I編
総論
1章 薬理学の領域,歴史と概念……石田 甫
1 歯科薬理学の領域
2 薬理学の概念
3 薬理学の歴史
2章 薬理作用と作用機序……石田 甫
1 薬理作用の本質,基本的形式,経過と範囲
1 薬理作用の本質
2 薬理作用の基本的形式
3 薬理作用の経過
4 薬理作用の範囲
5 薬物の主作用と副作用
2 薬物の作用点と選択性
1 薬物の作用点
2 薬物の選択性
3 受容体を介する薬物の作用
4 受容体を介さず作用する薬物
5 薬物の化学構造と薬物活性
3章 受容体と細胞内情報伝達系……石田 甫
1 受容体の構造と種類
1 細胞膜受容体の構造
2 核内受容体の構造
2 受容体と情報伝達
1 細胞膜受容体と細胞間情報伝達系
2 細胞膜受容体と細胞内情報伝達系
3 細胞内情報伝達系
4章 薬理作用を規定する要因……斎藤喜八
1 用量と反応
2 生体の感受性
1 種差
2 性差
3 年齢
4 特異体質
5 薬物アレルギー
6 病的状態
7 心理状態
3 薬物の蓄積,依存,耐性
1 蓄積
2 薬物依存と耐性
4 薬物相互作用
1 協力作用
2 拮抗作用
5 生物学的利用能
5章 薬物動態……土肥敏博
1 薬物の適用経路
1 経口的適用
2 注射による適用
3 吸入
4 粘膜適用
5 皮膚適用
6 ドラッグデリバリーシステム
2 薬物の生体膜通過
1 受動拡散
2 濾過
3 細胞間流
4 膜輸送蛋白による輸送
5 飲作用
3 薬物の吸収に影響する因子
4 薬物の血中動態
5 体内分布
1 血漿蛋白との結合
2 脂肪組織への移行度
3 血液-組織関門
6 代謝
1 薬物代謝酵素
2 薬物代謝活性に影響する因子
7 排泄
1 腎臓からの排泄
2 消化器系からの排泄
3 その他の排泄経路
6章 薬物の副作用,有害作用……大浦 清 篠原光子
1 一般的副作用有害作用の分類
1 薬物アレルギー
2 造血臓器障害
3 肝障害
4 腎障害
5 中枢神経障害
6 催奇形性
7 薬物依存
8 発癌性
2 口腔領域に現れる副作用,有害作用
1 歯肉肥大(症)
2 口腔乾燥(症)
3 唾液分泌過剰
4 味覚障害
5 口唇炎(口唇異常感)
6 口内炎
7 歯の形成不全と着色
8 その他
3 副作用の予知と回避
7章 臨床薬理学の概要……大浦 清 篠原光子
1 医薬品とその開発
1 医薬品とは
2 医薬品の開発
2 日本薬局方
3 処方箋の実際
4 薬物適用上の注意点
1 禁忌(適用禁忌)
2 妊婦
3 小児
4 高齢者
5 病態
5 薬物の表示,保管などに関する基本的事項
1 剤形による分類
2 法律規制による分類
3 薬効による分類
4 製造承認による分類
II編 各論
薬理学
1章 末梢神経作用薬
A 総論……石田甫
1 末梢神経系の構造と機能
1 自律神経系の構造と機能
2 体性神経系の構造と機能
2 化学伝達
3 化学伝達物質による末梢神経系の分類
1 アセチルコリン
2 ノルエピネフリン
4 末梢神経系に作用する薬物
B 各論
1 コリン作動性薬物……石川康子 石田 甫
1 コリンエステル類
2 天然アルカロイド類
3 抗コリンエステラーゼ薬
2 コリン作動性効果遮断薬……石川康子 石田 甫
1 ベラドンナアルカロイド
3 アドレナリン作動性薬……土肥敏博
1 カテコールアミン
2 その他のアドレナリン作用薬
3 アドレナリン作動性神経終末に作用する薬物
4 アドレナリン作動性効果遮断薬……土肥敏博
1 受容体遮断薬
2 @受容体遮断薬
5 アドレナリン作動性ニューロン遮断薬……土肥敏博
6 神経節に作用する薬物……石川康子
1 神経節遮断薬
7 神経筋接合部に作用する薬物……石川康子
1 神経筋接合部における伝達機構
2 神経筋接合部遮断薬
3 骨格筋の興奮収縮連関に直接作用する骨格筋弛緩薬
4 その他,神経筋接合部に作用する毒素など
5 神経筋接合部興奮薬
2章 中枢神経系に作用する薬物
A 総論……斎藤喜八
1 アセチルコリン
2 カテコールアミン
3 セロトニン
4 ヒスタミン
5 神経性アミノ酸
1 GABA
2 グリシン
3 グルタミン酸
4 アスパラギン酸
6 神経ペプチド
B 各論
1 全身麻酔薬……河原道夫 入舩正浩
1 麻酔深度
2 全身麻酔薬の作用機序
3 吸入麻酔薬
4 静脈麻酔薬
5 NLA麻酔
2 睡眠薬・鎮静薬……川口 充
1 睡眠と不眠
2 ベンゾジアゼピン類
3 バルビツール酸誘導体
4 その他の睡眠,鎮静薬
3 アルコール……斎藤喜八
1 エタノール
2 メタノール
4 抗痙攣薬……斎藤喜八
1 痙攣発作の型
2 バルビツール酸誘導体
3 非バルビツール酸類
5 向精神薬……小林雅文 越川憲明
1 精神薬理学の概論
2 抗精神病薬
3 抗不安薬
4 抗うつ薬
付 抗躁薬
6 脳代謝賦活薬・脳循環改善薬……西川殷維
1 脳代謝賦活薬
2 脳循環改善薬
7 パーキンソン病治療薬・中枢性筋弛緩薬……北山滋雄
1 パーキンソン病治療薬
2 中枢性骨格筋弛緩薬
8 中枢神経興奮薬……北山滋雄
1 脊髄への作用
2 脳幹延髄への作用
3 脳幹上部から大脳皮質への作用
9 その他,LSD,大麻(マリファナ)などの精神機能へ影響を及ぼす薬物……北山 滋雄
1 LSD
2 大麻
3 フェンシクリジン
4 コカインおよび関連薬物
3章 オータコイド
A 総論……西川殷維
B 各論
1 ヒスタミン……西川殷維
1 生合成・分布・代謝
2 薬理作用
3 内因性ヒスタミン
4 H受容体遮断薬
5 H受容体遮断薬
6 H受容体遮断薬
7 ヒスタミン遊離阻害薬
2 セロトニン……西川殷維
1 分布・生合成・代謝
2 薬理作用
3 内因性セロトニン
4 セロトニン受容体作用薬
5 セロトニン受容体拮抗薬
6 セロトニン取り込み阻害薬
3 アンジオテンシン……西川殷雄
1 生合成・代謝
2 薬理作用
3 内因性レニン-アンジオテンシン系
4 レニン-アンジオテンシン抑制薬
5 アンジオテンシン受容体拮抗薬
4 血漿キニン……斎藤喜八
5 ニューロペプチド……斎藤喜八
6 エイコサノイド……土肥敏博
1 化学
2 生合成と代謝
3 プロスタノイド受容体とサブタイプと薬理作用
4 内因性プロスタグランジン
5 エイコサノイド関連化合物受容体拮抗薬および合成阻害薬と臨床応用
6 血小板活性因子
7 サイトカイン……菊谷 仁
1 サイトカインの構造と機能
2 サイトカインとT細胞球亜集団
3 Th1/Th2バランスと免疫反応
4 サイトカインの受容体とその構造
5 サイトカイン受容体からのシグナル伝達
4章 循環系作用薬
A 総論……土肥敏博
B 各論
1 強心薬……西川殷維
1 強心配糖体
2 その他の強心薬
2 抗不整脈薬……西川殷維
3 抗狭心症薬……土肥敏博
1 狭心症と治療薬
2 代表的な抗狭心症薬
4 抗高血圧薬……土肥敏博
1 高血圧症と抗高血圧薬
2 交感神経系に作用する薬物
3 血管拡張薬
4 アンジオテンシン系拮抗薬
5 降圧利尿薬
6 抗高血圧薬の選択
5 その他の末梢血管作用薬……土肥敏博
1 末梢血管拡張薬
2 末梢血管収縮薬
6 動脈硬化症治療薬……土肥敏博
5章 体液平衡に影響する薬物……西川殷維
A 総論
1 体液およびその区分
1 体液とは
2 細胞外液
3 細胞内液
2 細胞外液の調節
1 浸透圧調整
2 酸-塩基平衡
3 腎臓の生理的機能
1 糸球体濾過
2 尿細管再吸収
3 尿細管分泌
B 各論
1 利尿薬
1 定義
2 強心性利尿薬
3 水および浸透圧性利尿薬
4 酸形成塩
5 水銀利尿薬
6 炭酸脱水酵素阻害薬
7 ナトリウム利尿ペプチド
8 ベンゾサイアザイド系(サイアザイド系)利尿薬およびその近縁利尿薬
9 ループ利尿薬
10 カリウム保持性利尿薬
11 キサンチン誘導体,アミノウラシル誘導体,トリアジン誘導体
12 陽イオン交換樹脂
2 輸液
1 電解質輸液
2 複合電解質輸液
3 栄養輸液
4 膠質浸透圧輸液
3 有機物の尿細管輸送を抑制する薬物
1 プロベネシド
2 スルフィンピラゾン
3 ベンズブロマロン
6章 血液・造血臓器作用薬……松本仁人
A 総論
B 各論
1 抗凝固(血)薬
1 ヘパリン
2 経口抗凝固薬
3 血栓溶解薬
2 抗貧血薬
3 抗血小板薬
4 抗高脂血症薬
5 その他
7章 呼吸器系作用薬……筒井健機
A 総論
B 各論
1 呼吸促進薬
1 二酸化炭素
2 中枢性呼吸促進薬
3 反射性呼吸刺激薬
2 鎮咳薬
1 中枢性鎮咳薬
2 末梢性鎮咳薬
3 去痰薬
1 分泌を促進させるもの
2 粘液を溶解するもの
3 分泌促進と粘液溶解の両作用を有するもの
4 抗喘息薬
1 気管支平滑筋を弛緩させる薬物
2 アレルギー反応を抑制する薬物
3 その他
5 その他
1 抗鼻閉薬
2 含嗽薬
8章 消化器系作用薬……石川康子
A 総論
B 各論
1 分泌機能に影響する薬物
1 分泌を促進する薬物
2 分泌を抑制する薬物
2 運動機能に影響する薬物
1 胃の運動に影響する薬物
2 腸管の運動に影響する薬物
3 消化管粘膜に局所的に作用する薬物
1 潰瘍治療薬
2 収斂薬,粘漿薬,吸着薬
9章 平滑筋に作用する薬物……木村智彦
A 総論
B 各論
1 収縮薬
2 弛緩薬
10章 ホルモンおよびホルモン拮抗薬……土肥敏博
A 総論
1 細胞膜に作用するホルモン
2 遺伝子に作用するホルモン
B 各論
1 視床下部ホルモンと脳下垂体ホルモン
1 視床下部ホルモン
2 下垂体前葉ホルモン
3 下垂体後葉ホルモン
2 甲状腺ホルモンと拮抗薬
1 甲状腺ホルモン
2 抗甲状腺薬
3 放射性ヨード
3 カルシトニン
4 上皮小体ホルモン
5 膵臓ホルモン
1 血糖の調節
2 インスリン
3 経口的血糖降下薬
4 グルカゴン
6 副腎皮質ホルモン
1 糖質コルチコイド
2 鉱質コルチコイド
3 抗アルドステロン薬
4 ステロイド合成阻害薬
7 性ホルモン
1 男性ホルモン
2 卵胞ホルモンと黄体ホルモン
8 口腔領域におけるホルモン作用
11章 ビタミン……高木順彦
1 水溶性ビタミン
1 ビタミンB ,チアミン
2 パントテン酸
3 ビオチン
4 リボフラビン,ビタミンB
5 ナイアシン
6 ビタミンB
7 ビタミンB(シアノコバラミン)
8 葉酸
9 ビタミンC(アスコルビン酸)
2 脂溶性ビタミン
1 ビタミンA
2 ビタミンD
3 ビタミンE
4 ビタミンK
III編 各論2 歯科薬理学
12章 局所麻酔薬……土肥敏博
A 総論
1 歴史
2 化学
3 局所麻酔薬の作用機序
4 活性型
5 薬理作用
1 局所作用
2 吸収作用
3 血管収縮薬の併用
6 吸収・運命
7 過敏症
8 急性中毒とその処置
9 その他
10 効力検定法
11 局所麻酔薬の適用方法
1 表面麻酔
2 浸潤麻酔
3 伝達麻酔
4 脊 走ヰ・ 5 硬膜外麻酔
6 仙骨麻酔
B 各論
1 天然局所麻酔薬
2 合成局所麻酔薬
1 歯科領域における神経麻痺薬
13章 鎮痛薬……前田定秋
A 総論
1 痛み
1 末梢における痛みの受容
2 発痛物質
3 痛覚伝導路
4 歯痛の発生と伝導路
5 痛覚の内因性抑制機構
6 鎮痛効力検定
B 各論
1 麻薬性鎮痛薬
1 モルヒネ
2 モルヒネ様半合成鎮痛薬
3 合成鎮痛薬
4 モルヒネ拮抗性鎮痛薬
5 麻薬拮抗薬
14章 解熱性鎮痛薬……前田定秋
1 サリチル酸誘導体
2 ピラゾロン誘導体
3 ピラゾリジン誘導体
4 アニリン誘導体
5 その他
15章 抗炎症薬……大浦 清 篠原光子
A 総論
1 炎症および抗炎症薬
2 炎症の経過
1 第1期
2 第2期
3 第3期
3 炎症のケミカルメディエーター
1 ヒスタミン
2 セロトニン
3 プロスタグランジン類
4 ブラジキニン,カリジン
5 サイトカイン類
6 活性酸素
B 各論
1 ステロイド系抗炎症薬
1 副腎皮質ホルモンの分類と作用機序
2 天然副腎皮質ホルモン
3 合成副腎皮質ホルモン
2 非ステロイド系抗炎症薬
1 酸性非ステロイド系抗炎症薬
2 非酸性(塩基性)非ステロイド系抗炎症薬
3 抗プラスミン薬
4 抗ヒスタミン薬
5 消炎酵素薬
6 金化合物
3 抗アレルギー薬
1 化学伝達物質遊離抑制薬
2 化学伝達物質合成阻害薬
3 化学伝達物質の受容体拮抗薬
16章 防腐薬および消毒薬……高木順彦
A 総論
1 滅菌・消毒・防腐
2 防腐薬の薬理作用機序
3 防腐作用の選択効果
4 防腐薬の効果を左右する因子
5 防腐薬の効果判定
6 防腐薬の具備すべき条件
7 防腐薬の分類
B 各論
1 重金属化合物
2 酸化剤
3 ハロゲンおよびハロゲン含有化合物
4 アルコール類
5 アルデヒド類
6 フェノールおよびフェノール誘導体
7 その他の有機性消毒薬
8 植物性揮発油類,精油類
9 界面活性剤
1 アニオン型界面活性剤
2 カチオン型界面活性剤
3 両性界面活性剤
4 非イオン型界面活性剤
10 有機色素
1 アクリジン色素
2 トリフェニルメタン色素
3 チオニン色素
11 HBV,HIV消毒薬
1 B型肝炎ウイルス
2 HIV
12 その他
1 MRSAの消毒
2 エチレンオキサイド
17章 腐蝕薬と収斂薬……南 直臣 丸山七朗
1 腐蝕薬
1 強酸類
2 強塩基類
3 重金属塩
2 収斂薬
1 植物性収斂薬
2 重金属収斂薬
18章 止血薬……南 直臣 丸山七朗
A 総論
1 定義
2 出血の原因
3 止血機構
4 止血薬の分類
B 各論
1 局所性止血薬
1 トロンビン
2 吸収性ゼラチンスポンジ
3 酸化セルロース
4 アルギン酸ナトリウム
5 塩化アルミニウム
6 その他
2 全身性止血薬
1 血管強化薬
2 血液凝固機転改善薬
3 抗プラスミン薬
4 その他
19章 病原微生物に作用する化学療法薬
A 総論……杉中秀壽
1 定義
2 選択毒性
3 抗菌作用の様式
4 抗菌力の力価
5 抗菌スペクトル
6 化学療法薬の分類
7 薬物耐性
8 副作用
9 薬物動態学
B 各論……三宅洋一郎
1 病原微生物に作用する化学療法薬
1 細胞壁合成阻害薬
2 蛋白合成阻害薬(リボソーム阻害薬)
3 核酸合成阻害薬
4 補酵素阻害薬
5 抗抗酸菌薬
6 細胞膜障害薬
7 細菌以外の微生物に対する化学療法薬
20章 免疫機能に作用する薬物……菊谷 仁
A 総論
1 免疫反応とその制御
1 免疫担当細胞
2 免疫反応の成立とその調節
1 抗原認識とリンパ球の活性化
2 体液性免疫反応
3 細胞性免疫
B 各論
1 免疫反応に促進的に作用する薬物
1 サイトカイン
2 免疫増強効果を有する細菌由来製剤および合成製剤
2 免疫反応に抑制的に働く薬物
1 代謝抑制剤
2 グルココルチコイドステロイド
3 シグナル伝達阻害薬
4 抑制性サイトカインおよびサイトカイン・サイトカイン受容体拮抗薬
5 リンパ球表面分子の機能阻害
21章 抗悪性腫瘍薬……五十嵐治義
A 総論
1 悪性腫瘍と抗悪性腫瘍薬
2 抗悪性腫瘍薬の種類と分類
3 腫瘍細胞の周期と多剤併用療法
4 抗悪性腫瘍薬の薬物間相互作用
5 副作用
B 各論
1 アルキル化薬
2 代謝拮抗薬
3 抗癌性抗生物質
4 植物成分製剤
5 ホルモン類
6 その他の抗腫瘍薬
7 生物学的応答修飾物質
22章 重金属拮抗薬……松本仁人
A 総論
1 作用機序
1 重金属拮抗薬
2 有機リン解毒薬の作用機序
B 各論
1 重金属解毒薬
1 ジメルカプロール
2 エチレンジアミン四酢酸
3 ジエチレントリアミン五酢酸
4 ペニシラミン
5 デフェロキサミン
6 その他
2 有機リン解毒薬
1 プラリドキシム
2 その他
23章 口腔疾患に用いられる薬物
A 歯内療法薬……吉山昌宏
1 象牙質知覚過敏症治療薬
1 象牙細管封鎖効果を有する薬剤
2 露出象牙質被覆効果を有する薬剤
3 歯髄鎮静効果を有する薬剤
2 齲窩消毒薬
3 歯髄鎮静薬
4 覆髄剤
1 直接覆髄剤
2 間質覆髄剤
5 生活断髄剤
1 乳歯のFC断髄法
2 局所麻酔薬の適用と抜髄
6 根管治療剤
1 根管清掃剤(洗浄剤)
2 根管消毒剤
7 根管充填剤
1 固形根管充填剤(ポイント類)
2 糊剤根管充填剤
3 根管充填用セメント(シーラー)
B 歯周疾患治療薬……吉山昌宏 石田 浩 石田 甫
1 歯周疾患の分類
2 歯周疾患の原因とその成り立ち
3 歯周疾患の治療に用いられる薬物
1 局所的に用いられる薬物
2 全身的に用いられる薬物
3 その他の歯周治療に用いる薬物
C 口腔粘膜疾患治療薬……松矢篤三
1 含嗽剤,洗口剤,口腔消毒剤
2 軟膏剤,噴霧剤,貼付錠,トローチ
1 抗菌剤,消炎剤
2 副腎皮質ホルモン製剤
3 抗菌剤(殺菌,消毒剤を含む)と副腎皮質ホルモンとの複合剤
4 表面麻酔薬,その他(塗布用または噴霧用)
5 人工唾液
3 注射または内服薬
D 顎関節症に用いられる薬物……松矢篤二
1 筋弛緩薬
2 非ステロイド系抗炎症薬
3 合成副腎皮質ホルモン剤
4 ヒアルロン酸ナトリウム
E 齲蝕・歯周疾患予防薬……中村 亮
1 プラーク付着抑制剤
1 微生物自体に作用する薬剤
2 プラークの基質成分に作用したり歯面に変化を与えることにより細菌の付着を抑制する薬物
2 齲蝕予防の観点からの歯質強化剤,フッ化物
1 自然界におけるフッ素分布
2 フッ化物による齲蝕予防
3 フッ素の毒性
3 歯周組織の炎症を予防し,抵抗性を付与する薬剤
24章 硬組織に作用する薬物……加藤幸夫
A 総論
1 硬組織の細胞と細胞外基質
1 軟骨細胞
2 骨芽細胞と骨細胞
3 破骨細胞
4 歯槽骨の炎症および歯の移動
5 歯髄細胞と象牙芽細胞
6 歯根膜細胞
B 各論
1 硬組織に作用するホルモン,成長因子,ビタミンおよび薬物
1 活性型ビタミンD
2 カルシトニン
3 カルシウム
4 エストロゲン
5 グルココルチコイド
6 BMPとTGF-β
7 成長ホルモンとインスリン様成長因子
8 インスリン
9 副甲状腺ホルモンおよびその関連ペプチド
10 FGF
11 ビスホスホネート
12 ビタミンK
13 ヒアルロン酸
25章 唾液腺に作用する薬物……石田 甫 石川康子
A 総論
1 唾液腺の構造と機能
2 唾液分泌機構
3 唾液の組成と分泌量
4 唾液分泌異常
1 安静時唾液分泌量測定
2 刺激時唾液分泌量測定
B 各論
1 唾液分泌を促進する薬物
1 局所刺激
2 全身性刺激薬
3 唾液代用品
2 唾液分泌を抑制する薬物
26章 味覚に影響を与える薬物……森本俊文 松尾龍二
1 味覚障害(味覚不全)の分類
2 薬剤性味覚障害にかかわる薬物
1 薬物自体の味
2 味蕾のターンオーバーに対する作用
3 味覚の受容機構に対する作用
27章 救急薬剤……中條信義
1 疼痛に対する治療薬
2 不整脈に対する治療薬
3 循環失調に対する治療薬
4 心停止に対する治療薬
総論
1章 薬理学の領域,歴史と概念……石田 甫
1 歯科薬理学の領域
2 薬理学の概念
3 薬理学の歴史
2章 薬理作用と作用機序……石田 甫
1 薬理作用の本質,基本的形式,経過と範囲
1 薬理作用の本質
2 薬理作用の基本的形式
3 薬理作用の経過
4 薬理作用の範囲
5 薬物の主作用と副作用
2 薬物の作用点と選択性
1 薬物の作用点
2 薬物の選択性
3 受容体を介する薬物の作用
4 受容体を介さず作用する薬物
5 薬物の化学構造と薬物活性
3章 受容体と細胞内情報伝達系……石田 甫
1 受容体の構造と種類
1 細胞膜受容体の構造
2 核内受容体の構造
2 受容体と情報伝達
1 細胞膜受容体と細胞間情報伝達系
2 細胞膜受容体と細胞内情報伝達系
3 細胞内情報伝達系
4章 薬理作用を規定する要因……斎藤喜八
1 用量と反応
2 生体の感受性
1 種差
2 性差
3 年齢
4 特異体質
5 薬物アレルギー
6 病的状態
7 心理状態
3 薬物の蓄積,依存,耐性
1 蓄積
2 薬物依存と耐性
4 薬物相互作用
1 協力作用
2 拮抗作用
5 生物学的利用能
5章 薬物動態……土肥敏博
1 薬物の適用経路
1 経口的適用
2 注射による適用
3 吸入
4 粘膜適用
5 皮膚適用
6 ドラッグデリバリーシステム
2 薬物の生体膜通過
1 受動拡散
2 濾過
3 細胞間流
4 膜輸送蛋白による輸送
5 飲作用
3 薬物の吸収に影響する因子
4 薬物の血中動態
5 体内分布
1 血漿蛋白との結合
2 脂肪組織への移行度
3 血液-組織関門
6 代謝
1 薬物代謝酵素
2 薬物代謝活性に影響する因子
7 排泄
1 腎臓からの排泄
2 消化器系からの排泄
3 その他の排泄経路
6章 薬物の副作用,有害作用……大浦 清 篠原光子
1 一般的副作用有害作用の分類
1 薬物アレルギー
2 造血臓器障害
3 肝障害
4 腎障害
5 中枢神経障害
6 催奇形性
7 薬物依存
8 発癌性
2 口腔領域に現れる副作用,有害作用
1 歯肉肥大(症)
2 口腔乾燥(症)
3 唾液分泌過剰
4 味覚障害
5 口唇炎(口唇異常感)
6 口内炎
7 歯の形成不全と着色
8 その他
3 副作用の予知と回避
7章 臨床薬理学の概要……大浦 清 篠原光子
1 医薬品とその開発
1 医薬品とは
2 医薬品の開発
2 日本薬局方
3 処方箋の実際
4 薬物適用上の注意点
1 禁忌(適用禁忌)
2 妊婦
3 小児
4 高齢者
5 病態
5 薬物の表示,保管などに関する基本的事項
1 剤形による分類
2 法律規制による分類
3 薬効による分類
4 製造承認による分類
II編 各論
薬理学
1章 末梢神経作用薬
A 総論……石田甫
1 末梢神経系の構造と機能
1 自律神経系の構造と機能
2 体性神経系の構造と機能
2 化学伝達
3 化学伝達物質による末梢神経系の分類
1 アセチルコリン
2 ノルエピネフリン
4 末梢神経系に作用する薬物
B 各論
1 コリン作動性薬物……石川康子 石田 甫
1 コリンエステル類
2 天然アルカロイド類
3 抗コリンエステラーゼ薬
2 コリン作動性効果遮断薬……石川康子 石田 甫
1 ベラドンナアルカロイド
3 アドレナリン作動性薬……土肥敏博
1 カテコールアミン
2 その他のアドレナリン作用薬
3 アドレナリン作動性神経終末に作用する薬物
4 アドレナリン作動性効果遮断薬……土肥敏博
1 受容体遮断薬
2 @受容体遮断薬
5 アドレナリン作動性ニューロン遮断薬……土肥敏博
6 神経節に作用する薬物……石川康子
1 神経節遮断薬
7 神経筋接合部に作用する薬物……石川康子
1 神経筋接合部における伝達機構
2 神経筋接合部遮断薬
3 骨格筋の興奮収縮連関に直接作用する骨格筋弛緩薬
4 その他,神経筋接合部に作用する毒素など
5 神経筋接合部興奮薬
2章 中枢神経系に作用する薬物
A 総論……斎藤喜八
1 アセチルコリン
2 カテコールアミン
3 セロトニン
4 ヒスタミン
5 神経性アミノ酸
1 GABA
2 グリシン
3 グルタミン酸
4 アスパラギン酸
6 神経ペプチド
B 各論
1 全身麻酔薬……河原道夫 入舩正浩
1 麻酔深度
2 全身麻酔薬の作用機序
3 吸入麻酔薬
4 静脈麻酔薬
5 NLA麻酔
2 睡眠薬・鎮静薬……川口 充
1 睡眠と不眠
2 ベンゾジアゼピン類
3 バルビツール酸誘導体
4 その他の睡眠,鎮静薬
3 アルコール……斎藤喜八
1 エタノール
2 メタノール
4 抗痙攣薬……斎藤喜八
1 痙攣発作の型
2 バルビツール酸誘導体
3 非バルビツール酸類
5 向精神薬……小林雅文 越川憲明
1 精神薬理学の概論
2 抗精神病薬
3 抗不安薬
4 抗うつ薬
付 抗躁薬
6 脳代謝賦活薬・脳循環改善薬……西川殷維
1 脳代謝賦活薬
2 脳循環改善薬
7 パーキンソン病治療薬・中枢性筋弛緩薬……北山滋雄
1 パーキンソン病治療薬
2 中枢性骨格筋弛緩薬
8 中枢神経興奮薬……北山滋雄
1 脊髄への作用
2 脳幹延髄への作用
3 脳幹上部から大脳皮質への作用
9 その他,LSD,大麻(マリファナ)などの精神機能へ影響を及ぼす薬物……北山 滋雄
1 LSD
2 大麻
3 フェンシクリジン
4 コカインおよび関連薬物
3章 オータコイド
A 総論……西川殷維
B 各論
1 ヒスタミン……西川殷維
1 生合成・分布・代謝
2 薬理作用
3 内因性ヒスタミン
4 H受容体遮断薬
5 H受容体遮断薬
6 H受容体遮断薬
7 ヒスタミン遊離阻害薬
2 セロトニン……西川殷維
1 分布・生合成・代謝
2 薬理作用
3 内因性セロトニン
4 セロトニン受容体作用薬
5 セロトニン受容体拮抗薬
6 セロトニン取り込み阻害薬
3 アンジオテンシン……西川殷雄
1 生合成・代謝
2 薬理作用
3 内因性レニン-アンジオテンシン系
4 レニン-アンジオテンシン抑制薬
5 アンジオテンシン受容体拮抗薬
4 血漿キニン……斎藤喜八
5 ニューロペプチド……斎藤喜八
6 エイコサノイド……土肥敏博
1 化学
2 生合成と代謝
3 プロスタノイド受容体とサブタイプと薬理作用
4 内因性プロスタグランジン
5 エイコサノイド関連化合物受容体拮抗薬および合成阻害薬と臨床応用
6 血小板活性因子
7 サイトカイン……菊谷 仁
1 サイトカインの構造と機能
2 サイトカインとT細胞球亜集団
3 Th1/Th2バランスと免疫反応
4 サイトカインの受容体とその構造
5 サイトカイン受容体からのシグナル伝達
4章 循環系作用薬
A 総論……土肥敏博
B 各論
1 強心薬……西川殷維
1 強心配糖体
2 その他の強心薬
2 抗不整脈薬……西川殷維
3 抗狭心症薬……土肥敏博
1 狭心症と治療薬
2 代表的な抗狭心症薬
4 抗高血圧薬……土肥敏博
1 高血圧症と抗高血圧薬
2 交感神経系に作用する薬物
3 血管拡張薬
4 アンジオテンシン系拮抗薬
5 降圧利尿薬
6 抗高血圧薬の選択
5 その他の末梢血管作用薬……土肥敏博
1 末梢血管拡張薬
2 末梢血管収縮薬
6 動脈硬化症治療薬……土肥敏博
5章 体液平衡に影響する薬物……西川殷維
A 総論
1 体液およびその区分
1 体液とは
2 細胞外液
3 細胞内液
2 細胞外液の調節
1 浸透圧調整
2 酸-塩基平衡
3 腎臓の生理的機能
1 糸球体濾過
2 尿細管再吸収
3 尿細管分泌
B 各論
1 利尿薬
1 定義
2 強心性利尿薬
3 水および浸透圧性利尿薬
4 酸形成塩
5 水銀利尿薬
6 炭酸脱水酵素阻害薬
7 ナトリウム利尿ペプチド
8 ベンゾサイアザイド系(サイアザイド系)利尿薬およびその近縁利尿薬
9 ループ利尿薬
10 カリウム保持性利尿薬
11 キサンチン誘導体,アミノウラシル誘導体,トリアジン誘導体
12 陽イオン交換樹脂
2 輸液
1 電解質輸液
2 複合電解質輸液
3 栄養輸液
4 膠質浸透圧輸液
3 有機物の尿細管輸送を抑制する薬物
1 プロベネシド
2 スルフィンピラゾン
3 ベンズブロマロン
6章 血液・造血臓器作用薬……松本仁人
A 総論
B 各論
1 抗凝固(血)薬
1 ヘパリン
2 経口抗凝固薬
3 血栓溶解薬
2 抗貧血薬
3 抗血小板薬
4 抗高脂血症薬
5 その他
7章 呼吸器系作用薬……筒井健機
A 総論
B 各論
1 呼吸促進薬
1 二酸化炭素
2 中枢性呼吸促進薬
3 反射性呼吸刺激薬
2 鎮咳薬
1 中枢性鎮咳薬
2 末梢性鎮咳薬
3 去痰薬
1 分泌を促進させるもの
2 粘液を溶解するもの
3 分泌促進と粘液溶解の両作用を有するもの
4 抗喘息薬
1 気管支平滑筋を弛緩させる薬物
2 アレルギー反応を抑制する薬物
3 その他
5 その他
1 抗鼻閉薬
2 含嗽薬
8章 消化器系作用薬……石川康子
A 総論
B 各論
1 分泌機能に影響する薬物
1 分泌を促進する薬物
2 分泌を抑制する薬物
2 運動機能に影響する薬物
1 胃の運動に影響する薬物
2 腸管の運動に影響する薬物
3 消化管粘膜に局所的に作用する薬物
1 潰瘍治療薬
2 収斂薬,粘漿薬,吸着薬
9章 平滑筋に作用する薬物……木村智彦
A 総論
B 各論
1 収縮薬
2 弛緩薬
10章 ホルモンおよびホルモン拮抗薬……土肥敏博
A 総論
1 細胞膜に作用するホルモン
2 遺伝子に作用するホルモン
B 各論
1 視床下部ホルモンと脳下垂体ホルモン
1 視床下部ホルモン
2 下垂体前葉ホルモン
3 下垂体後葉ホルモン
2 甲状腺ホルモンと拮抗薬
1 甲状腺ホルモン
2 抗甲状腺薬
3 放射性ヨード
3 カルシトニン
4 上皮小体ホルモン
5 膵臓ホルモン
1 血糖の調節
2 インスリン
3 経口的血糖降下薬
4 グルカゴン
6 副腎皮質ホルモン
1 糖質コルチコイド
2 鉱質コルチコイド
3 抗アルドステロン薬
4 ステロイド合成阻害薬
7 性ホルモン
1 男性ホルモン
2 卵胞ホルモンと黄体ホルモン
8 口腔領域におけるホルモン作用
11章 ビタミン……高木順彦
1 水溶性ビタミン
1 ビタミンB ,チアミン
2 パントテン酸
3 ビオチン
4 リボフラビン,ビタミンB
5 ナイアシン
6 ビタミンB
7 ビタミンB(シアノコバラミン)
8 葉酸
9 ビタミンC(アスコルビン酸)
2 脂溶性ビタミン
1 ビタミンA
2 ビタミンD
3 ビタミンE
4 ビタミンK
III編 各論2 歯科薬理学
12章 局所麻酔薬……土肥敏博
A 総論
1 歴史
2 化学
3 局所麻酔薬の作用機序
4 活性型
5 薬理作用
1 局所作用
2 吸収作用
3 血管収縮薬の併用
6 吸収・運命
7 過敏症
8 急性中毒とその処置
9 その他
10 効力検定法
11 局所麻酔薬の適用方法
1 表面麻酔
2 浸潤麻酔
3 伝達麻酔
4 脊 走ヰ・ 5 硬膜外麻酔
6 仙骨麻酔
B 各論
1 天然局所麻酔薬
2 合成局所麻酔薬
1 歯科領域における神経麻痺薬
13章 鎮痛薬……前田定秋
A 総論
1 痛み
1 末梢における痛みの受容
2 発痛物質
3 痛覚伝導路
4 歯痛の発生と伝導路
5 痛覚の内因性抑制機構
6 鎮痛効力検定
B 各論
1 麻薬性鎮痛薬
1 モルヒネ
2 モルヒネ様半合成鎮痛薬
3 合成鎮痛薬
4 モルヒネ拮抗性鎮痛薬
5 麻薬拮抗薬
14章 解熱性鎮痛薬……前田定秋
1 サリチル酸誘導体
2 ピラゾロン誘導体
3 ピラゾリジン誘導体
4 アニリン誘導体
5 その他
15章 抗炎症薬……大浦 清 篠原光子
A 総論
1 炎症および抗炎症薬
2 炎症の経過
1 第1期
2 第2期
3 第3期
3 炎症のケミカルメディエーター
1 ヒスタミン
2 セロトニン
3 プロスタグランジン類
4 ブラジキニン,カリジン
5 サイトカイン類
6 活性酸素
B 各論
1 ステロイド系抗炎症薬
1 副腎皮質ホルモンの分類と作用機序
2 天然副腎皮質ホルモン
3 合成副腎皮質ホルモン
2 非ステロイド系抗炎症薬
1 酸性非ステロイド系抗炎症薬
2 非酸性(塩基性)非ステロイド系抗炎症薬
3 抗プラスミン薬
4 抗ヒスタミン薬
5 消炎酵素薬
6 金化合物
3 抗アレルギー薬
1 化学伝達物質遊離抑制薬
2 化学伝達物質合成阻害薬
3 化学伝達物質の受容体拮抗薬
16章 防腐薬および消毒薬……高木順彦
A 総論
1 滅菌・消毒・防腐
2 防腐薬の薬理作用機序
3 防腐作用の選択効果
4 防腐薬の効果を左右する因子
5 防腐薬の効果判定
6 防腐薬の具備すべき条件
7 防腐薬の分類
B 各論
1 重金属化合物
2 酸化剤
3 ハロゲンおよびハロゲン含有化合物
4 アルコール類
5 アルデヒド類
6 フェノールおよびフェノール誘導体
7 その他の有機性消毒薬
8 植物性揮発油類,精油類
9 界面活性剤
1 アニオン型界面活性剤
2 カチオン型界面活性剤
3 両性界面活性剤
4 非イオン型界面活性剤
10 有機色素
1 アクリジン色素
2 トリフェニルメタン色素
3 チオニン色素
11 HBV,HIV消毒薬
1 B型肝炎ウイルス
2 HIV
12 その他
1 MRSAの消毒
2 エチレンオキサイド
17章 腐蝕薬と収斂薬……南 直臣 丸山七朗
1 腐蝕薬
1 強酸類
2 強塩基類
3 重金属塩
2 収斂薬
1 植物性収斂薬
2 重金属収斂薬
18章 止血薬……南 直臣 丸山七朗
A 総論
1 定義
2 出血の原因
3 止血機構
4 止血薬の分類
B 各論
1 局所性止血薬
1 トロンビン
2 吸収性ゼラチンスポンジ
3 酸化セルロース
4 アルギン酸ナトリウム
5 塩化アルミニウム
6 その他
2 全身性止血薬
1 血管強化薬
2 血液凝固機転改善薬
3 抗プラスミン薬
4 その他
19章 病原微生物に作用する化学療法薬
A 総論……杉中秀壽
1 定義
2 選択毒性
3 抗菌作用の様式
4 抗菌力の力価
5 抗菌スペクトル
6 化学療法薬の分類
7 薬物耐性
8 副作用
9 薬物動態学
B 各論……三宅洋一郎
1 病原微生物に作用する化学療法薬
1 細胞壁合成阻害薬
2 蛋白合成阻害薬(リボソーム阻害薬)
3 核酸合成阻害薬
4 補酵素阻害薬
5 抗抗酸菌薬
6 細胞膜障害薬
7 細菌以外の微生物に対する化学療法薬
20章 免疫機能に作用する薬物……菊谷 仁
A 総論
1 免疫反応とその制御
1 免疫担当細胞
2 免疫反応の成立とその調節
1 抗原認識とリンパ球の活性化
2 体液性免疫反応
3 細胞性免疫
B 各論
1 免疫反応に促進的に作用する薬物
1 サイトカイン
2 免疫増強効果を有する細菌由来製剤および合成製剤
2 免疫反応に抑制的に働く薬物
1 代謝抑制剤
2 グルココルチコイドステロイド
3 シグナル伝達阻害薬
4 抑制性サイトカインおよびサイトカイン・サイトカイン受容体拮抗薬
5 リンパ球表面分子の機能阻害
21章 抗悪性腫瘍薬……五十嵐治義
A 総論
1 悪性腫瘍と抗悪性腫瘍薬
2 抗悪性腫瘍薬の種類と分類
3 腫瘍細胞の周期と多剤併用療法
4 抗悪性腫瘍薬の薬物間相互作用
5 副作用
B 各論
1 アルキル化薬
2 代謝拮抗薬
3 抗癌性抗生物質
4 植物成分製剤
5 ホルモン類
6 その他の抗腫瘍薬
7 生物学的応答修飾物質
22章 重金属拮抗薬……松本仁人
A 総論
1 作用機序
1 重金属拮抗薬
2 有機リン解毒薬の作用機序
B 各論
1 重金属解毒薬
1 ジメルカプロール
2 エチレンジアミン四酢酸
3 ジエチレントリアミン五酢酸
4 ペニシラミン
5 デフェロキサミン
6 その他
2 有機リン解毒薬
1 プラリドキシム
2 その他
23章 口腔疾患に用いられる薬物
A 歯内療法薬……吉山昌宏
1 象牙質知覚過敏症治療薬
1 象牙細管封鎖効果を有する薬剤
2 露出象牙質被覆効果を有する薬剤
3 歯髄鎮静効果を有する薬剤
2 齲窩消毒薬
3 歯髄鎮静薬
4 覆髄剤
1 直接覆髄剤
2 間質覆髄剤
5 生活断髄剤
1 乳歯のFC断髄法
2 局所麻酔薬の適用と抜髄
6 根管治療剤
1 根管清掃剤(洗浄剤)
2 根管消毒剤
7 根管充填剤
1 固形根管充填剤(ポイント類)
2 糊剤根管充填剤
3 根管充填用セメント(シーラー)
B 歯周疾患治療薬……吉山昌宏 石田 浩 石田 甫
1 歯周疾患の分類
2 歯周疾患の原因とその成り立ち
3 歯周疾患の治療に用いられる薬物
1 局所的に用いられる薬物
2 全身的に用いられる薬物
3 その他の歯周治療に用いる薬物
C 口腔粘膜疾患治療薬……松矢篤三
1 含嗽剤,洗口剤,口腔消毒剤
2 軟膏剤,噴霧剤,貼付錠,トローチ
1 抗菌剤,消炎剤
2 副腎皮質ホルモン製剤
3 抗菌剤(殺菌,消毒剤を含む)と副腎皮質ホルモンとの複合剤
4 表面麻酔薬,その他(塗布用または噴霧用)
5 人工唾液
3 注射または内服薬
D 顎関節症に用いられる薬物……松矢篤二
1 筋弛緩薬
2 非ステロイド系抗炎症薬
3 合成副腎皮質ホルモン剤
4 ヒアルロン酸ナトリウム
E 齲蝕・歯周疾患予防薬……中村 亮
1 プラーク付着抑制剤
1 微生物自体に作用する薬剤
2 プラークの基質成分に作用したり歯面に変化を与えることにより細菌の付着を抑制する薬物
2 齲蝕予防の観点からの歯質強化剤,フッ化物
1 自然界におけるフッ素分布
2 フッ化物による齲蝕予防
3 フッ素の毒性
3 歯周組織の炎症を予防し,抵抗性を付与する薬剤
24章 硬組織に作用する薬物……加藤幸夫
A 総論
1 硬組織の細胞と細胞外基質
1 軟骨細胞
2 骨芽細胞と骨細胞
3 破骨細胞
4 歯槽骨の炎症および歯の移動
5 歯髄細胞と象牙芽細胞
6 歯根膜細胞
B 各論
1 硬組織に作用するホルモン,成長因子,ビタミンおよび薬物
1 活性型ビタミンD
2 カルシトニン
3 カルシウム
4 エストロゲン
5 グルココルチコイド
6 BMPとTGF-β
7 成長ホルモンとインスリン様成長因子
8 インスリン
9 副甲状腺ホルモンおよびその関連ペプチド
10 FGF
11 ビスホスホネート
12 ビタミンK
13 ヒアルロン酸
25章 唾液腺に作用する薬物……石田 甫 石川康子
A 総論
1 唾液腺の構造と機能
2 唾液分泌機構
3 唾液の組成と分泌量
4 唾液分泌異常
1 安静時唾液分泌量測定
2 刺激時唾液分泌量測定
B 各論
1 唾液分泌を促進する薬物
1 局所刺激
2 全身性刺激薬
3 唾液代用品
2 唾液分泌を抑制する薬物
26章 味覚に影響を与える薬物……森本俊文 松尾龍二
1 味覚障害(味覚不全)の分類
2 薬剤性味覚障害にかかわる薬物
1 薬物自体の味
2 味蕾のターンオーバーに対する作用
3 味覚の受容機構に対する作用
27章 救急薬剤……中條信義
1 疼痛に対する治療薬
2 不整脈に対する治療薬
3 循環失調に対する治療薬
4 心停止に対する治療薬