁と今日に相応しくスリム化することができた．スリムになったとはいえ，本書は初版以来20年にわたり処方の解説書として，「疾患と今日の処方」の書名に応える今日性を維持できたと確信している．
第1版から第4版に至るまで，執筆・編集・監修に携わり，本書の生みの親である荒木泰典先生（岡山大学名誉教授）が2005年6月1日にご逝去された．ここに謹んでご冥福をお祈りするとともに，本書を捧げたい．
2009年1月
福田 保
第1版の序
本書の主要な目的は，これから患者を治療する医療スタッフである医師・歯科医師・薬剤師ならびにその他の部門，開業医の方々に，新しい処方による薬物療法についての指標となるべき要点を疾患別に記述したものである．
現代医療の進歩は目ざましく，薬物療法も次々に登場する新薬により，処方される内容もめまぐるしく変りつつある．また，近年の薬物は効力の切れ味も鋭いかわりに，治療効果と副作用・有害反応も合せもつ両刃の剣でもある．
過去の処方例には，幾多の経験を生かした先人による優れた処方も数多くあったが，医学・薬学の急速な進歩により，今まで不確実であった薬物の作用機序，吸収，代謝，排泄など次第に解明されつつあるのが現状である．
本書は現代医療に沿った，患者の疾患に最も適した薬物の選択，投与量の決定，数種類の薬物の組合わせ，注意点など特に配慮した．
処方例の記載内容は，多くの大学病院ならびに他の医療機関において最も繁用されている最新の処方を中心に選び，薬物の作用点を中心に，禁忌・副作用・相互作用などについても可能なかぎり収載した．
なお，文中の解説は，著者らが病院における薬剤実務と医学部・薬学部の薬理学教室で学んだ体験および医学生・薬学生の講義において経験したことを土台にし，難解な解説にならぬように努め，本文中には図約40，表約80，また注釈も挿入し，文中に記載されている生理学的・薬理学的用語などを解説し，初心者でも理解できることを念頭において執筆したものである．
このようにして本書を編纂したが，最も苦心したのは，最近の新薬ラッシュにより，今日の最新処方も明日では最新といえなくなるおそれである．今後，有力な学説，最良の処方と考えられたものが，何らかの理由で事態の変化が起こるかもしれない．次の改訂時には必ずこれらを考慮して，疾患における最良の処方指針となるよう努めたい．
本書発刊にあたり，終始激励を賜った恩師岡山県立短期大学学長小山鷹二先生（熊本大学・岡山大学名誉教授）に深甚なる謝意を表する．
1983年4月
荒木泰典
福田 保
本書は1983年に初版を刊行して以来，2004年に第4版を，2006年には増補を加えて追補版を出版した．第1版刊行時，疾患と薬物療法に関する情報が非常に少なかったことから，少しでも多くの情報を取り入れ，新しい処方による薬物療法についての指標を網羅し，実際の医療現場の医師，薬剤師が活用できる書として位置付けてきた．しかし，版を重ねる度に段々と肥満化してきたことは否めない．よって今回は，分担執筆者と分担領域を一部変更して，簡潔で一層充実した内容をもつ第5版として編集することになった．
今回の改訂に際し当初注意したのは，新薬の記載を加えるだけでなく古い薬物の記述を省略すること，多くある疾患を選別すること，処方に対する説明をより簡潔にすることであった．さらに，当初は主な読者対象を医師，薬剤師にしてきたが，薬学教育が6年制になり，病院等実習を含めた医療薬学教育が充実されることで，疾患についての知識と実際の処方を簡潔に学習理解できるように整理して書き改めることであった．したがって，処方例は代表例に限り，それに類似した処方については本文中に追記している．また，添付文書で確認すべき項目（例えば，維持量以外の用量，重大な副作用，禁忌など）の記載は極力省いた．その結果，第4版が790頁に及んだのに比べると本書は382頁と今日に相応しくスリム化することができた．スリムになったとはいえ，本書は初版以来20年にわたり処方の解説書として，「疾患と今日の処方」の書名に応える今日性を維持できたと確信している．
第1版から第4版に至るまで，執筆・編集・監修に携わり，本書の生みの親である荒木泰典先生（岡山大学名誉教授）が2005年6月1日にご逝去された．ここに謹んでご冥福をお祈りするとともに，本書を捧げたい．
2009年1月
福田 保
第1版の序
本書の主要な目的は，これから患者を治療する医療スタッフである医師・歯科医師・薬剤師ならびにその他の部門，開業医の方々に，新しい処方による薬物療法についての指標となるべき要点を疾患別に記述したものである．
現代医療の進歩は目ざましく，薬物療法も次々に登場する新薬により，処方される内容もめまぐるしく変りつつある．また，近年の薬物は効力の切れ味も鋭いかわりに，治療効果と副作用・有害反応も合せもつ両刃の剣でもある．
過去の処方例には，幾多の経験を生かした先人による優れた処方も数多くあったが，医学・薬学の急速な進歩により，今まで不確実であった薬物の作用機序，吸収，代謝，排泄など次第に解明されつつあるのが現状である．
本書は現代医療に沿った，患者の疾患に最も適した薬物の選択，投与量の決定，数種類の薬物の組合わせ，注意点など特に配慮した．
処方例の記載内容は，多くの大学病院ならびに他の医療機関において最も繁用されている最新の処方を中心に選び，薬物の作用点を中心に，禁忌・副作用・相互作用などについても可能なかぎり収載した．
なお，文中の解説は，著者らが病院における薬剤実務と医学部・薬学部の薬理学教室で学んだ体験および医学生・薬学生の講義において経験したことを土台にし，難解な解説にならぬように努め，本文中には図約40，表約80，また注釈も挿入し，文中に記載されている生理学的・薬理学的用語などを解説し，初心者でも理解できることを念頭において執筆したものである．
このようにして本書を編纂したが，最も苦心したのは，最近の新薬ラッシュにより，今日の最新処方も明日では最新といえなくなるおそれである．今後，有力な学説，最良の処方と考えられたものが，何らかの理由で事態の変化が起こるかもしれない．次の改訂時には必ずこれらを考慮して，疾患における最良の処方指針となるよう努めたい．
本書発刊にあたり，終始激励を賜った恩師岡山県立短期大学学長小山鷹二先生（熊本大学・岡山大学名誉教授）に深甚なる謝意を表する．
1983年4月
荒木泰典
福田 保
■凡例
第1章 精神疾患
1 不安障害 anxiety disorder
1）全般性不安障害 generalized anxiety disorder（GAD）
2）パニック障害 panic disorder
3）強迫性障害 obsessive-compulsive disorder（OCD）
4）社会不安障害 social anxiety disorder（SAD）
5）外傷後ストレス障害 post-traumatic stress disorder（PTSD）
2 心身症 psychosomatic disease
3 不眠症 insomnia
1）神経症性不眠症 neurotic insomnia
2）精神疾患による不眠
4 統合失調症 schizophrenia
5 気分障害 mood disorder
1）うつ病 depression，単極性うつ病 monopolar depression
2）双極性障害 bipolar disorder
6 認知症 dementia
第2章 神経疾患
1 パーキンソン病 Parkinson's disease
2 重症筋無力症 myasthenia gravis（MG）
3 三叉神経痛 trigeminal neurolgia
4 てんかん epilepsy
5 ナルコレプシー narcolepsy
6 片頭痛 migraine headache
7 脳血管障害 cerebrovascular disease
第3章 循環器疾患
1 心不全 heart failure
1）急性心不全 acute heart failure
2）慢性心不全 chronic heart failure
2 不整脈 arrhythmia
1）頻拍性不整脈 tachyarrhythmia
3 虚血性心疾患 ischemic heart disease
1）狭心症 angina pectoris
2）心筋梗塞 myocardial infarction
4 高血圧症 hypertension
1）Ca拮抗薬
2）アンジオテンシンII受容体拮抗薬angiotensin receptor blocker（ARB）
3）アンジオテンシン変換酵素（ACE）阻害薬
4）利尿薬
5）β遮断薬
6）α遮断薬
7）その他（併用療法など）
5 脂質異常症 dyslipidemia
6 メタボリックシンドローム metabolic syndrome
第4章 呼吸器疾患
1 細菌性肺炎 bacterial pneumonia1
1）一次性感染 primary infection
2）二次性感染 secondary infection
2 真菌性肺炎 mycotic pneumonia
3 結核性肺炎 pulmonary tuberculosis
4 インフルエンザ influenza
5 気管支喘息 bronchial asthma
1）慢性気管支喘息
2）急性増悪症状
6 慢性閉塞性肺疾患 chronic obstructive pulmonary disease（COPD）
7 咳嗽および喀痰 coughing and sputum
8 肺がん lung cancer
第5章 血液疾患
1 貧血 anemia
1）鉄欠乏性貧血 iron deficiency anemia（IDA）
2）巨赤芽球性貧血 megaloblastic anemia（MA）
2 血友病 hemophilia
3 播種性血管内凝固症候群 disseminated intravascular coagulation（DIC）
4 慢性動脈閉塞症 chronic arterial occlusive disease
5 急性白血病 acute leukemia（AL）
6 悪性リンパ腫 malignant lymphoma（ML）
第6章 消化器疾患
1 急性胃炎 acute gastritis
2 慢性胃炎 chronic gastritis
3 消化性潰瘍 peptic ulcer disease
4 胃がん gastric cancer
5 胃食道逆流症 gastroesophageal reflux disease（GERD）
6 悪心・嘔吐 nausea・vomiting
7 便秘 constipation
8 下痢 diarrhea
9 腹痛 abdominal pain
10 腸疾患
1）クローン病 Crohn disease
2）潰瘍性大腸炎 ulcerative colitis
3）大腸がん colon cancer
11 肝疾患
1）急性肝炎 acute hepatitis
2）慢性肝炎 chronic hepatitis
12 胆嚢疾患
1）胆嚢・胆道感染症
2）胆汁うっ滞
13 膵臓疾患
1）急性膵炎 acute pancreatitis
2）慢性膵炎 chronic pancreatitis
第7章 運動器疾患
1 腰背痛 low back pain
1）急性期
2）慢性期
2 頸肩腕症候群 cervico-omo-brachial syndrome
3 変形性関節症 osteoarthritis
4 骨粗鬆症 osteoporosis
第8章 癌性疼痛
第9章 代謝異常および膠原病
1 痛風 gout
1）高尿酸血症
2）痛風発作
2 関節リウマチ rheumatoid arthritis（RA）
1）生物学的製剤を用いる場合
2）免疫抑制薬を用いる場合
3 全身性エリテマトーデス systemic lupus erythematosus（SLE）
4 糖尿病 diabetes mellitus（DM）
第10章 腎疾患
1 急性糸球体腎炎 acute glomerulonephritis ?235
2 ネフローゼ症候群 nephrotic syndrome
3 腎不全 renal failure
1）急性腎不全 acute renal failure
2）慢性腎不全 chronic renal failure
第11章 内分泌疾患
1 副腎皮質機能亢進症 hyperadrenocorticism
クッシング症候群 Cushing's syndrome
2 副腎皮質機能低下症 hypoadrenocorticism
1）急性副腎皮質不全（副腎クリーゼ） adrenal crisis
2）慢性副腎皮質不全（アジソン病 Addison's disease）
3 甲状腺疾患 thyroid gland diseases
1）甲状腺機能亢進症 hyperthyroidism
2）甲状腺機能低下症 hypothyroidism
第12章 感染症
1 食中毒 food poisoning
感染性胃腸炎 transmissible gastroenteritis
1）サルモネラ感染症 salmonellosis
2）腸管病原性大腸菌感染症 Escherichia coli infection
3）カンピロバクター感染症 Campylobacter infection
4）腸炎ビブリオ感染症 Vibrio parahaemolyticus infection
5）ボツリヌス症 bothulism
2 ヒト免疫不全症ウイルス human immunodeficiency virus（HIV）感染症
第13章 皮膚疾患 ?257
1 白癬，皮膚糸状菌症 tinea
2 乾癬 lepra psora psoriasis
1）外用療法
2）ビタミンD3外用薬とエトレチナートとの併用療法
3）ビタミンD3外用薬とシクロスポリン（CyA）との併用療法
4）PUVA療法
3 疱疹（ヘルペス） herpes
4 アトピー性皮膚炎 atopic dermatitis
5 褥瘡 bed sore
第14章 産婦人科疾患（乳がんを含む）
1 妊娠悪阻 hyperemesis
2 流産 abortion
3 陣痛誘発，促進 augmentation of labor pains
4 分娩後出血（子宮収縮薬） labor bleeding
5 性感染症 sexually transmitted disease（STD）
1）クラミジア感染症 genital chlamydia infection
2）外陰部ヘルペス genital herpes
3）トリコモナス腟炎 trichomonas vaginalis infection
6 子宮内膜症 endometriosis
7 更年期障害 menopause ?282
8 乳がん breast cancer
第15章 尿路・性器疾患
1 尿路感染症 urinary tract infection
1）腎盂腎炎 pyelonephritis
2）膀胱炎 cystitis
3）尿道炎 urethritis
2 前立腺肥大症 prostatic hypertraphy
3 神経因性膀胱 neurogenic bladder
4 過活動性膀胱 overactive bladder（OAB）
5 勃起障害 erectile dysfunction（ED）
第16章 耳鼻・咽喉疾患
1 突発性難聴 sudden deafness
2 メニエール病 Meniere disease
3 アレルギー性鼻炎 allergic rhinitis
4 慢性副鼻腔炎 chronic sinusitis
第17章 眼疾患
1 白内障 cataract
2 緑内障 glaucoma
1）点眼剤
2）浸透圧利尿薬
3）内服薬
第18章 小児疾患
1 小児科処方の原則
2 発熱 fever
3 けいれん convulsion or seisure
4 下痢・便秘 diarrhea・constipation
1）下痢
2）便秘
5 かぜ症候群 cold syndrome
感冒（急性鼻腔炎） grippe（acute epipharyngitis）
6 低身長症 short stature，成長ホルモン分泌不全性低身長症 growth hormone deficiency
第19章 寄生虫疾患
■事項索引
■薬剤索引
第1章 精神疾患
1 不安障害 anxiety disorder
1）全般性不安障害 generalized anxiety disorder（GAD）
2）パニック障害 panic disorder
3）強迫性障害 obsessive-compulsive disorder（OCD）
4）社会不安障害 social anxiety disorder（SAD）
5）外傷後ストレス障害 post-traumatic stress disorder（PTSD）
2 心身症 psychosomatic disease
3 不眠症 insomnia
1）神経症性不眠症 neurotic insomnia
2）精神疾患による不眠
4 統合失調症 schizophrenia
5 気分障害 mood disorder
1）うつ病 depression，単極性うつ病 monopolar depression
2）双極性障害 bipolar disorder
6 認知症 dementia
第2章 神経疾患
1 パーキンソン病 Parkinson's disease
2 重症筋無力症 myasthenia gravis（MG）
3 三叉神経痛 trigeminal neurolgia
4 てんかん epilepsy
5 ナルコレプシー narcolepsy
6 片頭痛 migraine headache
7 脳血管障害 cerebrovascular disease
第3章 循環器疾患
1 心不全 heart failure
1）急性心不全 acute heart failure
2）慢性心不全 chronic heart failure
2 不整脈 arrhythmia
1）頻拍性不整脈 tachyarrhythmia
3 虚血性心疾患 ischemic heart disease
1）狭心症 angina pectoris
2）心筋梗塞 myocardial infarction
4 高血圧症 hypertension
1）Ca拮抗薬
2）アンジオテンシンII受容体拮抗薬angiotensin receptor blocker（ARB）
3）アンジオテンシン変換酵素（ACE）阻害薬
4）利尿薬
5）β遮断薬
6）α遮断薬
7）その他（併用療法など）
5 脂質異常症 dyslipidemia
6 メタボリックシンドローム metabolic syndrome
第4章 呼吸器疾患
1 細菌性肺炎 bacterial pneumonia1
1）一次性感染 primary infection
2）二次性感染 secondary infection
2 真菌性肺炎 mycotic pneumonia
3 結核性肺炎 pulmonary tuberculosis
4 インフルエンザ influenza
5 気管支喘息 bronchial asthma
1）慢性気管支喘息
2）急性増悪症状
6 慢性閉塞性肺疾患 chronic obstructive pulmonary disease（COPD）
7 咳嗽および喀痰 coughing and sputum
8 肺がん lung cancer
第5章 血液疾患
1 貧血 anemia
1）鉄欠乏性貧血 iron deficiency anemia（IDA）
2）巨赤芽球性貧血 megaloblastic anemia（MA）
2 血友病 hemophilia
3 播種性血管内凝固症候群 disseminated intravascular coagulation（DIC）
4 慢性動脈閉塞症 chronic arterial occlusive disease
5 急性白血病 acute leukemia（AL）
6 悪性リンパ腫 malignant lymphoma（ML）
第6章 消化器疾患
1 急性胃炎 acute gastritis
2 慢性胃炎 chronic gastritis
3 消化性潰瘍 peptic ulcer disease
4 胃がん gastric cancer
5 胃食道逆流症 gastroesophageal reflux disease（GERD）
6 悪心・嘔吐 nausea・vomiting
7 便秘 constipation
8 下痢 diarrhea
9 腹痛 abdominal pain
10 腸疾患
1）クローン病 Crohn disease
2）潰瘍性大腸炎 ulcerative colitis
3）大腸がん colon cancer
11 肝疾患
1）急性肝炎 acute hepatitis
2）慢性肝炎 chronic hepatitis
12 胆嚢疾患
1）胆嚢・胆道感染症
2）胆汁うっ滞
13 膵臓疾患
1）急性膵炎 acute pancreatitis
2）慢性膵炎 chronic pancreatitis
第7章 運動器疾患
1 腰背痛 low back pain
1）急性期
2）慢性期
2 頸肩腕症候群 cervico-omo-brachial syndrome
3 変形性関節症 osteoarthritis
4 骨粗鬆症 osteoporosis
第8章 癌性疼痛
第9章 代謝異常および膠原病
1 痛風 gout
1）高尿酸血症
2）痛風発作
2 関節リウマチ rheumatoid arthritis（RA）
1）生物学的製剤を用いる場合
2）免疫抑制薬を用いる場合
3 全身性エリテマトーデス systemic lupus erythematosus（SLE）
4 糖尿病 diabetes mellitus（DM）
第10章 腎疾患
1 急性糸球体腎炎 acute glomerulonephritis ?235
2 ネフローゼ症候群 nephrotic syndrome
3 腎不全 renal failure
1）急性腎不全 acute renal failure
2）慢性腎不全 chronic renal failure
第11章 内分泌疾患
1 副腎皮質機能亢進症 hyperadrenocorticism
クッシング症候群 Cushing's syndrome
2 副腎皮質機能低下症 hypoadrenocorticism
1）急性副腎皮質不全（副腎クリーゼ） adrenal crisis
2）慢性副腎皮質不全（アジソン病 Addison's disease）
3 甲状腺疾患 thyroid gland diseases
1）甲状腺機能亢進症 hyperthyroidism
2）甲状腺機能低下症 hypothyroidism
第12章 感染症
1 食中毒 food poisoning
感染性胃腸炎 transmissible gastroenteritis
1）サルモネラ感染症 salmonellosis
2）腸管病原性大腸菌感染症 Escherichia coli infection
3）カンピロバクター感染症 Campylobacter infection
4）腸炎ビブリオ感染症 Vibrio parahaemolyticus infection
5）ボツリヌス症 bothulism
2 ヒト免疫不全症ウイルス human immunodeficiency virus（HIV）感染症
第13章 皮膚疾患 ?257
1 白癬，皮膚糸状菌症 tinea
2 乾癬 lepra psora psoriasis
1）外用療法
2）ビタミンD3外用薬とエトレチナートとの併用療法
3）ビタミンD3外用薬とシクロスポリン（CyA）との併用療法
4）PUVA療法
3 疱疹（ヘルペス） herpes
4 アトピー性皮膚炎 atopic dermatitis
5 褥瘡 bed sore
第14章 産婦人科疾患（乳がんを含む）
1 妊娠悪阻 hyperemesis
2 流産 abortion
3 陣痛誘発，促進 augmentation of labor pains
4 分娩後出血（子宮収縮薬） labor bleeding
5 性感染症 sexually transmitted disease（STD）
1）クラミジア感染症 genital chlamydia infection
2）外陰部ヘルペス genital herpes
3）トリコモナス腟炎 trichomonas vaginalis infection
6 子宮内膜症 endometriosis
7 更年期障害 menopause ?282
8 乳がん breast cancer
第15章 尿路・性器疾患
1 尿路感染症 urinary tract infection
1）腎盂腎炎 pyelonephritis
2）膀胱炎 cystitis
3）尿道炎 urethritis
2 前立腺肥大症 prostatic hypertraphy
3 神経因性膀胱 neurogenic bladder
4 過活動性膀胱 overactive bladder（OAB）
5 勃起障害 erectile dysfunction（ED）
第16章 耳鼻・咽喉疾患
1 突発性難聴 sudden deafness
2 メニエール病 Meniere disease
3 アレルギー性鼻炎 allergic rhinitis
4 慢性副鼻腔炎 chronic sinusitis
第17章 眼疾患
1 白内障 cataract
2 緑内障 glaucoma
1）点眼剤
2）浸透圧利尿薬
3）内服薬
第18章 小児疾患
1 小児科処方の原則
2 発熱 fever
3 けいれん convulsion or seisure
4 下痢・便秘 diarrhea・constipation
1）下痢
2）便秘
5 かぜ症候群 cold syndrome
感冒（急性鼻腔炎） grippe（acute epipharyngitis）
6 低身長症 short stature，成長ホルモン分泌不全性低身長症 growth hormone deficiency
第19章 寄生虫疾患
■事項索引
■薬剤索引
