やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

序文

 本書には多くの論文,講演ならびに講習会で述べられた内容のエッセンスが,顎顔面外科医,歯科医,口腔外科医,脳神経外科医,神経放射線科医,神経内科医,解剖学者,生理学者のために記載されている.そのため本書の目的は,上記の専門家の方々に咀嚼ならびに咽頭周囲に関係する局所解剖についてわかりやすく図解することにある.
 解剖学は医学の中で最も古い学問の一つである.それゆえ,解剖学的な構造を最初に報告した著者の名前の引用には細心の注意をはらった.私が解剖学の教育に携わって以来今日まで,自分の時間を臨床解剖と頭頚部領域の臨床家との意見交換に費やしてきた.特に下記にABC順に記した教授およびその他の多くの顎顔面外科医,耳鼻咽喉科医,脳神経外科医,神経放射線科医,ならびに神経内科医の方々から本書に対する多くのご助言と貴重な示唆ならびに付図の提供をいただいた.HedelbergのDenecke博士,Hannoer大学口腔外科主任Hausamen博士,Bochum大学口腔外科主任Machtens博士,Hadelberg大学口腔外科主任Mu¨hlng博士,Wu¨rzberg大学口腔外科主任Reuther博士,ManzのScheuneman博士,Hamburg大学口腔外科主任Schmelzle博士,Tubngen大学口腔外科主任Schwenzer博士,FuldaのMuncpal病院病院長耳鼻咽喉科W.Draf教授,Erlangen-Nu¨rnberg大学耳鼻咽喉科主任M.E.Wgand教授,およびZu¨rch大学耳鼻咽喉科主任H.Fsch教授の方々からはそれぞれの領域の多くの問題についてご教示いただいた.また,Wu¨rzburg大学Schro¨der教授には特に最近の話題について貴重な考察をしていただいた.あわせて感謝申し上げる.
 測定と統計処理については教室の助手の方々と多くの大学院学生の方々の労なしには語れない.ここに感謝申し上げる.
 本書はミニプレート固定術やインプラント埋入術のための解剖学的基礎についてもその内容を提供するであろう.
 図表のすべては本学の解剖遺体を撮影した資料から作成した.測定にはCrstof氏の助力を必要とした.また,秘書のK.Maak女史,技官のE.Engel女史およびI.Schatz女史にも感謝申し上げる.
 最後に本書の作成に当たり高い印刷技術を余すところなく活用していただいたGeorg Theme Verlag社ならびにGu¨nther Hauff博士と技師の方々に感謝申し上げる.
 本書が咀嚼器官と頚部における確実な診断と安全な手術のために活用されることを熱望する.
 1995年4月 Wu¨rzburgにて Johannes Lang

日本語版によせて

 医学における真の務めは疾病の認識と治療にある(Joseph Hyrtl,1885).今日では疾病予防の問題を除くとこの定義は正確といえるであろう.診断はまず第一に科学的知識に基づかねばならない.解剖学は組織の科学である.この理由から,解剖学が器官の外表と単に関係しているにすぎないと考えるのは早計である.その目的はさまざまな機能にゆだねられている.解剖学者は生理的な諸問題を念頭におかずして研究を遂行することはできないし,結論においてもこのことを無視できない.また,それらの諸問題の重要性について考慮しながら研究しており,単に構造のみに注目しているのではない.長年にわたる人体に関する肉眼的ならびに顕微鏡的研究から,余すところなく完全にこのことについて述べられるようになったことは今日では周知のことである.
 人体は何世紀にもわたる肉眼的および顕微鏡的研究のおかげで,今日では余すところなく調べ尽くされてしまっているかのごとく印象を受けている.しかし,近代的な解剖学の教科書をひもとくと,このことは決して真実ではない.古典的な解剖学は多くの解剖学者の興味をもはや示しはしない.このようにして解剖学者が臨床解剖に寄与するようになって以来,私は頭頚部領域の臨床解剖に関する新しい知見を得るように努力してきた.臨床解剖の新しい知見の数々は,ヨーロッパと日本の多くの研究者たちの助力で成し遂げられてきた.研究の一部は頭蓋底および脳実質,神経系,血管系,関節および筋肉など,その周囲組織とも関連している.この領域に関して,脳神経外科学,神経放射線科学,口腔顎顔面外科学,神経科学,耳鼻咽喉科学,解剖学および生理学の多くの研究者の方々からご教示いただいた.診断と手術に関するこれらの領域からこのような貴重なご教示とご示唆をいただいたことに感謝申し上げる.
 本書がこのたび,大阪歯科大学・覚道健治教授を中心とした臨床解剖に造詣の深い日本の口腔外科医と解剖学者の方々により翻訳され上梓されることとなった.そのご努力と原書に対する詳細なご指摘に感謝申し上げる.
 また,恩師であるRtter on Lanz教授ならびに私の門下生の助力なしには本書の測定値や統計検索を完成することは不可能であったろう.感謝申し上げる.
 本書に掲載した図表の大半は,私自身が剖検したときのスライドから起こしたものであり,剖検時の測定にはM.Chrstof氏の助力を必要とした.また,秘書のK.Maak女史,研究助手のE.Engel女史ならびにI.Schatz女史にも感謝申し上げる.
 本書が口腔解剖学,口腔外科学,歯科補綴学などの歯学各科のみならず,広く日本における頭頚部領域を学ぶ人々の良き伴侶となれば,著者としてこれに勝る喜びはない.
 Professor Dr.Med.Johannes Lang Charman Anatomshes Insttut der Bayerschen Unersta¨t Wu¨rzburg

訳者の序

 本書は“Clncal Anatomy of the Mastcatory Apparatus and Perpharyngeal Spaces”の邦訳である.原著は,咀嚼器官と頚部に関係する臨床解剖についての長年にわたるLang教授の研究とヨーロッパおよび日本の多くの人々の研究結果をもとに,豊富なカラー写真を使って系統的にわかりやすく述べられており,特に実際の臨床との接点については詳細に述べられている.
 原著を通じて,著者の頭頚部領域の臨床解剖に対する造詣の深さと,この領域の研究に対する情熱を読みとることができる.
 歯科医師は,咀嚼器官という臓器を担当する医療従事者であり,単に歯にとどまらず頭頚部領域に関して広く十分な知識と臨床的視点にたった能力をもつことが必要である.これまで,咀嚼器官や頚部の臨床解剖に関して,歯科医師や歯科学生がわかりやすく,かつ十分な知識を得るための参考書が少なかった.原著はその目的にかなったもので,口腔外科はもとより,咀嚼器官を担当する補綴科や矯正歯科を志望される学生や臨床医にとって,本書は実際的な知識を提供するものと思い,翻訳することを考えた.
 Lang教授に原著の邦訳についてご承諾を求めたところ,ご快諾を得ることができ,しかも日本語版に対する序文と近影までいただいたご好意に感謝申し上げる.
 このたびの翻訳にあたっては,できるだけ原著に忠実に,わかりやすい日本語に訳すように努めたつもりであるが,あるいは正確さを欠いた部分もあることをおそれている.また,解剖用語集では,「隙」および「頸」となっている用語については,分担訳者である3人の解剖学者と協議のうえ,正字である「隙」および「頚」を使用することとした.さらに,解剖用語集に記載のない用語については慣用の用語を選択し,注釈を記載した.内容についてわかりにくいところや,原著の誤植については,Lang教授に直接連絡をとり,加筆訂正した.読者のご叱正をいただければ幸いである.
 最後に,医歯薬出版株式会社,編集部の方々の労に厚く御礼申し上げる.
 1998年5月 訳者を代表して 覚道健治
推薦の辞
日本語版によせて
訳者の序
序文

第1章 上下顎(口腔顎系)―― 総論……1
第2章 上 顎……3
 1.発 育……3
   1)顎前骨……3
   2)上顎骨……3
   3)口蓋縫合……3
   4)切歯稜……7
   5)正中口蓋縫合と横口蓋縫合の交叉様式……7
   6)硬口蓋上の血管溝……7
   7)口蓋骨の発生……8
 2.口蓋裂……8
   1)口蓋裂の有病率……8
   2)口唇口蓋裂型……9
   3)口蓋裂の性差……9
   4)口唇口蓋裂と生歯……9
   5)口蓋裂患者における鼻咽腔閉鎖……9
   6)口蓋部におけるまれな奇形……9
   7)口蓋裂の外科的療法……9
 3.硬口蓋……10
   1)口蓋長,出生後発育……10
   2)口蓋の高さ……11
   3)正中口蓋隆起……12
   4)口蓋骨口蓋稜……13
   5)口蓋幅径……13
   6)後口蓋幅径……13
   7)第二大臼歯:正中からの長さ……13
   8)硬口蓋:神経血管孔……13
   9)口蓋粘膜……15
   10)歯槽突起……15
   11)上顎結節……16
   12)歯列弓と歯槽突起形態……16
   13)上顎歯槽突起:退縮と義歯……17
   14)歯槽隆起……17
   15)上顎血管系……17
第3章 下 顎……19
 1.発 育……19
   1)オトガイ結合……19
   2)オトガイ小骨……20
 2.下顎骨の生後の成長……22
   1)下顎体高……23
   2)下顎孔……25
   3)下顎枝……28
   4)下顎管……32
   5)下顎管の高さ……32
   6)下顎管内の下歯槽動脈の走行……32
   7)下顎管の歯根との関係……32
   8)小 管……32
   9)副下顎管:応用解剖学……33
   10)顎舌骨筋線……34
   11)歯槽部:歯の転置と生活力……34
   12)下顎体への血液供給……34
   13)加齢による下顎骨血液供給の変化……34
   14)オトガイ部……34
   15)下顎骨の重量……35
   16)下顎骨の応力線……35
   17)下顎隆起……36
   18)頬筋隆線……36
   19)歯の喪失に伴う下顎骨の萎縮……36
   20)オトガイ孔……36
   21)オトガイ孔の破格例……37
   22)下顎骨形成不全……37
   23)第一内臓弓の異常……37
   24)下顎骨の“ソフトゾーン”と骨折……37
   25)骨治癒……38
   26)転位歯……38
   27)含歯性嚢胞……38
   28)斜頚にみられる下顎非対称……39
   29)歯の大きさと形態……39
   30)歯の大きさと人種差……39
   31)歯の位置異常と顎変形……39
   32)上顎第一大臼歯の咬合面観……40
   33)下顎第三大臼歯の構造的単純化……40
   34)中切歯の双生……41
 3.口腔のリンパ管……41
 4.顎および口腔領域:感染経路と外科的アプローチ……41
第4章 歯周靭帯……43
 1.歯周靭帯の発達……43
 2.歯周靭帯……43
 3.歯周靭帯の機能……44
 4.歯周靭帯の周辺部……44
 5.歯周靭帯の細胞成分……44
 6.歯周靭帯の血管供給……44
 7.歯周靭帯の神経分布……45
 8.歯列弓……46
   1)接触点と正中離開……46
   2)生理的離開……46
   3)生理的近心移動……46
   4)一歯対一歯および一歯対二歯の対合関係……47
   5)下顎第三大臼歯……48
   6)咬合のタイプ……48
第5章 顎関節……49
 1.発 育……49
 2.関節包の発達……49
   1)神経分布の発育……49
   2)下顎窩と関節結節の発育……49
   3)下顎窩と関節隆起の軟骨性被覆……51
 3.成人における下顎窩と関節隆起……51
   1)関節後突起……52
   2)側頭関節面:成人での大きさ……53
 4.下顎頭……54
   1)関節軟骨と生後の変化……54
   2)下顎頭の長軸……56
 5.関節円板……56
 6.頭蓋関節面……58
   1)下顎窩の境界……58
   2)下顎窩の曲率半径……58
   3)関節隆起……58
 7.関節円板の構造……59
 8.関節円板の停止……60
 9.下顎頭……60
   1)形態学的タイプ……60
   2)非対称性……60
   3)バリエーション……60
   4)下顎頭の生理学的前傾……61
   5)二重下顎頭……61
   6)関節軟骨……61
 10.陥 凹……61
 11.関節円板の穿孔……61
 12.顎関節の神経分布……62
   1)受容器……62
   2)神 経……65
 13.顎関節の血管分布……66
 14.関節靭帯……66
   1)外側靭帯……66
   2)内側靭帯……67
   3)蝶下顎靭帯……67
   4)茎突下顎靭帯……67
   5)茎突舌骨靭帯と茎状突起……67
 15.顎関節の運動……68
   1)概 論……68
   2)上および下関節腔……69
   3)開閉口運動……69
   4)関節軸……70
   5)側方運動……71
   6)咀 嚼……71
   7)安静位……72
   8)咬合位……72
 16.咬 交……73
   1)矢状および側方顆路……73
   2)スピーの弯曲……73
   3)ベネット運動……73
   4)矢状顆路……74
   5)側方顆路……74
   6)反 論……74
   7)顎関節力学……74
 17.顎関節機能障害……75
   1)筋の顎関節運動反射のコントロール……75
   2)下顎奇形と後頭下頭痛……75
   3)顎関節症候群,筋筋膜疼痛機能障害(MPD)症候群……75
   4)相反性クリック……76
   5)疼 痛……76
   6)ストレスによる咬合……76
   7)コステン症候群……76
   8)関節腔幅径と穿刺……77
 18.顎関節疾患……77
   1)顎関節機能障害における筋組織……77
   2)顎関節における種子骨……78
 19.下顎頭の置換術……78
 20.関節隆起の再建術……78
 21.顎関節の脱臼……78
   1)顎関節脱臼の治療……79
   2)下顎頭切除術と関節円板切除術……79
   3)下顎頭の片側肥大……79
   4)関節円板の穿孔……80
   5)顎関節の嚢胞……80
   6)顎関節疾患とユウスタキイ管……80
   7)乾 癬……80
   8)顎関節機能障害……80
   9)中頭蓋窩内への下顎頭の転位……80
   10)義歯床下の下顎隆線の萎縮……80
   11)下顎の再生……80
 22.顎関節への外科的アプローチ……82
 23.咀嚼パターン……82
   1)一過性の3相の咀嚼パターン……82
   2)チョッピングとグラインディング……82
   3)歯槽頂間線……82
   4)咀嚼面の咬合小面……82
第6章 咀嚼筋……83
 1.総 論……83
 2.咀嚼筋の機能力……83
 3.側頭筋……83
   1)起 始……83
   2)経 過……84
   3)停 止……85
   4)筋 層……85
   5)側頭筋の機能……85
   6)神経分布……85
   7)変 異……86
   8)血管の供給……86
 4.咬 筋……86
   1)起 始……86
   2)経 過……87
   3)咬筋浅層……88
   4)咬筋中層……88
   5)咬筋深層……88
   6)咬筋の機能……89
   7)変 異……89
   8)慢性両側性咬筋肥大……89
   9)振 戦……89
   10)神経脈管供給……89
 5.内側翼突筋……90
   1)起 始……90
   2)経 過……91
   3)停 止……91
   4)内側翼突筋副部(結節頭)……91
   5)神経脈管分布……92
   6)翼突筋-咬筋索……92
   7)変 異……92
 6.外側翼突筋……94
   1)上 頭……94
   2)下 頭……95
   3)外側翼突筋の機能……96
   4)翼突裂孔……96
   5)神経分布……96
   6)血管供給……96
   7)変 異……97
 7.咀嚼筋の検査……97
 8.荷重に対する顎顔面の力学的反応……97
 9.顎関節の圧縮負荷……97
 10.頬 筋……97
   1)起 始……97
   2)経 過……98
   3)停 止……98
   4)頬筋と耳下腺管……98
   5)神経脈管の分布……98
   6)頬筋の機能……98
   7)応用解剖学……98
第7章 組織隙……99
 1.頬側頭隙……99
   1)頬側頭隙の境界……99
   2)頬側頭隙に含まれる組織……100
   3)頬神経および頬動脈の走行……101
   4)炎症の拡大(蔓延)……101
   5)頬側頭器官……101
 2.頬 隙……102
 3.頬脂肪体……102
   1)成人における頬脂肪体……102
   2)小児における頬脂肪体……103
   3)頬脂肪体の機能……103
   4)応用解剖学……103
 4.上顎後方部隙と筋膜……104
   1)上顎後方部隙の境界……104
   2)応用解剖学……105
 5.咀嚼筋隙……106
   1)外科的アプローチ……106
   2)頚筋膜浅葉の上部……107
   3)咬筋筋膜……107
   4)側頭筋膜深層……108
   5)側頭頬筋靭帯……108
   6)S状中隔……108
   7)外側翼突筋筋膜……108
   8)内側翼突筋筋膜……109
 6.翼突下顎隙……109
   1)炎症の進展……109
第8章 咀嚼筋隙の解剖学的構成……111
 1.動 脈……111
   1)顎動脈……111
 2.静 脈……118
   1)翼突筋静脈叢……118
 3.神 経……119
   1)下顎神経……119
 4.耳神経節……124
   1)神経根……126
   2)分 枝……126
 5.翼口蓋窩……126
   1)上顎気腫性嚢胞……128
 6.開 口……128
   1)翼上顎裂……128
   2)正円孔(管)……129
   3)蝶口蓋孔……129
   4)4つの形態学的型……129
   5)翼突管と口蓋骨鞘突管,後副開口……130
 7.翼口蓋窩の構成内容……130
   1)翼口蓋神経節……130
 8.翼口蓋管の壁……137
   1)口蓋管の構造配列……138
   2)硬口蓋の大口蓋動脈の経路……138
 9.顎動脈の翼口蓋部……138
   1)翼口蓋窩内の顎動脈の経過……139
   2)顎動脈の第三番目の部分の分枝……141
   3)翼口蓋窩の静脈……142
   4)翼口蓋窩の上顎神経の分枝……142
   5)咀嚼筋隙に影響する症候群……143
   6)翼口蓋窩と咀嚼筋隙の腫瘍……144
 10.顎動脈と翼口蓋神経節への外科的アプローチ……144
   1)経上顎洞アプローチとLe FortI型骨切り術……144
   2)咀嚼筋隙(と翼口蓋窩)への外側アプローチ……145
第9章 咽頭周囲隙……149
 1.咽頭周囲隙の細区分とその内容物……149
 2.咽頭周囲隙の筋膜……149
   1)側頭筋膜……150
   2)外側翼突筋膜……151
   3)翼突間筋膜(翼突棘靭帯)……151
   4)茎状突起から起こる筋膜……152
   5)蝶咽頭筋膜……153
   6)深頚筋膜(椎前筋膜)……153
   7)翼筋膜……153
   8)頚動脈鞘……153
   9)咽頭筋膜……153
 3.隙……153
   1)咽頭傍隙の動脈……154
   2)咽頭傍隙における静脈……157
   3)咽頭傍隙における神経……162
   4)応用解剖学……167
   5)リンパ管とリンパ節……169
   6)咽頭傍隙での自律神経系……171

文献……175
索引……187