やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

I編 栄養学の基礎知識
1章 序説
 I.栄養
 II.栄養素
 III.人体の構成成分
 IV.栄養と健康
 V.歯科医学領域における栄養学
2章 熱量とエネルギー代謝
 I.エネルギーとは
 II.エネルギー代謝研究の歴史
 III.エネルギー量の単位
 IV.食物のエネルギー
  1.食物の生理的有効熱量の計算
 V.エネルギー代謝量の測定
  1.直接熱量測定法
  2.間接熱量測定法
 VI.基礎代謝
  1.基礎代謝の因子
  2.基礎代謝の測定
  3.基礎代謝算出の例
 VII.作業代謝
  1.エネルギー代謝率
  2.エネルギー所要量
3章 栄養素の種類――特に三大栄養素
 はじめに
 I.糖質(炭水化物)
  1.糖質の分類と種類
  2.糖質の酸化分解
  3.糖質の生理
  4.糖新生
 II.脂質
  1.脂質の分類とその化学
  2.脂質の生理作用
 III.タンパク質
  1.タンパク質の分類と種類
  2.アミノ酸
  3.タンパク質の栄養価またはタンパク質効率
4章 無機質
 はじめに
  1.無機質の共通的生理作用
 I.カルシウム
  1.生理作用
  2.食品中のカルシウム
  3.カルシウム代謝
  4.食品中のカルシウムの利用率
 II.リン
  1.生理作用
  2.リン代謝
  3.食品中のリンとその利用
 III.マグネシウム
  1.生理作用
  2.マグネシウム代謝
  3.マグネシウムの過剰と欠乏症
 IV.鉄
 (付)食物繊維(難消化非吸収性多糖類)について
  1.タンパク質の消化と吸収
  2.脂質の消化
3章 栄養所要量
 はじめに
 I.各国の栄養所要量
 II.わが国の栄養所要量の変遷と現況
 III.エネルギー所要量
 IV.脂肪の適正摂取
 V.タンパク質所要量
 VI.食物繊維の目標摂取量
 VII.無機質(ミネラル)所要量
  1.カルシウム所要量
  2.鉄所要量
  3.ナトリウム(食塩)の適正摂取量
  4.リンの目標摂取量
  5.カリウムの目標摂取量
  6.マグネシウムの目標摂取量
 VIII.ビタミン所要量
4章 国民栄養の現状と問題点――特に適正な栄養素の摂取のために
 I.国民栄養調査の歴史
 II.国民栄養の現状
 III.現代食生活の問題点
  1.脂肪の過剰摂取の傾向
  2.エネルギーの過剰摂取の傾向
  3.軟らかい食品の摂取傾向
  4.食塩の過剰摂取の傾向
5章 おもな疾患と栄養および食生活(食事療法)
 はじめに
 I.生活習慣病と食生活
  1.悪性新生物
  2.心疾患
  3.脳血管疾患
  4.糖尿病
  5.痛風
  6.慢性肝疾患
 II.歯科疾患と栄養および食生活
  はじめに
  1.う蝕症
  2.歯周疾患
6章 栄養指導のための食品の栄養成分
 I.食品の分類
  1.食品群の分類法
  2.食品成分表
 II.食品の調理による栄養素の変化
  1.糖質の調理による変化
  2.タンパク質の調理による変化
  3.脂質の調理による変化
  4.無機質の調理による変化
  5.ビタミンの調理による変化
7章 栄養指導の進め方
 はじめに
 I.栄養指導の手順
  1.被指導者の食生活への接近
  2.問題の発見と解析
  3.指導目標の設定と計画の立案
  4.実施と評価
 II.栄養指導の実施方法
  1.栄養・食生活の調査
  2.栄養・食生活の分析および問題点の発見
  3.指導計画の設定と実施
  4.栄養指導の成果と評価

 索引