序
薬剤に起因する有害反応は薬物治療をする上で避けて通れない.最も近くで患者と接し,患者の訴えを聞き,患者の状態を看る看護師にとって,薬物療法に伴う有害反応を把握することはとても重要である.
現在日本で承認されている薬剤は約3,000成分,品目とすると約19,000もの医薬品が臨床で使用されている.限られた時間の中ですべての医薬品を理解し,看護に結びつけることは至難の業と言えるが,薬剤の基本的事項を把握しなければ看護の提供はできず,知識の不足が医療事故に直結することもある.日本医療機能評価機構がまとめている医療事故情報収集等事業において,国内主要医療機関で1年間に発生した看護師によるヒヤリ・ハットのうち薬剤に起因する報告は約4万件に達している.その中には知識の不足や知識の誤りを起因とする報告もなされている.しかしながら,看護学教育の中で,薬物療法に関連する時間は,医学や薬学に比して極めて少ないのが現状である.
薬理学は,薬がどのように作用し,どのような疾患の治療に用いられるかという『主作用』に重点を置かれることが多い.しかし看護師に必要な薬理学は,むしろ薬物療法に伴って生じうる『有害反応』の把握である.個々の患者の病状に応じ,患者が服用する1つの薬剤もしくは複数の併用する薬剤によって発生する有害反応を予測し,患者の治療を安全にサポートすることが重要な務めとなる.
そこで本書は,禁忌や併用注意,有害反応など薬剤によって生命を脅かす可能性のあるものを先に記述し,さらにそれらの機序が解明されているものについて詳述した.医療事故の報告されている薬剤については重要事故事例をあげることで,看護への注意点を明確にしている.すべての薬剤に対し「患者を看る」という視点で,看護する上での注意点をあげ,個々の薬剤の特徴をつかめるよう試みた.
本書は『疾患』を中心にして,疾患を治療する代表的薬剤(85成分)で構成している.異なる疾患に使用されることのある薬剤は,章にまたがって参照できるようにした.単剤だけではなく薬剤の併用によって起こる併用禁忌や併用注意もとらえ,薬の効き目すなわち薬理学はあえて最後に示し,薬剤の理解を深められるようにしている.巻末には重要な薬剤を列挙してあるので,看護師にとって最低限必要な薬の知識を習得してほしい.
本書に記載した85成分だけでは薬物療法全体をとらえることはできないが,本書に即して薬剤の添付文書やインタビューフォームを解読することで,薬剤の特徴をとらえることができよう.本書は患者に安心・安全な薬物療法を学べることから看護学のみならず医学ならびに薬学の学生にも参考となる.なお,薬剤に関する禁忌等の情報は厚生労働省,製薬メーカーなどにより変更されることがある.最新の情報を細心の注意を持って入手して欲しい.
最後に,本書を形作るために多大なご尽力をいただいた医歯薬出版の編集部の皆様に心より感謝申し上げる.
2009年9月
根本 昌宏
薬剤に起因する有害反応は薬物治療をする上で避けて通れない.最も近くで患者と接し,患者の訴えを聞き,患者の状態を看る看護師にとって,薬物療法に伴う有害反応を把握することはとても重要である.
現在日本で承認されている薬剤は約3,000成分,品目とすると約19,000もの医薬品が臨床で使用されている.限られた時間の中ですべての医薬品を理解し,看護に結びつけることは至難の業と言えるが,薬剤の基本的事項を把握しなければ看護の提供はできず,知識の不足が医療事故に直結することもある.日本医療機能評価機構がまとめている医療事故情報収集等事業において,国内主要医療機関で1年間に発生した看護師によるヒヤリ・ハットのうち薬剤に起因する報告は約4万件に達している.その中には知識の不足や知識の誤りを起因とする報告もなされている.しかしながら,看護学教育の中で,薬物療法に関連する時間は,医学や薬学に比して極めて少ないのが現状である.
薬理学は,薬がどのように作用し,どのような疾患の治療に用いられるかという『主作用』に重点を置かれることが多い.しかし看護師に必要な薬理学は,むしろ薬物療法に伴って生じうる『有害反応』の把握である.個々の患者の病状に応じ,患者が服用する1つの薬剤もしくは複数の併用する薬剤によって発生する有害反応を予測し,患者の治療を安全にサポートすることが重要な務めとなる.
そこで本書は,禁忌や併用注意,有害反応など薬剤によって生命を脅かす可能性のあるものを先に記述し,さらにそれらの機序が解明されているものについて詳述した.医療事故の報告されている薬剤については重要事故事例をあげることで,看護への注意点を明確にしている.すべての薬剤に対し「患者を看る」という視点で,看護する上での注意点をあげ,個々の薬剤の特徴をつかめるよう試みた.
本書は『疾患』を中心にして,疾患を治療する代表的薬剤(85成分)で構成している.異なる疾患に使用されることのある薬剤は,章にまたがって参照できるようにした.単剤だけではなく薬剤の併用によって起こる併用禁忌や併用注意もとらえ,薬の効き目すなわち薬理学はあえて最後に示し,薬剤の理解を深められるようにしている.巻末には重要な薬剤を列挙してあるので,看護師にとって最低限必要な薬の知識を習得してほしい.
本書に記載した85成分だけでは薬物療法全体をとらえることはできないが,本書に即して薬剤の添付文書やインタビューフォームを解読することで,薬剤の特徴をとらえることができよう.本書は患者に安心・安全な薬物療法を学べることから看護学のみならず医学ならびに薬学の学生にも参考となる.なお,薬剤に関する禁忌等の情報は厚生労働省,製薬メーカーなどにより変更されることがある.最新の情報を細心の注意を持って入手して欲しい.
最後に,本書を形作るために多大なご尽力をいただいた医歯薬出版の編集部の皆様に心より感謝申し上げる.
2009年9月
根本 昌宏
1 総論
薬の有害反応はなぜ起こる
1 主作用・副作用・有害反応という言葉
2 有害反応はなぜ起こる
3 有害反応を生じやすい薬物
4 知識を生かした薬物療法看護を提供するために
各論の読み方
2 各論
1 がんを治療する薬
(1) シクロホスファミド(CPA)
(2) シスプラチン(CDDP)
(3) イリノテカン(CPT-11)
(4) パクリタキセル(PTX)
(5) ドキソルビシン(DXR)
2 循環器系に使う薬
1 心不全治療薬
(1) 強心薬(ジギタリス)
(2) アンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬(エナラプリル)
(3) 利尿薬(フロセミド)
2 高血圧治療薬(降圧剤)
(1) 交感神経アドレナリンβ受容体遮断薬(プロプラノロール)
(2) アンギオテンシン変換酵素阻害薬(エナラプリル)
(3) アンギオテンシンII受容体拮抗薬(ロサルタン)
(4) カルシウム拮抗薬(ニフェジピン)
(5) 利尿薬(フロセミド)
3 狭心症
(1) 硝酸薬(ニトログリセリン,硝酸イソソルビド)
(2) カルシウム拮抗薬(ニフェジピン)
(3) 交感神経アドレナリンβ受容体遮断薬(プロプラノロール)
(4) 抗血液凝固薬(低用量アスピリン)
4 不整脈
(1) ナトリウムチャネル遮断薬(リドカイン)
(2) 交感神経アドレナリンβ受容体遮断薬(プロプラノロール)
(3) カリウムチャネル遮断薬(アミオダロン)
(4) カルシウム拮抗薬(ベラパミル)
(5) 強心薬ジギタリス(ジギタリス)
5 脂質異常症
(1) HMG-CoA還元酵素阻害薬(プラバスタチン)
(2) フィブラート類(ベザフィブラート)
(3) イオン交換樹脂(コレスチミド)
(4) プロブコール(シンレスタール)
6 血栓症
(1) 抗血小板薬(低用量アスピリン)
(2) 抗血液凝固薬(ワルファリン)
3 外科手術時に用いられる薬
1 全身麻酔薬
(1) 吸入麻酔薬(セボフルラン)
(2) 静脈麻酔薬(プロポフォール)
2 局所麻酔薬
リドカイン
3 筋弛緩薬
パンクロニウム
4 麻薬性鎮痛薬
レミフェンタニル
4 脳神経系に用いられる薬
1 不眠・不安神経症
催眠鎮静薬:ベンゾジアゼピン系(ジアゼパム)
2 うつ病
(1) 三環系抗うつ薬(イミプラミン)
(2) 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)(フルボキサミン)
3 統合失調症
(1) 定型抗精神病薬(クロルプロマジン,ハロペリドール)
(2) 非定型抗精神病薬(リスペリドン)
4 てんかん
(1) ヒダントイン誘導体(フェニトイン)
(2) イミノスチルベン誘導体(カルバマゼピン)
(3) GABAトランスアミナーゼ阻害薬(バルプロ酸ナトリウム)
5 パーキンソン病
(1) ドパミン作用薬(レボドパ・カルビドパ合剤)
(2) ドパミンD2受容体刺激薬(ブロモクリプチン)
(3) 中枢性コリン薬(トリヘキシフェニジル)
6 アルツハイマー型認知症
アセチルコリンエステラーゼ阻害薬(ドネペジル)
7 痛みと麻薬性鎮痛薬
(1) モルヒネ徐放錠
(2) フェンタニルパッチ
5 免疫・炎症に用いられる薬
1 自己免疫疾患(リウマチ)
(1) 非ステロイド性抗炎症薬(ジクロフェナク)
(2) 副腎皮質ステロイド(プレドニゾロン)
(3) 葉酸代謝拮抗薬(メトトレキサート)
2 痛風
1 急性期に有効な薬剤
(1) 痛風発作予防薬(コルヒチン)
(2) 非ステロイド性抗炎症薬(ジクロフェナク,インドメタシンなど)
2 慢性期に有効な薬剤
(1) 尿酸合成阻害薬(アロプリノール)
(2) 尿酸排泄促進薬(ベンズブロマロン)
3 アレルギー・過敏症
(1) 抗ヒスタミン薬(ジフェンヒドラミン)
(2) 第2世代抗アレルギー薬(ケトチフェン)
6 呼吸器系に用いられる薬
1 喘息
(1) 気管支拡張薬(テオフィリン)
(2) 交感神経アドレナリンβ受容体刺激薬(プロカテロール)
(3) 副腎皮質ステロイド薬(プレドニゾロン)
2 咳嗽
(1) 麻薬性鎮咳薬(コデイン)
(2) 非麻薬性鎮咳薬(デキストロメトルファン)
7 消化器系に用いられる薬
1 胃・十二指腸潰瘍
1 攻撃因子抑制薬
(1) ヒスタミンH2受容体遮断薬(シメチジン)
(2) プロトンポンプ阻害薬(オメプラゾール)
2 防御因子増強薬
プロスタグランジンE製剤(ミソプロストール)
2 悪心・嘔吐
(1) 抗ドパミン薬(メトクロプラミド)
(2) 抗セロトニン薬(オンダンセトロン)
8 内分泌系に用いられる薬
1 糖尿病
(1) 注射剤:インスリン製剤(インスリン)
(2) 経口剤:スルホニル尿素薬(グリベンクラミド)
(3) 経口剤:インスリン抵抗性改善薬(ピオグリタゾン)
(4) 経口剤:α-グルコシダーゼ阻害薬(ボグリボース)
2 甲状腺機能異常症
1 甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモン薬(レボチロキシンナトリウム)
2 甲状腺機能亢進症
抗甲状腺薬(チアマゾール)
9 感染症に用いられる薬
1 抗生物質・合成抗菌薬
(1) ペニシリン系(セフェム系)抗生物質(アンピシリン・スルバクタム合剤)
(2) アミノグリコシド系抗生物質(ストレプトマイシン,ゲンタマイシン)
(3) テトラサイクリン系抗生物質(ミノサイクリン)
(4) マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン)
(5) ニューキノロン系抗菌薬(レボフロキサシン)
2 消毒薬(外用)
(1) ビグアニド系消毒薬(グルコン酸クロルヘキシジン)
(2) 塩素系消毒薬(次亜塩素酸ナトリウム)
(3) アルコール類(消毒用エタノール)
(4) ヨウ素製剤(ポビドンヨード)
(5) アルデヒド類(グルタラール)
10 婦人科系に用いられる薬
(1) 更年期障害治療薬(エストラジオール)
(2) 子宮収縮薬(陣痛誘発)(オキシトシン)
11 眼疾患(緑内障)に用いられる薬
(1) 交感神経アドレナリンβ受容体遮断薬(カルテオロール)
(2) プロスタグランジンF2α(ラタノプロスト)
(3) 副交感神経アセチルコリンM受容体刺激薬(ピロカルピン)
薬剤一覧
薬の有害反応はなぜ起こる
1 主作用・副作用・有害反応という言葉
2 有害反応はなぜ起こる
3 有害反応を生じやすい薬物
4 知識を生かした薬物療法看護を提供するために
各論の読み方
2 各論
1 がんを治療する薬
(1) シクロホスファミド(CPA)
(2) シスプラチン(CDDP)
(3) イリノテカン(CPT-11)
(4) パクリタキセル(PTX)
(5) ドキソルビシン(DXR)
2 循環器系に使う薬
1 心不全治療薬
(1) 強心薬(ジギタリス)
(2) アンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬(エナラプリル)
(3) 利尿薬(フロセミド)
2 高血圧治療薬(降圧剤)
(1) 交感神経アドレナリンβ受容体遮断薬(プロプラノロール)
(2) アンギオテンシン変換酵素阻害薬(エナラプリル)
(3) アンギオテンシンII受容体拮抗薬(ロサルタン)
(4) カルシウム拮抗薬(ニフェジピン)
(5) 利尿薬(フロセミド)
3 狭心症
(1) 硝酸薬(ニトログリセリン,硝酸イソソルビド)
(2) カルシウム拮抗薬(ニフェジピン)
(3) 交感神経アドレナリンβ受容体遮断薬(プロプラノロール)
(4) 抗血液凝固薬(低用量アスピリン)
4 不整脈
(1) ナトリウムチャネル遮断薬(リドカイン)
(2) 交感神経アドレナリンβ受容体遮断薬(プロプラノロール)
(3) カリウムチャネル遮断薬(アミオダロン)
(4) カルシウム拮抗薬(ベラパミル)
(5) 強心薬ジギタリス(ジギタリス)
5 脂質異常症
(1) HMG-CoA還元酵素阻害薬(プラバスタチン)
(2) フィブラート類(ベザフィブラート)
(3) イオン交換樹脂(コレスチミド)
(4) プロブコール(シンレスタール)
6 血栓症
(1) 抗血小板薬(低用量アスピリン)
(2) 抗血液凝固薬(ワルファリン)
3 外科手術時に用いられる薬
1 全身麻酔薬
(1) 吸入麻酔薬(セボフルラン)
(2) 静脈麻酔薬(プロポフォール)
2 局所麻酔薬
リドカイン
3 筋弛緩薬
パンクロニウム
4 麻薬性鎮痛薬
レミフェンタニル
4 脳神経系に用いられる薬
1 不眠・不安神経症
催眠鎮静薬:ベンゾジアゼピン系(ジアゼパム)
2 うつ病
(1) 三環系抗うつ薬(イミプラミン)
(2) 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)(フルボキサミン)
3 統合失調症
(1) 定型抗精神病薬(クロルプロマジン,ハロペリドール)
(2) 非定型抗精神病薬(リスペリドン)
4 てんかん
(1) ヒダントイン誘導体(フェニトイン)
(2) イミノスチルベン誘導体(カルバマゼピン)
(3) GABAトランスアミナーゼ阻害薬(バルプロ酸ナトリウム)
5 パーキンソン病
(1) ドパミン作用薬(レボドパ・カルビドパ合剤)
(2) ドパミンD2受容体刺激薬(ブロモクリプチン)
(3) 中枢性コリン薬(トリヘキシフェニジル)
6 アルツハイマー型認知症
アセチルコリンエステラーゼ阻害薬(ドネペジル)
7 痛みと麻薬性鎮痛薬
(1) モルヒネ徐放錠
(2) フェンタニルパッチ
5 免疫・炎症に用いられる薬
1 自己免疫疾患(リウマチ)
(1) 非ステロイド性抗炎症薬(ジクロフェナク)
(2) 副腎皮質ステロイド(プレドニゾロン)
(3) 葉酸代謝拮抗薬(メトトレキサート)
2 痛風
1 急性期に有効な薬剤
(1) 痛風発作予防薬(コルヒチン)
(2) 非ステロイド性抗炎症薬(ジクロフェナク,インドメタシンなど)
2 慢性期に有効な薬剤
(1) 尿酸合成阻害薬(アロプリノール)
(2) 尿酸排泄促進薬(ベンズブロマロン)
3 アレルギー・過敏症
(1) 抗ヒスタミン薬(ジフェンヒドラミン)
(2) 第2世代抗アレルギー薬(ケトチフェン)
6 呼吸器系に用いられる薬
1 喘息
(1) 気管支拡張薬(テオフィリン)
(2) 交感神経アドレナリンβ受容体刺激薬(プロカテロール)
(3) 副腎皮質ステロイド薬(プレドニゾロン)
2 咳嗽
(1) 麻薬性鎮咳薬(コデイン)
(2) 非麻薬性鎮咳薬(デキストロメトルファン)
7 消化器系に用いられる薬
1 胃・十二指腸潰瘍
1 攻撃因子抑制薬
(1) ヒスタミンH2受容体遮断薬(シメチジン)
(2) プロトンポンプ阻害薬(オメプラゾール)
2 防御因子増強薬
プロスタグランジンE製剤(ミソプロストール)
2 悪心・嘔吐
(1) 抗ドパミン薬(メトクロプラミド)
(2) 抗セロトニン薬(オンダンセトロン)
8 内分泌系に用いられる薬
1 糖尿病
(1) 注射剤:インスリン製剤(インスリン)
(2) 経口剤:スルホニル尿素薬(グリベンクラミド)
(3) 経口剤:インスリン抵抗性改善薬(ピオグリタゾン)
(4) 経口剤:α-グルコシダーゼ阻害薬(ボグリボース)
2 甲状腺機能異常症
1 甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモン薬(レボチロキシンナトリウム)
2 甲状腺機能亢進症
抗甲状腺薬(チアマゾール)
9 感染症に用いられる薬
1 抗生物質・合成抗菌薬
(1) ペニシリン系(セフェム系)抗生物質(アンピシリン・スルバクタム合剤)
(2) アミノグリコシド系抗生物質(ストレプトマイシン,ゲンタマイシン)
(3) テトラサイクリン系抗生物質(ミノサイクリン)
(4) マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン)
(5) ニューキノロン系抗菌薬(レボフロキサシン)
2 消毒薬(外用)
(1) ビグアニド系消毒薬(グルコン酸クロルヘキシジン)
(2) 塩素系消毒薬(次亜塩素酸ナトリウム)
(3) アルコール類(消毒用エタノール)
(4) ヨウ素製剤(ポビドンヨード)
(5) アルデヒド類(グルタラール)
10 婦人科系に用いられる薬
(1) 更年期障害治療薬(エストラジオール)
(2) 子宮収縮薬(陣痛誘発)(オキシトシン)
11 眼疾患(緑内障)に用いられる薬
(1) 交感神経アドレナリンβ受容体遮断薬(カルテオロール)
(2) プロスタグランジンF2α(ラタノプロスト)
(3) 副交感神経アセチルコリンM受容体刺激薬(ピロカルピン)
薬剤一覧