序文
医療界の課題はいかにして健康長寿を獲得するかにあるが,現実には0歳児の平均余命である「平均寿命」と自立した生活が営める期間である「健康寿命」の間には約10年の差異がある.健康寿命のさらなる延伸を実現し,要介護期間となっている平均寿命との差を短縮して,本当に豊かな高齢社会を享受できるようにしたい.
健康長寿には十分な栄養摂取により,身体的・精神的に充実した生活を送れることが重要であることはよく知られている.その役を務める口腔機能の維持のために,歯,歯列そして咬合の存在が大きなものとなってくる.
歯の疾患は,一般医学分野で扱われる器官の病とはいささか異なり,歯質崩壊に対する修復能力は限局的で,喪失した永久歯は再び萌出することもない.これに対処する処置として,補綴装置に代表される人工物によって,形態と機能の回復が行われている.
よく「技術は盗め」といわれる.大工さんや職人さんは,親方やベテラン職人の仕事ぶりをみながら技術を盗むイメージがある.われわれ医療関係者にも同様のことがいえる.
先輩や同僚と臨床・症例について話を交わすことで,耳からも技術が得られる.個人ひとりで学ぶことができる量には限界がある.他の人と話すことで,自分とは違った視点や知識を得ることができる.これらの中の臨床技術的なアイディアやヒントを自ら実践することで「自家薬籠中のもの」にしていくとして,これまでに『補綴臨床テクニカルノート』の「クラウン・ブリッジ編」,「床義歯編」そして「咬合編」を世に著してきた.
さて,超高齢社会に突入している我が国においては,2006(平成18)年には介護保険制度が「介護予防」を重視する制度へと改正された.そのなかに「口腔機能の向上」を実現するために「口腔ケア」処置が導入され,現在この施策が実施されている.
これから将来の「口腔機能向上」の責務を担う者を教育している我々は,彼らに的確な将来像を持たせた「口腔ケア」の学問を,実技とともに教授していかなくてはならない大きな役割を担っている.
そこでこれまでも共著者として活躍してくれた金田 恒博士に加えて,明倫短期大学の附属歯科診療所で臨床活動をともにしている小林 梢歯科衛生士に加わってもらい,『補綴臨床テクニカルノート』の趣旨を踏まえつつ,補綴と口腔ケアをテーマにした1冊をここに纏めることができた.
健康長寿の実現に欠かせない「栄養摂取」が,自らの口腔を通して生涯続けられるように,本書によって社会の認識が我々と共に日々新たになっていければ望外の喜びである.上梓にあたりお世話になった医歯薬出版株式会社はじめ関係各位に深謝申し上げたい.
2018年12月
河野正司
医療界の課題はいかにして健康長寿を獲得するかにあるが,現実には0歳児の平均余命である「平均寿命」と自立した生活が営める期間である「健康寿命」の間には約10年の差異がある.健康寿命のさらなる延伸を実現し,要介護期間となっている平均寿命との差を短縮して,本当に豊かな高齢社会を享受できるようにしたい.
健康長寿には十分な栄養摂取により,身体的・精神的に充実した生活を送れることが重要であることはよく知られている.その役を務める口腔機能の維持のために,歯,歯列そして咬合の存在が大きなものとなってくる.
歯の疾患は,一般医学分野で扱われる器官の病とはいささか異なり,歯質崩壊に対する修復能力は限局的で,喪失した永久歯は再び萌出することもない.これに対処する処置として,補綴装置に代表される人工物によって,形態と機能の回復が行われている.
よく「技術は盗め」といわれる.大工さんや職人さんは,親方やベテラン職人の仕事ぶりをみながら技術を盗むイメージがある.われわれ医療関係者にも同様のことがいえる.
先輩や同僚と臨床・症例について話を交わすことで,耳からも技術が得られる.個人ひとりで学ぶことができる量には限界がある.他の人と話すことで,自分とは違った視点や知識を得ることができる.これらの中の臨床技術的なアイディアやヒントを自ら実践することで「自家薬籠中のもの」にしていくとして,これまでに『補綴臨床テクニカルノート』の「クラウン・ブリッジ編」,「床義歯編」そして「咬合編」を世に著してきた.
さて,超高齢社会に突入している我が国においては,2006(平成18)年には介護保険制度が「介護予防」を重視する制度へと改正された.そのなかに「口腔機能の向上」を実現するために「口腔ケア」処置が導入され,現在この施策が実施されている.
これから将来の「口腔機能向上」の責務を担う者を教育している我々は,彼らに的確な将来像を持たせた「口腔ケア」の学問を,実技とともに教授していかなくてはならない大きな役割を担っている.
そこでこれまでも共著者として活躍してくれた金田 恒博士に加えて,明倫短期大学の附属歯科診療所で臨床活動をともにしている小林 梢歯科衛生士に加わってもらい,『補綴臨床テクニカルノート』の趣旨を踏まえつつ,補綴と口腔ケアをテーマにした1冊をここに纏めることができた.
健康長寿の実現に欠かせない「栄養摂取」が,自らの口腔を通して生涯続けられるように,本書によって社会の認識が我々と共に日々新たになっていければ望外の喜びである.上梓にあたりお世話になった医歯薬出版株式会社はじめ関係各位に深謝申し上げたい.
2018年12月
河野正司
序論 口腔ケアはなぜ必要か
序 口腔ケアはなぜ必要か
1─健康寿命の延伸に奉仕する口腔ケア
2─なぜ歯科治療・口腔ケアなのか?
1)歯科治療の特殊性 / 2)明眸皓歯・前歯の喪失に失意する /
3)次いで「食べにくい」に気づく / 4)胃瘻は天然歯の代用にならない
3─求められる歯科医療と介護予防
1)これからの歯科医療形態 / 2)介護予防としての口腔ケア
4─むし歯予防と8020 運動
第一部 健康寿命を支える咀嚼機能
Chapter I ヒトはどのようにして咀嚼しているか?
1─ヒトは左右側交互に噛んでいる
1)左右側交互の歯を乗り換えて咀嚼 / 2)舌背で食塊形成し嚥下 /
3)食物粉砕行動を詳しくみる / 4)咬合面形態と咀嚼筋
2─上下の咬合面間に圧搾空間(SR)を形成
1)咀嚼運動のコンピュータ・シミュレーション / 2)圧搾空間(SR)で食物粉砕 /
3)粉砕粒子は口蓋側から排出 / 4)対側での咀嚼が始まる
3─顎運動と咬合面形態のコラボで両側咀嚼
1)能率的な左右両側を使う自由咀嚼 / 2)舌背上で効率的な食塊形成 /
3)片側咀嚼は自浄作用が低下し食物が残留 / 4)歯列欠損の放置は危険
Chapter II 天然歯は大切に
1─噛むことと健康
1)健康寿命の延伸と歯 / 2)すばらしい欠損歯数の減少傾向 /
3)歯の喪失で死亡率が高くなる
2─歯の喪失原因は歯周病が第1 位
3─加齢によって歯周病が増加
Chapter III 加齢変化に抵抗している咀嚼筋
1─高齢者の四肢筋力は加齢により低下,ロコモに注意
2─咀嚼筋力は加齢による機能低下が少ない
3─歯根膜が失われた咬合支持で咬合力は大きく低下
1)有床義歯の限界 / 2)有床義歯でご飯や刺身はOK,しかし?
Chapter IV 歯根膜が支える咀嚼筋機能
1─咀嚼機能を保つ歯根膜支持
2─歯根膜の構造と機能的特徴
1)歯根膜支持機構の特徴 / 2)歯根膜感覚と咬合接触 /
3)インプラントでは得られない天然歯のすご技
3─臨床報告からみた歯根膜支持義歯の優位性
1)補綴装置の臨床調査報告 / 2)支台歯の欠如は歯周組織の欠如 /
3)歯周病と補綴装置の関係──歯周病を引き起こす原因とは?
4─高齢者に必要な歯周組織の特徴を生かした補綴装置
1)高齢者向けの義歯とは / 2)歯周組織の特徴を生かす歯根膜支持で咀嚼能力の回復 /
3)Jiggling forceが生じない義歯の設計 / 4)Rigid supportな維持装置をもつ有床義歯 /
5)インプラントの効果的使用法
5─人工歯根膜の開発が実現へ
1)歯周組織の再生治療 / 2)歯根膜を持つインプラント
Chapter V 支台歯を長期間守る補綴処置と口腔ケア
1─帯環冠は何故,鋳造冠に代わったのか?
1)帯環冠の欠陥 / 2)飛躍的な技術の進歩
2─装着期間半世紀となる鋳造冠の観察
1)現在の口腔内状態 / 2)クラウン装着当時の口腔内状態と補綴術式 /
3)現在のクラウンの状態 / 4)歯頸部辺縁の歯面露出について
3─浮かび上がったクラウンの課題
1)歯肉退縮について / 2)上顎第二大臼歯遠心隣接面のう蝕 /
3)小臼歯インレーの隣接面歯頸部にう蝕 / 4)隣接面接触点は良好な接触状態
4─素晴らしいCast Crをさらに維持するために
1)Pメンテの必要性 / 2)マージンの設定位置について
COLUMN 患者さんの欠損歯列を前に,健康長寿を獲得するために
1─充実した健康寿命を獲得するためには
2─補綴法の原則
1)適用する補綴装置の原則 / 2)適用する補綴装置の要件
3─部分欠損症例における補綴法選択の優先順位
4─考慮すべき事項
第二部 健康寿命と口腔ケア
Chapter I 健康寿命を脅かすフレイル
1─健康寿命を妨げる老化
1)老化現象を遅らせよう / 2)生活習慣病が長寿の敵 /
3)加齢-老化そしてフレイル
2─健康長寿に必要な「介護予防」,そして「口腔ケア」
1)介護予防とは / 2)口腔ケアとは / 3)義歯装着によるADLとQOLの改善 /
4)口腔ケアの習慣が死亡リスクを下げる
3─要介護への危険な道 サルコペニアそしてフレイル
1)サルコペニアとは? / 2)フレイルとは? /
3)高齢期における「BMIパラドックス」 / 4)フレイルの評価と「口腔ケア」 /
5)「オーラル・フレイル」とは
4─我々のめざす目標は「加齢によるADL低下の阻止」
1)加齢によるADLの低下減少 / 2)歯科医療関係者の果たすべき役割
Chapter II 高齢者の健康と口腔管理
1─高齢者の死亡原因
2─誤嚥性肺炎と口腔ケア
1)高齢者にみられる誤嚥性肺炎 / 2)誤嚥性肺炎の予防には口腔内を清潔に /
3)「片側咀嚼」の防止も重要 / 4)口腔ケアが誤嚥性肺炎を防ぐエビデンス
3─要介護者に必要な歯科治療
1)要介護者の口腔状態 / 2)在宅訪問診療の限界 / 3)認知症と介護状態の関係
Chapter III 要介護状態脱出を目指す「口腔ケア」
1─介護保険制度と口腔ケア
1)介護保健サービス / 2)在宅療養者のサービス / 3)栄養摂取のための支援
2─訪問歯科診療と医療保険そして介護保健
1)治療にあたる部分は「健康保険」の適用 / 2)口腔ケアおよび指導は適用保険が異なる
Chapter IV 咀嚼機能を生かす欠損補綴が必須!!
1─ヒトの咀嚼特性に合致した治療を!
1)ヒトの咀嚼は両側歯列を交互に使用する / 2)欠損の放置は片側咀嚼の原因 /
3)可能な限り歯根膜負担性の補綴処置
2─片側遊離端義歯の大きな機能
1)噛めない義歯は装飾品? / 2)義歯による咀嚼実験 /
3)片側遊離端義歯の素晴らしい機能
Chapter V 認知症と口腔ケア
1─認知症と口腔の状態
1)口腔衛生状態と認知症 /
2)残存歯が少ないと認知症リスクは高く,義歯使用で低下する /
3)認知症と口腔機能状態との関係
2─認知症と歯科治療
1)認知症における歯科疾患の特徴 /
2)咬合支持の確保が認知症発症のリスクを下げる /
3)義歯による咬合回復は認知症の前に
文献
索引
序 口腔ケアはなぜ必要か
1─健康寿命の延伸に奉仕する口腔ケア
2─なぜ歯科治療・口腔ケアなのか?
1)歯科治療の特殊性 / 2)明眸皓歯・前歯の喪失に失意する /
3)次いで「食べにくい」に気づく / 4)胃瘻は天然歯の代用にならない
3─求められる歯科医療と介護予防
1)これからの歯科医療形態 / 2)介護予防としての口腔ケア
4─むし歯予防と8020 運動
第一部 健康寿命を支える咀嚼機能
Chapter I ヒトはどのようにして咀嚼しているか?
1─ヒトは左右側交互に噛んでいる
1)左右側交互の歯を乗り換えて咀嚼 / 2)舌背で食塊形成し嚥下 /
3)食物粉砕行動を詳しくみる / 4)咬合面形態と咀嚼筋
2─上下の咬合面間に圧搾空間(SR)を形成
1)咀嚼運動のコンピュータ・シミュレーション / 2)圧搾空間(SR)で食物粉砕 /
3)粉砕粒子は口蓋側から排出 / 4)対側での咀嚼が始まる
3─顎運動と咬合面形態のコラボで両側咀嚼
1)能率的な左右両側を使う自由咀嚼 / 2)舌背上で効率的な食塊形成 /
3)片側咀嚼は自浄作用が低下し食物が残留 / 4)歯列欠損の放置は危険
Chapter II 天然歯は大切に
1─噛むことと健康
1)健康寿命の延伸と歯 / 2)すばらしい欠損歯数の減少傾向 /
3)歯の喪失で死亡率が高くなる
2─歯の喪失原因は歯周病が第1 位
3─加齢によって歯周病が増加
Chapter III 加齢変化に抵抗している咀嚼筋
1─高齢者の四肢筋力は加齢により低下,ロコモに注意
2─咀嚼筋力は加齢による機能低下が少ない
3─歯根膜が失われた咬合支持で咬合力は大きく低下
1)有床義歯の限界 / 2)有床義歯でご飯や刺身はOK,しかし?
Chapter IV 歯根膜が支える咀嚼筋機能
1─咀嚼機能を保つ歯根膜支持
2─歯根膜の構造と機能的特徴
1)歯根膜支持機構の特徴 / 2)歯根膜感覚と咬合接触 /
3)インプラントでは得られない天然歯のすご技
3─臨床報告からみた歯根膜支持義歯の優位性
1)補綴装置の臨床調査報告 / 2)支台歯の欠如は歯周組織の欠如 /
3)歯周病と補綴装置の関係──歯周病を引き起こす原因とは?
4─高齢者に必要な歯周組織の特徴を生かした補綴装置
1)高齢者向けの義歯とは / 2)歯周組織の特徴を生かす歯根膜支持で咀嚼能力の回復 /
3)Jiggling forceが生じない義歯の設計 / 4)Rigid supportな維持装置をもつ有床義歯 /
5)インプラントの効果的使用法
5─人工歯根膜の開発が実現へ
1)歯周組織の再生治療 / 2)歯根膜を持つインプラント
Chapter V 支台歯を長期間守る補綴処置と口腔ケア
1─帯環冠は何故,鋳造冠に代わったのか?
1)帯環冠の欠陥 / 2)飛躍的な技術の進歩
2─装着期間半世紀となる鋳造冠の観察
1)現在の口腔内状態 / 2)クラウン装着当時の口腔内状態と補綴術式 /
3)現在のクラウンの状態 / 4)歯頸部辺縁の歯面露出について
3─浮かび上がったクラウンの課題
1)歯肉退縮について / 2)上顎第二大臼歯遠心隣接面のう蝕 /
3)小臼歯インレーの隣接面歯頸部にう蝕 / 4)隣接面接触点は良好な接触状態
4─素晴らしいCast Crをさらに維持するために
1)Pメンテの必要性 / 2)マージンの設定位置について
COLUMN 患者さんの欠損歯列を前に,健康長寿を獲得するために
1─充実した健康寿命を獲得するためには
2─補綴法の原則
1)適用する補綴装置の原則 / 2)適用する補綴装置の要件
3─部分欠損症例における補綴法選択の優先順位
4─考慮すべき事項
第二部 健康寿命と口腔ケア
Chapter I 健康寿命を脅かすフレイル
1─健康寿命を妨げる老化
1)老化現象を遅らせよう / 2)生活習慣病が長寿の敵 /
3)加齢-老化そしてフレイル
2─健康長寿に必要な「介護予防」,そして「口腔ケア」
1)介護予防とは / 2)口腔ケアとは / 3)義歯装着によるADLとQOLの改善 /
4)口腔ケアの習慣が死亡リスクを下げる
3─要介護への危険な道 サルコペニアそしてフレイル
1)サルコペニアとは? / 2)フレイルとは? /
3)高齢期における「BMIパラドックス」 / 4)フレイルの評価と「口腔ケア」 /
5)「オーラル・フレイル」とは
4─我々のめざす目標は「加齢によるADL低下の阻止」
1)加齢によるADLの低下減少 / 2)歯科医療関係者の果たすべき役割
Chapter II 高齢者の健康と口腔管理
1─高齢者の死亡原因
2─誤嚥性肺炎と口腔ケア
1)高齢者にみられる誤嚥性肺炎 / 2)誤嚥性肺炎の予防には口腔内を清潔に /
3)「片側咀嚼」の防止も重要 / 4)口腔ケアが誤嚥性肺炎を防ぐエビデンス
3─要介護者に必要な歯科治療
1)要介護者の口腔状態 / 2)在宅訪問診療の限界 / 3)認知症と介護状態の関係
Chapter III 要介護状態脱出を目指す「口腔ケア」
1─介護保険制度と口腔ケア
1)介護保健サービス / 2)在宅療養者のサービス / 3)栄養摂取のための支援
2─訪問歯科診療と医療保険そして介護保健
1)治療にあたる部分は「健康保険」の適用 / 2)口腔ケアおよび指導は適用保険が異なる
Chapter IV 咀嚼機能を生かす欠損補綴が必須!!
1─ヒトの咀嚼特性に合致した治療を!
1)ヒトの咀嚼は両側歯列を交互に使用する / 2)欠損の放置は片側咀嚼の原因 /
3)可能な限り歯根膜負担性の補綴処置
2─片側遊離端義歯の大きな機能
1)噛めない義歯は装飾品? / 2)義歯による咀嚼実験 /
3)片側遊離端義歯の素晴らしい機能
Chapter V 認知症と口腔ケア
1─認知症と口腔の状態
1)口腔衛生状態と認知症 /
2)残存歯が少ないと認知症リスクは高く,義歯使用で低下する /
3)認知症と口腔機能状態との関係
2─認知症と歯科治療
1)認知症における歯科疾患の特徴 /
2)咬合支持の確保が認知症発症のリスクを下げる /
3)義歯による咬合回復は認知症の前に
文献
索引