介護のある風景……1
第1章 介護の現場から……17
1 “される“側ではなく“する”側が変わる……18
2 口腔ケアボランティアの2年を振り返って……22
3 訪問看護婦として考えること……26
4 神経難病患者の介護……30
5 優しさにつつまれて……34
第2章 介護保険……37
1 介護保険制度……37
1.21世紀は高齢者の世紀……37
1)高齢社会の到来……37
2)高齢者の自立……38
3)高齢者の健康……39
2.高齢者保健福祉対策の歩み……40
1)老人福祉法の制定……40
2)老人保健法の創設……41
3)ゴールドプランの策定……41
4)新しい介護システム……42
3.介護保険制度への課題……42
1)自立を助長できるか……42
2)基盤の整備は十分か……43
3)地域間の格差は心配ないか……43
4.介護保険制度の概要……44
1)保険者……44
2)被保険者,受給権者および介護保険料……44
3)介護保険の財源……46
4)保険給付の内容……46
5)居宅療養管理指導(かかりつけ医の医学的管理等)……47
6)要支援認定,要介護認定……47
7)保険給付額等……48
8)利用料……48
9)介護報酬……49
10)サービス提供事業者……50
11)介護サービスの基盤整備……50
2 要介護状態と認定審査会……51
1.要介護状態(要介護度)……51
2.要介護認定……54
1)要介護認定調査……55
2)介護認定審査会……55
3.かかりつけ医意見書……56
4.かかりつけ歯科医意見書……57
3 課題分析から介護サービス計画(ケアプラン)……59
1.課題分析(アセスメント)……59
1)アセスメント方式……59
2)解決すべき課題(ニーズ)の把握……60
2.介護サービス計画(ケアプラン)……61
1)ケアマネジャーの役割 ―― ケアサービスのコーディネータ……61
2)ニーズの優先順位(プライオリティー)……61
3)ニーズとデマンド……62
4)自立とQOLの向上……63
3.ケアカンファレンス(サービス担当者会議)……64
4.介護サービス計画書の作成……67
4 介護支援専門員(ケアマネジャー)……68
1.介護支援専門員指導者……68
2.介護支援専門員とは……68
1)介護支援専門員の位置づけ……68
3.介護支援専門員実務研修受講試験……69
1)目 的……69
2)実務研修受講試験対象者……69
3)受験資格……70
4.介護支援専門員実務研修……71
5.介護支援専門員の配置基準……71
1)指定基準等の考え方について……71
2)介護支援専門員の配置基準……72
6.介護支援専門員の業務内容……72
1)居宅介護支援事業者(ケアプラン作成機関)の介護支援専門員……72
2)介護保険施設の介護支援専門員……73
7.介護支援専門員の基本姿勢……73
8.介護支援専門員の役割・機能……73
1)利用者本位の徹底……73
2)チームアプローチの実施 ―― 総合的判断と協働……73
3)居宅サービス計画に基づくサービス実施状況のモニタリングと計画の修正……74
4)情報提供と情報管理……74
5)信頼関係の構築……75
6)社会資源の開発……75
9.介護支援サービスの記録……75
第3章 介護保険と歯科医師・歯科衛生士……77
1 歯科医師会の役割……77
1.都道府県歯科医師会……77
1)情報の収集と周知……77
2)介護サービス計画作成に関する課題分析項目の検討……78
3)介護支援専門員指導者の育成……78
4)介護支援専門員の養成……78
5)介護保険施設の協力歯科医師……78
2.郡市区歯科医師会……78
1)介護認定審査会への参加……79
2)事業者が使用する課題分析項目の検討……79
3)介護支援専門員や調査員に対し,歯科口腔に関する資料の提供や周知……79
4)要介護認定調査時の歯科医師,歯科衛生士の同道……79
5)市区町村事業や介護サービス事業者との連携……79
6)会員の歯科医師に介護支援専門員の資格を取得させる……79
7)介護サービス計画作成にかかわる協力体制の整備……80
2 歯科医師の役割……80
1.介護認定審査会……80
2.課題分析……80
3.サービス担当者会議と歯科医師……80
4.介護支援専門員と歯科医師……81
5.介護支援専門員である歯科医師……81
3 歯科衛生士の役割……81
4 介護保険制度への課題……82
1.介護保険制度における当面の課題……82
2.医療制度改革の検討項目……82
3.選ばれる“かかりつけ歯科医”……83
第4章 介護保険と口腔ケア……85
1 口腔ケアの基礎知識と意義……85
1.口腔の部位と名称……85
2.口腔の生理……85
3.主な口腔疾患……87
4.口腔疾患が全身の健康に関連する……87
5.全身疾患が口腔に症状として現れる……88
6.清掃法と含嗽剤……88
7.義 歯……89
8.キュアに対する口腔ケア……89
9.口腔ケアの具体例……90
2 口腔ケアを実施するときの留意点……91
1.口腔ケアの対象となる人々……91
2.口腔ケア実施時の留意点……92
1)口腔清拭のみの場合:含嗽が不可能な状態時……92
2)含嗽のみの場合:歯ブラシが使えない状態……93
3)歯ブラシ,歯磨剤が用いられる場合……93
3.患者の状況別留意点……93
1)熱が非常に高い状態……93
2)出血傾向のある患者……94
3)嚥下障害がある場合……94
4)経管栄養を行っている場合……94
5)麻痺や筋力低下がある場合……95
6)手術後または体動制限がある時期……95
7)その他,痴呆などのため口腔保清を自力で行おうとしない場合……95
3 口腔ケアの評価の仕方……96
1.口腔ケアを必要としている患者の口腔保清セルフケア能力の評価……96
1)口腔保清(歯磨き)の習慣……96
2)口腔,歯に対する健康意識……96
3)現在のセルフケア能力……96
2.口腔ケアの介助量・方法の決定とその評価……96
1)介助量・方法……97
2)実施後の評価……97
3.口腔ケア実施者の自己評価……97
1)安全に……97
2)安楽に……97
3)目的達成……98
4 訪問口腔衛生指導とその評価……98
1.訪問口腔衛生指導とは……98
1)定 義……98
2)実 際……99
2.訪問口腔衛生指導の評価……102
1)評価の視点と評価指標……102
2)今後の課題……103
第5章 要介護状態と口腔ケアプランの実際……105
1 課題分析(アセスメント)から口腔ケアプランへの進め方……105
はじめに……105
1.課題分析(アセスメント)……106
2.問題領域の選定……108
3.問題点(ニーズ)の把握……108
4.ケア目標の設定……110
5.ケア項目……111
6.だれが,いつ,どこで,どのように……111
2 要介護状態からみた口腔ケアプラン……112
1.要支援状態……112
2.要介護状態1……114
3.要介護状態2……116
4.要介護状態3……118
5.要介護状態4……120
6.要介護状態5……122
第6章 施設における歯科治療と口腔ケアの進め方……125
1 老人病棟(病院)での歯科治療……125
1.老人病棟とは……125
2.老人病棟に入院している高齢者……126
3.老人病棟での歯科治療の内容……126
1)義歯に関するもの……127
2)口腔ケアの問い合わせ……127
3)齲蝕・歯周病に関する治療……127
4)その他……128
4.老人病棟へ往診したときに……128
2 看護職,介護職への助言・指導のあり方……130
1.全方位へのアプローチが必要……130
2.看護職,介護職の業務を理解する……130
3.当病院の実例……131
4.まとめとして……133
3 病院歯科との連携……134
はじめに……134
1.高齢者歯科医療における病院歯科の役割……134
2.地域保健医療計画……134
3.歯科における次元医療の確立……135
4.病診連携のシステムづくり……136
1)開業歯科医師と病院歯科の機能分担……136
2)病診連携の実際……136
5.病診連携の一例……137
6.病院歯科の実態……138
4 施設協力歯科医と施設との連携……138
1.施設への協力歯科医の参加……139
2.職員の関心を高めるには……139
3.情報交換の重要性……140
4.まとめ……140
5 介護力強化病院,療養型病床群での口腔ケア……142
1.多領域とのカンファレンスを行い,口腔ケアプランを策定した一例……142
1)各専門領域からのアセスメント結果報告と問題点の概略……142
2)口腔ケアプランの策定……146
3)考 察……147
2.各患者様への口腔清掃方法実地指導……148
6 病棟での歯科衛生士の役割……151
1.病棟歯科衛生士の業務……151
1)口腔ケア……151
2)病院内全職員への啓発と研修会……151
3)入院患者さんの口腔内への対応……151
4)診療補助(ベッドサイド,在宅訪問時)……151
5)ベッドサイドで行う諸疾患の予防業務および訓練……151
6)歯科診療後のフォローアップ……152
7)他職種との連携……152
8)歯科スタッフ間の連携……153
9)検 査……153
10)記 録……153
11)その他……153
2.考慮すべきこと……155
おわりに……156
7 特別養護老人ホームでの取り組み……157
1.特別養護老人ホームにおける歯科的問題……157
2.施設歯科訪問診療システムの構築……158
3.歯科衛生士を雇用している特別養護老人ホームの例……158
4.介護保険制度導入後の課題……159
8 老人保健施設の現状と業務内容……160
1.老人保健施設の現状……160
2.老人保健施設における各職種の業務内容……160
1)看護業務……160
2)介護業務……160
3)リハビリテーション業務……161
4)相談指導業務……161
5)薬局業務……162
9 老人保健施設における口腔ケアの取り組み……162
1.歯科治療や口腔ケアを始める前に……162
2.歯科治療……163
3.口腔ケア……164
4.施設職員や介護者への指導……164
5.自立に向けた口腔ケア……164
第7章 Q & A……165
1.痴呆の症状と治療……166
2.褥瘡の症状と治療……168
3.パーキンソン病と治療……170
4.誤嚥性肺炎の原因と治療……171
5.口腔乾燥と口腔ケア……177
6.精神科的痴呆検査と精神科用語……179
7.特定疾病と特定疾患……188
8.MRSAと口腔ケア……193
9.カンジダと口腔ケア……195
10.摂食・嚥下障害のリハビリテーション……197
11.口腔ケアの指示と法的責任……204
12.自立支援のための口腔ケア……206
13.口腔ケア用品……211
14.自立支援……219
15.地域リハビリテーション……223
16.アセスメント表の種類と項目……227
17.かかりつけ医意見書と歯科医師……232
18.介護認定調査員の役割……235
19.病診連携,診診連携に必要な情報……238
20.歯科訪問診療の評価……240
20-1.愛知県の例……240
20-2.大阪府守口市の例……242
21.参考図書……245
第8章 介護保険を理解するための用語解説……249
アルツハイマー病 250/インフォーマル・ケア 250/上乗せサービス 250/オンブズマン 251/かかりつけ医意見書 251/かかりつけ歯科医 252/課題分析 252/介護 253/介護サービス計画 253/介護支援サービス 254/介護支援専門員 254/介護認定審査委員 255/介護認定審査会 255/介護福祉士 256/介護保険事業計画 256/介護保険審査会 257/介護利用型軽費老人ホーム 257/介護力強化病棟(院) 258/看護 258/居宅療養管理指導 259/クオリティオブライフ 259/ケア 260/ケアワーカー 260/軽費老人ホーム 261/言語聴覚士 261/現物給付 262/ゴールドプランと新ゴールドプラン 262/拘縮 263/国保連合会 264/サービス担当者会議 265/作業療法士 265/在宅介護支援センター 266/財政安定化基金 267/失認 267/社会福祉協議会 268/社会福祉士 268/社会保険診療報酬支払基金 269/住宅改修サービス 269/住所地主義 270/住所地主義の特例 270/初老期痴呆 271/償還払い 271/審査請求 272/生活指導員 272/専門調査員 272/ソーシャルワーカー 273/第1号被保険者 273/第2号被保険者 274/短期入所 274/地域リハビリテーション 275/痴呆対応型共同生活介護(痴呆対応型グループホーム) 275/痴呆度 276/調査員 277/調整交付金 277/通所介護 278/デイケア 279/特定市町村 280/特別養護老人ホーム 280/24時間巡回サービス 281/寝たきり度 281/ノーマライゼーション 281/脳血管障害 282/ピック病 283/不服審査請求 283/福祉用具サービス 284/ホームヘルパー 284/ボランティア 285/保険制度と保険事故 285/保健婦(保健士) 286/訪問介護 286/訪問看護サービス 287/訪問看護ステーション 287/訪問入浴サービス 288/民間非営利組織 288/民間保険 289/有料老人ホーム 289/要介護状態 290/要介護認定 290/要支援状態 290/養護老人ホーム 291/横出しサービス 291/リハビリテーション 292/理学療法士 292/療養型病床群 293/老人病棟(院) 293/老人保健施設 293/ADL 294/IADL 294/MDS 295/MDS-HC……295
和文索引……297
欧文索引……302
第1章 介護の現場から……17
1 “される“側ではなく“する”側が変わる……18
2 口腔ケアボランティアの2年を振り返って……22
3 訪問看護婦として考えること……26
4 神経難病患者の介護……30
5 優しさにつつまれて……34
第2章 介護保険……37
1 介護保険制度……37
1.21世紀は高齢者の世紀……37
1)高齢社会の到来……37
2)高齢者の自立……38
3)高齢者の健康……39
2.高齢者保健福祉対策の歩み……40
1)老人福祉法の制定……40
2)老人保健法の創設……41
3)ゴールドプランの策定……41
4)新しい介護システム……42
3.介護保険制度への課題……42
1)自立を助長できるか……42
2)基盤の整備は十分か……43
3)地域間の格差は心配ないか……43
4.介護保険制度の概要……44
1)保険者……44
2)被保険者,受給権者および介護保険料……44
3)介護保険の財源……46
4)保険給付の内容……46
5)居宅療養管理指導(かかりつけ医の医学的管理等)……47
6)要支援認定,要介護認定……47
7)保険給付額等……48
8)利用料……48
9)介護報酬……49
10)サービス提供事業者……50
11)介護サービスの基盤整備……50
2 要介護状態と認定審査会……51
1.要介護状態(要介護度)……51
2.要介護認定……54
1)要介護認定調査……55
2)介護認定審査会……55
3.かかりつけ医意見書……56
4.かかりつけ歯科医意見書……57
3 課題分析から介護サービス計画(ケアプラン)……59
1.課題分析(アセスメント)……59
1)アセスメント方式……59
2)解決すべき課題(ニーズ)の把握……60
2.介護サービス計画(ケアプラン)……61
1)ケアマネジャーの役割 ―― ケアサービスのコーディネータ……61
2)ニーズの優先順位(プライオリティー)……61
3)ニーズとデマンド……62
4)自立とQOLの向上……63
3.ケアカンファレンス(サービス担当者会議)……64
4.介護サービス計画書の作成……67
4 介護支援専門員(ケアマネジャー)……68
1.介護支援専門員指導者……68
2.介護支援専門員とは……68
1)介護支援専門員の位置づけ……68
3.介護支援専門員実務研修受講試験……69
1)目 的……69
2)実務研修受講試験対象者……69
3)受験資格……70
4.介護支援専門員実務研修……71
5.介護支援専門員の配置基準……71
1)指定基準等の考え方について……71
2)介護支援専門員の配置基準……72
6.介護支援専門員の業務内容……72
1)居宅介護支援事業者(ケアプラン作成機関)の介護支援専門員……72
2)介護保険施設の介護支援専門員……73
7.介護支援専門員の基本姿勢……73
8.介護支援専門員の役割・機能……73
1)利用者本位の徹底……73
2)チームアプローチの実施 ―― 総合的判断と協働……73
3)居宅サービス計画に基づくサービス実施状況のモニタリングと計画の修正……74
4)情報提供と情報管理……74
5)信頼関係の構築……75
6)社会資源の開発……75
9.介護支援サービスの記録……75
第3章 介護保険と歯科医師・歯科衛生士……77
1 歯科医師会の役割……77
1.都道府県歯科医師会……77
1)情報の収集と周知……77
2)介護サービス計画作成に関する課題分析項目の検討……78
3)介護支援専門員指導者の育成……78
4)介護支援専門員の養成……78
5)介護保険施設の協力歯科医師……78
2.郡市区歯科医師会……78
1)介護認定審査会への参加……79
2)事業者が使用する課題分析項目の検討……79
3)介護支援専門員や調査員に対し,歯科口腔に関する資料の提供や周知……79
4)要介護認定調査時の歯科医師,歯科衛生士の同道……79
5)市区町村事業や介護サービス事業者との連携……79
6)会員の歯科医師に介護支援専門員の資格を取得させる……79
7)介護サービス計画作成にかかわる協力体制の整備……80
2 歯科医師の役割……80
1.介護認定審査会……80
2.課題分析……80
3.サービス担当者会議と歯科医師……80
4.介護支援専門員と歯科医師……81
5.介護支援専門員である歯科医師……81
3 歯科衛生士の役割……81
4 介護保険制度への課題……82
1.介護保険制度における当面の課題……82
2.医療制度改革の検討項目……82
3.選ばれる“かかりつけ歯科医”……83
第4章 介護保険と口腔ケア……85
1 口腔ケアの基礎知識と意義……85
1.口腔の部位と名称……85
2.口腔の生理……85
3.主な口腔疾患……87
4.口腔疾患が全身の健康に関連する……87
5.全身疾患が口腔に症状として現れる……88
6.清掃法と含嗽剤……88
7.義 歯……89
8.キュアに対する口腔ケア……89
9.口腔ケアの具体例……90
2 口腔ケアを実施するときの留意点……91
1.口腔ケアの対象となる人々……91
2.口腔ケア実施時の留意点……92
1)口腔清拭のみの場合:含嗽が不可能な状態時……92
2)含嗽のみの場合:歯ブラシが使えない状態……93
3)歯ブラシ,歯磨剤が用いられる場合……93
3.患者の状況別留意点……93
1)熱が非常に高い状態……93
2)出血傾向のある患者……94
3)嚥下障害がある場合……94
4)経管栄養を行っている場合……94
5)麻痺や筋力低下がある場合……95
6)手術後または体動制限がある時期……95
7)その他,痴呆などのため口腔保清を自力で行おうとしない場合……95
3 口腔ケアの評価の仕方……96
1.口腔ケアを必要としている患者の口腔保清セルフケア能力の評価……96
1)口腔保清(歯磨き)の習慣……96
2)口腔,歯に対する健康意識……96
3)現在のセルフケア能力……96
2.口腔ケアの介助量・方法の決定とその評価……96
1)介助量・方法……97
2)実施後の評価……97
3.口腔ケア実施者の自己評価……97
1)安全に……97
2)安楽に……97
3)目的達成……98
4 訪問口腔衛生指導とその評価……98
1.訪問口腔衛生指導とは……98
1)定 義……98
2)実 際……99
2.訪問口腔衛生指導の評価……102
1)評価の視点と評価指標……102
2)今後の課題……103
第5章 要介護状態と口腔ケアプランの実際……105
1 課題分析(アセスメント)から口腔ケアプランへの進め方……105
はじめに……105
1.課題分析(アセスメント)……106
2.問題領域の選定……108
3.問題点(ニーズ)の把握……108
4.ケア目標の設定……110
5.ケア項目……111
6.だれが,いつ,どこで,どのように……111
2 要介護状態からみた口腔ケアプラン……112
1.要支援状態……112
2.要介護状態1……114
3.要介護状態2……116
4.要介護状態3……118
5.要介護状態4……120
6.要介護状態5……122
第6章 施設における歯科治療と口腔ケアの進め方……125
1 老人病棟(病院)での歯科治療……125
1.老人病棟とは……125
2.老人病棟に入院している高齢者……126
3.老人病棟での歯科治療の内容……126
1)義歯に関するもの……127
2)口腔ケアの問い合わせ……127
3)齲蝕・歯周病に関する治療……127
4)その他……128
4.老人病棟へ往診したときに……128
2 看護職,介護職への助言・指導のあり方……130
1.全方位へのアプローチが必要……130
2.看護職,介護職の業務を理解する……130
3.当病院の実例……131
4.まとめとして……133
3 病院歯科との連携……134
はじめに……134
1.高齢者歯科医療における病院歯科の役割……134
2.地域保健医療計画……134
3.歯科における次元医療の確立……135
4.病診連携のシステムづくり……136
1)開業歯科医師と病院歯科の機能分担……136
2)病診連携の実際……136
5.病診連携の一例……137
6.病院歯科の実態……138
4 施設協力歯科医と施設との連携……138
1.施設への協力歯科医の参加……139
2.職員の関心を高めるには……139
3.情報交換の重要性……140
4.まとめ……140
5 介護力強化病院,療養型病床群での口腔ケア……142
1.多領域とのカンファレンスを行い,口腔ケアプランを策定した一例……142
1)各専門領域からのアセスメント結果報告と問題点の概略……142
2)口腔ケアプランの策定……146
3)考 察……147
2.各患者様への口腔清掃方法実地指導……148
6 病棟での歯科衛生士の役割……151
1.病棟歯科衛生士の業務……151
1)口腔ケア……151
2)病院内全職員への啓発と研修会……151
3)入院患者さんの口腔内への対応……151
4)診療補助(ベッドサイド,在宅訪問時)……151
5)ベッドサイドで行う諸疾患の予防業務および訓練……151
6)歯科診療後のフォローアップ……152
7)他職種との連携……152
8)歯科スタッフ間の連携……153
9)検 査……153
10)記 録……153
11)その他……153
2.考慮すべきこと……155
おわりに……156
7 特別養護老人ホームでの取り組み……157
1.特別養護老人ホームにおける歯科的問題……157
2.施設歯科訪問診療システムの構築……158
3.歯科衛生士を雇用している特別養護老人ホームの例……158
4.介護保険制度導入後の課題……159
8 老人保健施設の現状と業務内容……160
1.老人保健施設の現状……160
2.老人保健施設における各職種の業務内容……160
1)看護業務……160
2)介護業務……160
3)リハビリテーション業務……161
4)相談指導業務……161
5)薬局業務……162
9 老人保健施設における口腔ケアの取り組み……162
1.歯科治療や口腔ケアを始める前に……162
2.歯科治療……163
3.口腔ケア……164
4.施設職員や介護者への指導……164
5.自立に向けた口腔ケア……164
第7章 Q & A……165
1.痴呆の症状と治療……166
2.褥瘡の症状と治療……168
3.パーキンソン病と治療……170
4.誤嚥性肺炎の原因と治療……171
5.口腔乾燥と口腔ケア……177
6.精神科的痴呆検査と精神科用語……179
7.特定疾病と特定疾患……188
8.MRSAと口腔ケア……193
9.カンジダと口腔ケア……195
10.摂食・嚥下障害のリハビリテーション……197
11.口腔ケアの指示と法的責任……204
12.自立支援のための口腔ケア……206
13.口腔ケア用品……211
14.自立支援……219
15.地域リハビリテーション……223
16.アセスメント表の種類と項目……227
17.かかりつけ医意見書と歯科医師……232
18.介護認定調査員の役割……235
19.病診連携,診診連携に必要な情報……238
20.歯科訪問診療の評価……240
20-1.愛知県の例……240
20-2.大阪府守口市の例……242
21.参考図書……245
第8章 介護保険を理解するための用語解説……249
アルツハイマー病 250/インフォーマル・ケア 250/上乗せサービス 250/オンブズマン 251/かかりつけ医意見書 251/かかりつけ歯科医 252/課題分析 252/介護 253/介護サービス計画 253/介護支援サービス 254/介護支援専門員 254/介護認定審査委員 255/介護認定審査会 255/介護福祉士 256/介護保険事業計画 256/介護保険審査会 257/介護利用型軽費老人ホーム 257/介護力強化病棟(院) 258/看護 258/居宅療養管理指導 259/クオリティオブライフ 259/ケア 260/ケアワーカー 260/軽費老人ホーム 261/言語聴覚士 261/現物給付 262/ゴールドプランと新ゴールドプラン 262/拘縮 263/国保連合会 264/サービス担当者会議 265/作業療法士 265/在宅介護支援センター 266/財政安定化基金 267/失認 267/社会福祉協議会 268/社会福祉士 268/社会保険診療報酬支払基金 269/住宅改修サービス 269/住所地主義 270/住所地主義の特例 270/初老期痴呆 271/償還払い 271/審査請求 272/生活指導員 272/専門調査員 272/ソーシャルワーカー 273/第1号被保険者 273/第2号被保険者 274/短期入所 274/地域リハビリテーション 275/痴呆対応型共同生活介護(痴呆対応型グループホーム) 275/痴呆度 276/調査員 277/調整交付金 277/通所介護 278/デイケア 279/特定市町村 280/特別養護老人ホーム 280/24時間巡回サービス 281/寝たきり度 281/ノーマライゼーション 281/脳血管障害 282/ピック病 283/不服審査請求 283/福祉用具サービス 284/ホームヘルパー 284/ボランティア 285/保険制度と保険事故 285/保健婦(保健士) 286/訪問介護 286/訪問看護サービス 287/訪問看護ステーション 287/訪問入浴サービス 288/民間非営利組織 288/民間保険 289/有料老人ホーム 289/要介護状態 290/要介護認定 290/要支援状態 290/養護老人ホーム 291/横出しサービス 291/リハビリテーション 292/理学療法士 292/療養型病床群 293/老人病棟(院) 293/老人保健施設 293/ADL 294/IADL 294/MDS 295/MDS-HC……295
和文索引……297
欧文索引……302