第3版の序
1999年に本シリーズ第2版を発行してから,4年が経過した.この間,難易度があがっていく国家試験に対して精度を高めるべく,刷を重ね,年々見直しを行い,国試対策に取り組む学生の方々の期待に応えるよう編集を行ってきた.
さて,このたび再度歯科衛生士試験出題基準の見直しが行われ,2003年6月にその内容が公開された.今回の改定の背景には,高齢社会,2000年の介護保険施行に対応した歯科衛生士の役割の拡充はもとより,少子化の進行や,健康日本21の策定,健康増進法施行などの健康支援への動きがある.歯科医療技術の進歩もある.そしてなにより,歯科衛生士教育が2年制から3年制へ移行し始め,今後進んでいくであろう全国区での3年制への移行を見すえた地ならしの意味が大きいと思われる.
今回の出題基準の改定点を分析すると,上記のような点をふまえた項目の追加と,従来から指摘されてきた項目重複の整理と格付けの見直し,実際行われているまたは出題されている項目の明文化などであり,必要性に応じた小改定となっているといえる.
この見直し後の出題基準は,2004年3月に実施される第13回歯科衛生士試験から適用される.よって本書の改訂は急務と考え,以上を考慮しかつ前版の基本的な編集方針は踏襲して,第3版として必要最小限の改訂を行った次第である.
歯科衛生士学校の学生の方々が,本書で受験対策に取り組んでいただき,国家試験に合格されることを期待してやまない.
2004年1月
歯科衛生士試験対策検討会
第2版の序
本シリーズを1996年に発行して以来3年が経過した.この間,国家試験対策に取り組む多くの歯科衛生士学校の学生の方々にご利用いただいた.本書の出版企画の意図は,「ただ単に知識の整理を行ったのみでなく,国家試験対策について十分検討し,学力向上のための効果的な勉強ができるように配慮した」(「第1版の序」より)ことにある.この所期の目的がほぼ達成できたことは,本書を編集した歯科衛生士試験対策検討会としては喜びにたえない.
さて,このたび本書の第2版の改訂版を出版することになった.その理由は,以下のとおりである.
本年(1999年)4月に「歯科衛生士試験出題基準」が改定された.今回の改定は5,6年以内に予定される歯科衛生士養成の修業年限延長(2年以上から3年以上へ)による「出題基準」大改定までの暫定措置として行われた.現在,歯科衛生士養成施設で使われている教科書の内容を,一部あと追い的に反映した性格をもつ小改定といえる.
この出題基準の改定の内容を分析してみると,次のとおりである.@用語の言い換え,A項目の配列や内容の整理,B新しい項目の追加,C出題内容が他の科目にもわたるようになった,などである.
しかもこの「新出題基準」は,来年(2000年)3月5日に行われる国家試験から適用される.そこで本書を国家試験受験生のために急きょ改訂した次第である.
また,今年(1999年)3月実施の歯科衛生士国家試験の出題傾向の変化をみると,
(1)状況設定問題が増えた
(2)組み合わせ問題で,3項目組み合わせのものが出題された
(3)カラーの口腔内写真を見て答える問題が出た
などの点で,従来とは傾向が変わってきている.合格率も過去数年の99.数%から96.9%へと低下し,受験者6,392名中200名が不合格となっている.
以上のことを十分考慮し,また「出題基準」の大改定は5,6年後に行われることを予想して,本書の必要最小限の改訂をした次第である.
読者の皆さんは,まず「本書の特徴および利用方法」を十分読んでから受験対策に取り組んでいただきたい.
来春には,多くの受験生が専門性をもった立派な歯科衛生士として誕生することを期待している.
1999年11月
歯科衛生士試験対策検討会
第1版の序
近年の急速な高齢化社会の到来と少子化は,保健・医療・福祉の基本的なフレームの見直しをわれわれに迫っている.
歯科保健医療をとりまく環境も,1989年から厚生省が提唱している8020運動の推進,1992年からの老人保健法の歯科衛生士による寝たきり老人の訪問指導の実施,1994年の保健所法から地域保健法への改正,1995年の老人保健法による歯周疾患検診の導入,さらに1996年の社会保険歯科診療における歯周治療システムの大幅改定など,新たな時代の到来ともいうべき様相を呈してきた.そのような状況のもとで,歯科衛生士に期待される役割はきわめて大きくなってきている.
歯科衛生士を目指す諸姉には,それゆえ,臨床や地域保健で活躍するための十分な基礎体力を,まずは教育を通じて身につけることが求められている.
そこで,このたび教育と国家試験をつなぐ“橋”の役割を担うことをねらいとした本シリーズを企画した.
本シリーズの発刊にあたっては,ただ単に知識の整理を行ったのみではなく,国家試験対策について十分に検討し,学力向上のための効果的な勉強ができるように配慮したつもりである.
すなわち,厚生省の「歯科衛生士試験出題基準」をもとに,「歯科衛生士養成所教授要綱」を加味して各科目のセクション化をはかり,それぞれの重要なエッセンスを解説している.さらに,各科目ごとの主要なテーマを問題例としてあげ,それを解くための基本的な考え方を習得することで,国家試験問題を解くための思考過程が自然と備わるように構成した.また,知識の確認としての一問一答を科目ごとに付して,短時間で学習効果を高めるように工夫してある.
本書を手にされた諸姉が,これを上手に利用することにより,所期の目的を達成されることを祈念している.
1996年7月
歯科衛生士試験対策検討会
1999年に本シリーズ第2版を発行してから,4年が経過した.この間,難易度があがっていく国家試験に対して精度を高めるべく,刷を重ね,年々見直しを行い,国試対策に取り組む学生の方々の期待に応えるよう編集を行ってきた.
さて,このたび再度歯科衛生士試験出題基準の見直しが行われ,2003年6月にその内容が公開された.今回の改定の背景には,高齢社会,2000年の介護保険施行に対応した歯科衛生士の役割の拡充はもとより,少子化の進行や,健康日本21の策定,健康増進法施行などの健康支援への動きがある.歯科医療技術の進歩もある.そしてなにより,歯科衛生士教育が2年制から3年制へ移行し始め,今後進んでいくであろう全国区での3年制への移行を見すえた地ならしの意味が大きいと思われる.
今回の出題基準の改定点を分析すると,上記のような点をふまえた項目の追加と,従来から指摘されてきた項目重複の整理と格付けの見直し,実際行われているまたは出題されている項目の明文化などであり,必要性に応じた小改定となっているといえる.
この見直し後の出題基準は,2004年3月に実施される第13回歯科衛生士試験から適用される.よって本書の改訂は急務と考え,以上を考慮しかつ前版の基本的な編集方針は踏襲して,第3版として必要最小限の改訂を行った次第である.
歯科衛生士学校の学生の方々が,本書で受験対策に取り組んでいただき,国家試験に合格されることを期待してやまない.
2004年1月
歯科衛生士試験対策検討会
第2版の序
本シリーズを1996年に発行して以来3年が経過した.この間,国家試験対策に取り組む多くの歯科衛生士学校の学生の方々にご利用いただいた.本書の出版企画の意図は,「ただ単に知識の整理を行ったのみでなく,国家試験対策について十分検討し,学力向上のための効果的な勉強ができるように配慮した」(「第1版の序」より)ことにある.この所期の目的がほぼ達成できたことは,本書を編集した歯科衛生士試験対策検討会としては喜びにたえない.
さて,このたび本書の第2版の改訂版を出版することになった.その理由は,以下のとおりである.
本年(1999年)4月に「歯科衛生士試験出題基準」が改定された.今回の改定は5,6年以内に予定される歯科衛生士養成の修業年限延長(2年以上から3年以上へ)による「出題基準」大改定までの暫定措置として行われた.現在,歯科衛生士養成施設で使われている教科書の内容を,一部あと追い的に反映した性格をもつ小改定といえる.
この出題基準の改定の内容を分析してみると,次のとおりである.@用語の言い換え,A項目の配列や内容の整理,B新しい項目の追加,C出題内容が他の科目にもわたるようになった,などである.
しかもこの「新出題基準」は,来年(2000年)3月5日に行われる国家試験から適用される.そこで本書を国家試験受験生のために急きょ改訂した次第である.
また,今年(1999年)3月実施の歯科衛生士国家試験の出題傾向の変化をみると,
(1)状況設定問題が増えた
(2)組み合わせ問題で,3項目組み合わせのものが出題された
(3)カラーの口腔内写真を見て答える問題が出た
などの点で,従来とは傾向が変わってきている.合格率も過去数年の99.数%から96.9%へと低下し,受験者6,392名中200名が不合格となっている.
以上のことを十分考慮し,また「出題基準」の大改定は5,6年後に行われることを予想して,本書の必要最小限の改訂をした次第である.
読者の皆さんは,まず「本書の特徴および利用方法」を十分読んでから受験対策に取り組んでいただきたい.
来春には,多くの受験生が専門性をもった立派な歯科衛生士として誕生することを期待している.
1999年11月
歯科衛生士試験対策検討会
第1版の序
近年の急速な高齢化社会の到来と少子化は,保健・医療・福祉の基本的なフレームの見直しをわれわれに迫っている.
歯科保健医療をとりまく環境も,1989年から厚生省が提唱している8020運動の推進,1992年からの老人保健法の歯科衛生士による寝たきり老人の訪問指導の実施,1994年の保健所法から地域保健法への改正,1995年の老人保健法による歯周疾患検診の導入,さらに1996年の社会保険歯科診療における歯周治療システムの大幅改定など,新たな時代の到来ともいうべき様相を呈してきた.そのような状況のもとで,歯科衛生士に期待される役割はきわめて大きくなってきている.
歯科衛生士を目指す諸姉には,それゆえ,臨床や地域保健で活躍するための十分な基礎体力を,まずは教育を通じて身につけることが求められている.
そこで,このたび教育と国家試験をつなぐ“橋”の役割を担うことをねらいとした本シリーズを企画した.
本シリーズの発刊にあたっては,ただ単に知識の整理を行ったのみではなく,国家試験対策について十分に検討し,学力向上のための効果的な勉強ができるように配慮したつもりである.
すなわち,厚生省の「歯科衛生士試験出題基準」をもとに,「歯科衛生士養成所教授要綱」を加味して各科目のセクション化をはかり,それぞれの重要なエッセンスを解説している.さらに,各科目ごとの主要なテーマを問題例としてあげ,それを解くための基本的な考え方を習得することで,国家試験問題を解くための思考過程が自然と備わるように構成した.また,知識の確認としての一問一答を科目ごとに付して,短時間で学習効果を高めるように工夫してある.
本書を手にされた諸姉が,これを上手に利用することにより,所期の目的を達成されることを祈念している.
1996年7月
歯科衛生士試験対策検討会
第3版 ポイントチェック 歯科衛生士試験対策1―解剖学/組織・発生学/口腔解剖学/生理学/病理学/微生物学/薬理学― 目次
I編 解 剖 学
SECTION 1 骨 格 系
I .骨の機能と構造
II .身体各部の骨格系
SECTION 2 筋 系
I .筋の形状
II .筋の起始と停止
III .筋の作用
IV .筋の補助装置
V .身体各部の筋
SECTION 3 内 臓 学
I .消化器系
II .呼吸器系
III .泌尿器系
IV .生殖系
V .内分泌系
SECTION 4 循 環 器
SECTION 5 神 経 系
SECTION 6 感 覚 器
Key Point
一問一答
II編 組織・発生学
SECTION 1 細 胞
I .細胞の構造
II .細胞分裂
SECTION 2 組 織
I .上皮組織
II .支持組織
III .粘 膜
IV .血液とリンパ
V .筋組織
VI .神経組織
SECTION 3 一般発生
I .受精と着床
II .染色体
III .胚 葉
IV .顎,顔面,口腔と歯の発生
Key Point
一問一答
III編 口腔解剖学
SECTION 1 口 腔
I .口腔前庭
II .固有口腔
III .舌
IV .唾液腺
V .咽 頭
SECTION 2 口腔の土台をつくる骨
I .上顎骨
II .口蓋骨
III .下顎骨
IV .顎関節
SECTION 3 口腔の筋
I .表情筋
II .咀嚼筋
III .舌骨上筋
SECTION 4 口腔の脈管系
I .動 脈
II .静 脈
III .リンパ
SECTION 5 口腔の神経
SECTION 6 歯の形態
SECTION 7 永 久 歯
SECTION 8 乳 歯
SECTION 9 歯 式
SECTION10 エナメル質
SECTION11 象 牙 質
SECTION12 歯 髄
SECTION13 歯周組織
I .歯周組織とは
II .セメント質
III .歯根膜
IV .歯槽骨
V .歯 肉
Key Point
一問一答
IV編 生 理 学
SECTION 1 細 胞
I .細胞の構造
II .細胞の機能
SECTION 2 血 液
I .血液の組成と機能
II .血液凝固
III .止血と出血性素因
IV .血液型と輸血
SECTION 3 循 環
I .循環系
II .心 臓
III .血 圧
IV .ショック
SECTION 4 呼 吸
I .呼吸運動
II .肺容量
III .呼吸の調節
SECTION 5 筋
I .骨格筋
II .平滑筋
III .心 筋
IV .筋の収縮
V .筋収縮に伴う諸現象
VI .咀嚼筋と顎反射
SECTION 6 神 経
I .ニューロン
II .興奮の伝導と伝達
III .神経系の構成
IV .自律神経系
V .体性神経系
VI .中枢神経系
SECTION 7 感 覚
I .感覚の一般的性質
II .体性感覚
III .内臓感覚
IV .特殊感覚
SECTION 8 消化,吸収
I .胃液と消化
II .消化管の運動
III .胆 汁
IV . 液
V .吸 収
VI .栄養,代謝
VII .エネルギー代謝
SECTION 9 排 泄
SECTION10 体 温
I .体温と体温調節
II .発 熱
SECTION11 内 分 泌
I .ホルモン
II .甲状腺ホルモン
III .カルシトニン
IV .上皮小体ホルモン(パラトルモン)
V .パラトルモン,カルシトニン,ビタミンD(活性型)の血中Ca2+濃度の調節
VI .臓ホルモン
VII .副腎皮質ホルモン
VIII .副腎髄質ホルモン
IX .性ホルモン
X .下垂体ホルモン
XI .松果体ホルモン
XII .歯とホルモン
SECTION12 歯
I .歯の硬組織の生理
II .歯周組織
III .歯の感覚
IV .咀 嚼
SECTION13 口 腔
I .口腔粘膜の感覚
II .味 覚
III .唾 液
IV .嚥下,口呼吸
V .発声と構音
Key Point
一問一答
V編 病 理 学
SECTION 1 病 因 論
I .内 因
II .外 因
付─I .奇 形
付─II .医原性疾患と公害病
SECTION 2 循環障害
I .循環血液量障害
II .閉塞性障害
付 .脱水症
SECTION 3 代謝障害
I .変 性
II .萎 縮
III .壊 死
SECTION 4 増殖と修復
I .肥大・増生(過形成)
II .再 生
III .肉芽組織
IV .創傷の治癒
V .器質化
VI .化 生
SECTION 5 炎症と免疫
I .炎症の五大徴候
II .炎症の原因と免疫反応
III .炎症の組織学的変化
IV .炎症の分類
V .アレルギー(免疫反応による組織障害)
VI .自己免疫疾患
VII .免疫不全
VIII .移植と免疫
SECTION 6 腫 瘍
I .腫瘍の形態
II .腫瘍の発育形式
III .腫瘍の広がり方
IV .腫瘍の原因
V .腫瘍の分類
付─I .腫瘍の生体に及ぼす影響
付─II .悪性腫瘍の疫学
SECTION 7 歯の発育異常
I .大きさの異常
II .形の異常
III .数の異常
IV .構造の異常
SECTION 8 歯の損傷
I .咬耗症
II .摩耗症
III .酸蝕症(侵蝕症)
IV .歯の外傷
SECTION 9 歯の付着物,沈着物と着色
I .付着物および沈着物
II .着 色
SECTION10 齲
SECTION11 象牙質,セメント質の増生
I .第二象牙質
II .歯髄の石灰化
III .セメント質増殖症(セメント質肥大症)
IV .セメント粒
SECTION12 歯髄の病変
I .退行性病変
II .炎症(歯髄炎)
SECTION13 根尖性歯周組織の病変
SECTION14 辺縁性歯周組織の病変
I .歯周疾患(歯周病)の定義と分類
II .歯肉炎と歯周炎
III .おもな歯周疾患
SECTION15 口腔創傷の治癒
I .口腔粘膜傷(創)の治癒
II .抜歯創の治癒
SECTION16 歯・口腔の{胞と腫瘍
I .{ 胞
II .腫 瘍
Key Point
一問一答
VI編 微生物学
SECTION 1 微生物の特徴
I .微生物の種類と研究法
II .細菌の一般的性状
III .ウイルス
IV .その他の微生物
SECTION 2 感 染
I .感染症
II .微生物の病原性
III .宿主の抵抗性
IV .感染経路
V .感染の種類
SECTION 3 免 疫
I .免疫とは
II .免疫の種類
III .免疫にかかわる細胞
IV .免疫機構
V .抗原抗体反応
VI .アレルギー
VII .宿主の感受性
SECTION 4 化学療法
I .化学療法とは
II .合成化学療法剤
III .抗生物質
IV .重要語句
SECTION 5 病原微生物
I .細 菌
II .原 虫
III .スピロヘータ
IV .真 菌
V .リケッチア
VI .クラミジア
VII .ウイルス
SECTION 6 口腔内常在微生物
I .由来と定着
II .口腔内常在微生物叢
III .口腔感染症
SECTION 7 滅菌と消毒
I .定 義
II .滅菌法
III .消毒法
Key Point
一問一答
VII編 薬 理 学
SECTION 1 薬理作用
I .薬理作用の基本形式
II .薬物の作用機序
III .薬用量
IV .生体の感受性
V .併 用
VI .連 用
VII .副作用
SECTION 2 投 与
I .投与方法
II .薬物動態
III .血中濃度推移
SECTION 3 医 薬 品
I .日本薬局方および局方薬
II .毒薬,劇薬,普通薬,麻薬
SECTION 4 調 剤
I .処方せん
II .配合変化
III .保存方法
IV .剤 形
SECTION 5 中枢神経系作用薬物
I .全身麻酔薬
II .催眠薬
III .抗不安薬(マイナートランキライザー)
IV .鎮痛薬
V .中枢神経興奮薬
VI .精神賦活薬
SECTION 6 末神経系作用薬物
I .局所麻酔薬
II .自律神経系の薬理学
SECTION 7 止 血 薬
I .出血と止血
II .止血薬
SECTION 8 抗炎症薬
I .炎症とは
II .抗炎症薬
SECTION 9 病原微生物に作用する薬物
I .消毒薬
II .化学療法薬
Key Point
一問一答
索引
I編 解 剖 学
SECTION 1 骨 格 系
I .骨の機能と構造
II .身体各部の骨格系
SECTION 2 筋 系
I .筋の形状
II .筋の起始と停止
III .筋の作用
IV .筋の補助装置
V .身体各部の筋
SECTION 3 内 臓 学
I .消化器系
II .呼吸器系
III .泌尿器系
IV .生殖系
V .内分泌系
SECTION 4 循 環 器
SECTION 5 神 経 系
SECTION 6 感 覚 器
Key Point
一問一答
II編 組織・発生学
SECTION 1 細 胞
I .細胞の構造
II .細胞分裂
SECTION 2 組 織
I .上皮組織
II .支持組織
III .粘 膜
IV .血液とリンパ
V .筋組織
VI .神経組織
SECTION 3 一般発生
I .受精と着床
II .染色体
III .胚 葉
IV .顎,顔面,口腔と歯の発生
Key Point
一問一答
III編 口腔解剖学
SECTION 1 口 腔
I .口腔前庭
II .固有口腔
III .舌
IV .唾液腺
V .咽 頭
SECTION 2 口腔の土台をつくる骨
I .上顎骨
II .口蓋骨
III .下顎骨
IV .顎関節
SECTION 3 口腔の筋
I .表情筋
II .咀嚼筋
III .舌骨上筋
SECTION 4 口腔の脈管系
I .動 脈
II .静 脈
III .リンパ
SECTION 5 口腔の神経
SECTION 6 歯の形態
SECTION 7 永 久 歯
SECTION 8 乳 歯
SECTION 9 歯 式
SECTION10 エナメル質
SECTION11 象 牙 質
SECTION12 歯 髄
SECTION13 歯周組織
I .歯周組織とは
II .セメント質
III .歯根膜
IV .歯槽骨
V .歯 肉
Key Point
一問一答
IV編 生 理 学
SECTION 1 細 胞
I .細胞の構造
II .細胞の機能
SECTION 2 血 液
I .血液の組成と機能
II .血液凝固
III .止血と出血性素因
IV .血液型と輸血
SECTION 3 循 環
I .循環系
II .心 臓
III .血 圧
IV .ショック
SECTION 4 呼 吸
I .呼吸運動
II .肺容量
III .呼吸の調節
SECTION 5 筋
I .骨格筋
II .平滑筋
III .心 筋
IV .筋の収縮
V .筋収縮に伴う諸現象
VI .咀嚼筋と顎反射
SECTION 6 神 経
I .ニューロン
II .興奮の伝導と伝達
III .神経系の構成
IV .自律神経系
V .体性神経系
VI .中枢神経系
SECTION 7 感 覚
I .感覚の一般的性質
II .体性感覚
III .内臓感覚
IV .特殊感覚
SECTION 8 消化,吸収
I .胃液と消化
II .消化管の運動
III .胆 汁
IV . 液
V .吸 収
VI .栄養,代謝
VII .エネルギー代謝
SECTION 9 排 泄
SECTION10 体 温
I .体温と体温調節
II .発 熱
SECTION11 内 分 泌
I .ホルモン
II .甲状腺ホルモン
III .カルシトニン
IV .上皮小体ホルモン(パラトルモン)
V .パラトルモン,カルシトニン,ビタミンD(活性型)の血中Ca2+濃度の調節
VI .臓ホルモン
VII .副腎皮質ホルモン
VIII .副腎髄質ホルモン
IX .性ホルモン
X .下垂体ホルモン
XI .松果体ホルモン
XII .歯とホルモン
SECTION12 歯
I .歯の硬組織の生理
II .歯周組織
III .歯の感覚
IV .咀 嚼
SECTION13 口 腔
I .口腔粘膜の感覚
II .味 覚
III .唾 液
IV .嚥下,口呼吸
V .発声と構音
Key Point
一問一答
V編 病 理 学
SECTION 1 病 因 論
I .内 因
II .外 因
付─I .奇 形
付─II .医原性疾患と公害病
SECTION 2 循環障害
I .循環血液量障害
II .閉塞性障害
付 .脱水症
SECTION 3 代謝障害
I .変 性
II .萎 縮
III .壊 死
SECTION 4 増殖と修復
I .肥大・増生(過形成)
II .再 生
III .肉芽組織
IV .創傷の治癒
V .器質化
VI .化 生
SECTION 5 炎症と免疫
I .炎症の五大徴候
II .炎症の原因と免疫反応
III .炎症の組織学的変化
IV .炎症の分類
V .アレルギー(免疫反応による組織障害)
VI .自己免疫疾患
VII .免疫不全
VIII .移植と免疫
SECTION 6 腫 瘍
I .腫瘍の形態
II .腫瘍の発育形式
III .腫瘍の広がり方
IV .腫瘍の原因
V .腫瘍の分類
付─I .腫瘍の生体に及ぼす影響
付─II .悪性腫瘍の疫学
SECTION 7 歯の発育異常
I .大きさの異常
II .形の異常
III .数の異常
IV .構造の異常
SECTION 8 歯の損傷
I .咬耗症
II .摩耗症
III .酸蝕症(侵蝕症)
IV .歯の外傷
SECTION 9 歯の付着物,沈着物と着色
I .付着物および沈着物
II .着 色
SECTION10 齲
SECTION11 象牙質,セメント質の増生
I .第二象牙質
II .歯髄の石灰化
III .セメント質増殖症(セメント質肥大症)
IV .セメント粒
SECTION12 歯髄の病変
I .退行性病変
II .炎症(歯髄炎)
SECTION13 根尖性歯周組織の病変
SECTION14 辺縁性歯周組織の病変
I .歯周疾患(歯周病)の定義と分類
II .歯肉炎と歯周炎
III .おもな歯周疾患
SECTION15 口腔創傷の治癒
I .口腔粘膜傷(創)の治癒
II .抜歯創の治癒
SECTION16 歯・口腔の{胞と腫瘍
I .{ 胞
II .腫 瘍
Key Point
一問一答
VI編 微生物学
SECTION 1 微生物の特徴
I .微生物の種類と研究法
II .細菌の一般的性状
III .ウイルス
IV .その他の微生物
SECTION 2 感 染
I .感染症
II .微生物の病原性
III .宿主の抵抗性
IV .感染経路
V .感染の種類
SECTION 3 免 疫
I .免疫とは
II .免疫の種類
III .免疫にかかわる細胞
IV .免疫機構
V .抗原抗体反応
VI .アレルギー
VII .宿主の感受性
SECTION 4 化学療法
I .化学療法とは
II .合成化学療法剤
III .抗生物質
IV .重要語句
SECTION 5 病原微生物
I .細 菌
II .原 虫
III .スピロヘータ
IV .真 菌
V .リケッチア
VI .クラミジア
VII .ウイルス
SECTION 6 口腔内常在微生物
I .由来と定着
II .口腔内常在微生物叢
III .口腔感染症
SECTION 7 滅菌と消毒
I .定 義
II .滅菌法
III .消毒法
Key Point
一問一答
VII編 薬 理 学
SECTION 1 薬理作用
I .薬理作用の基本形式
II .薬物の作用機序
III .薬用量
IV .生体の感受性
V .併 用
VI .連 用
VII .副作用
SECTION 2 投 与
I .投与方法
II .薬物動態
III .血中濃度推移
SECTION 3 医 薬 品
I .日本薬局方および局方薬
II .毒薬,劇薬,普通薬,麻薬
SECTION 4 調 剤
I .処方せん
II .配合変化
III .保存方法
IV .剤 形
SECTION 5 中枢神経系作用薬物
I .全身麻酔薬
II .催眠薬
III .抗不安薬(マイナートランキライザー)
IV .鎮痛薬
V .中枢神経興奮薬
VI .精神賦活薬
SECTION 6 末神経系作用薬物
I .局所麻酔薬
II .自律神経系の薬理学
SECTION 7 止 血 薬
I .出血と止血
II .止血薬
SECTION 8 抗炎症薬
I .炎症とは
II .抗炎症薬
SECTION 9 病原微生物に作用する薬物
I .消毒薬
II .化学療法薬
Key Point
一問一答
索引