第2版の序
21世紀に突入と時を同じくして,作業療法をとりまく諸々の状況は急激に変化している.この国の経済危機に伴う医療・福祉制度の変革のうねりが,そして行政改革,教育改革などの波が,作業療法の臨床・教育・研究に変革を迫っており,また世界的規模ではEBM,ICFといった新しい動きが進展している.
そのような流れの中で,作業療法はどの方向を向き,どのように自らの行動規範を確立すべきであろうか.まさに「正念場」の感がある.
2003年度における作業療法士数は約20,000名に達し,作業療法士養成校は142校,その養成形態も3年制専門学校,4年制専門学校,昼間コース,夜間コース,3年生短大,4年制大学,そして,その後の大学院修士課程,博士課程と多様な教育機会が提供されるようになっている.今後は毎年3,000名以上の作業療法士が誕生するようになり,「量」とともに「質」の確保が急務であることが叫ばれている.
さて,1999年に改訂された本全書9『作業療法総論』は作業療法全般に関する基礎的な知識・技術そして理念の解説書である.それに続く本書の目的は,「身体障害,発達障害,精神障害,高齢期障害の各領域で対象となる主な疾患・障害に対する作業療法の一般的・基本的考え方と技術を具体的に知ることができる」というものであり,初学者のためにできるだけ基礎的,かつ平易な,いわばオーソドックスな内容で構成されている.
学生はもとより,経験の浅い作業療法士が,いままで遭遇したことのない疾患・障害をもった対象者を担当したさいに本書を当面の道案内として利用し,さらに発展した学習に取り組まれることを期待する.
本書の初版は1978年であり,実に25年後の改訂である.改訂作業はすでに15年前から開始されてはいたが,諸般の事情により発行が現在に至ってしまった.そのため多くの部分が1990年以前の受稿であり,また部分的に執筆者の交代が必要となり,その部分の最新の受稿が2000年以後というバラツキがあることをお断りしておきたい.
最後に,本書の改訂にあたって多大な協力をいただいた医歯薬出版株式会社の編集担当者に深く謝意を表します.
2003年 春
金子 翼
第1版の序
日本は長寿大国になった.このことから必然的に,老人病の対象者が増してくる一方,人口構成で若年層が減っているために医療従事者の需要と供給のバランスがくずれるようになる.その他労働災害,交通事故,精神障害,難病などリハビリテーション医療を求める人口は増すばかりである.
作業療法の従事者は歴史がまだ浅いこともあって絶対数が不足している.教育施設や実習地も少なく,教員や教科書も不足しているのが実情である.この著書は1つの問題解決のために企画され,長年の経験をもつ金子翼氏,田川義勝氏 ,山口鞆音氏 ,前田信子氏 ,米倉豊子氏に執筆を依頼した.紙数の範囲内でできる限り実用向きに詳しく書いてもらった.読者の方が使われて少しでも便利さを感じ取ってくだされば幸いである.
時代の要請が第4のリハビリテーション医療から逆のぼって,治療,予防,そうして第1の健康増進へと移っていく中で,リハビリテ-ションの各技術は“ころばぬ先の杖”としての効力をもつといえる.それはいかに病者や障害者をつくらぬようにするかの方法が含まれていることと,個人が自分でできるだけ健康体を守り長く維持していくことの目的にかなっているからである.病者の心身の痛みと家族の苦労を思うといかに健康が大切であるかが分かる.
近年,作業療法従事者は病院や施設の建物内で働くだけではなく,より広い地域内でも勤務するようになってきた.それは病者対治療者の人間関係から,一社会人で医学的サービスを求める人と助力者との関係へと以前と違った姿が求められていることに他ならない.デイケアの通園センターで小児や老人に接しても,職場や学校制度内や家庭で対応するようになっても,勤務場所や制度の変化にと惑わず自分の仕事を安定して行なっていくために十分な知識と実技を使いこなしていかなければならない.
ともすれば,診療報酬の項目にそってものを考えたり,行政のこまかな縦割りに影響されて,現実的便宜的方法で人間存在の大きさと深さを見誤ってはならない.こうした風潮に流されずに,作業療法のもつ特徴を十分に生かして仕事をしていくことが望まれる.対象者には乳幼児から老人,心と身体に問題のある人,らいや末期症状のがんの患者までも含まれており,今後もますます広がっていくことであろう.対象者の多様性は狭い一分野での specialistに育てられがちではあるが,出発点はあくまでもgeneralistであり,経験を積んでいくにつれてますます全般的治療技術を使える柔軟性が必要とされる.心と身体を区分して人間を観てしまったり接するのは,“片肺飛行”とよばれても仕方がないと思う.
対象者の自立の心を育てるよう努力はしても決して無理強いをしてはいけな「し,必要なときに必要な量と質の助力をすることで幸せを求めながらの自己実現をしてもらえるように,治療したり,訓練しながら人的物的環境の整備をし謙虚に協力していくことである.
読者の方へお願いしたいのは,各頁の各行間に“相手と家族を大切に思って下さい.いつも心にかけていて下さい”と書かれていると思ってお読みいただきたいのである.
最後に,原武郎先生には,本書に関して多くのご助言とご支援を賜り,完成まで暖かく見守っていただいた.厚くお礼申し上げる.なお,医歯薬出版株式会杜の袖山氏と竹内氏には幾度も足を運ばせたり,気を使っていただいた.ここに感謝の意を表して労をねぎらいたい.
1978年の秋に
鈴木 明子
21世紀に突入と時を同じくして,作業療法をとりまく諸々の状況は急激に変化している.この国の経済危機に伴う医療・福祉制度の変革のうねりが,そして行政改革,教育改革などの波が,作業療法の臨床・教育・研究に変革を迫っており,また世界的規模ではEBM,ICFといった新しい動きが進展している.
そのような流れの中で,作業療法はどの方向を向き,どのように自らの行動規範を確立すべきであろうか.まさに「正念場」の感がある.
2003年度における作業療法士数は約20,000名に達し,作業療法士養成校は142校,その養成形態も3年制専門学校,4年制専門学校,昼間コース,夜間コース,3年生短大,4年制大学,そして,その後の大学院修士課程,博士課程と多様な教育機会が提供されるようになっている.今後は毎年3,000名以上の作業療法士が誕生するようになり,「量」とともに「質」の確保が急務であることが叫ばれている.
さて,1999年に改訂された本全書9『作業療法総論』は作業療法全般に関する基礎的な知識・技術そして理念の解説書である.それに続く本書の目的は,「身体障害,発達障害,精神障害,高齢期障害の各領域で対象となる主な疾患・障害に対する作業療法の一般的・基本的考え方と技術を具体的に知ることができる」というものであり,初学者のためにできるだけ基礎的,かつ平易な,いわばオーソドックスな内容で構成されている.
学生はもとより,経験の浅い作業療法士が,いままで遭遇したことのない疾患・障害をもった対象者を担当したさいに本書を当面の道案内として利用し,さらに発展した学習に取り組まれることを期待する.
本書の初版は1978年であり,実に25年後の改訂である.改訂作業はすでに15年前から開始されてはいたが,諸般の事情により発行が現在に至ってしまった.そのため多くの部分が1990年以前の受稿であり,また部分的に執筆者の交代が必要となり,その部分の最新の受稿が2000年以後というバラツキがあることをお断りしておきたい.
最後に,本書の改訂にあたって多大な協力をいただいた医歯薬出版株式会社の編集担当者に深く謝意を表します.
2003年 春
金子 翼
第1版の序
日本は長寿大国になった.このことから必然的に,老人病の対象者が増してくる一方,人口構成で若年層が減っているために医療従事者の需要と供給のバランスがくずれるようになる.その他労働災害,交通事故,精神障害,難病などリハビリテーション医療を求める人口は増すばかりである.
作業療法の従事者は歴史がまだ浅いこともあって絶対数が不足している.教育施設や実習地も少なく,教員や教科書も不足しているのが実情である.この著書は1つの問題解決のために企画され,長年の経験をもつ金子翼氏,田川義勝氏 ,山口鞆音氏 ,前田信子氏 ,米倉豊子氏に執筆を依頼した.紙数の範囲内でできる限り実用向きに詳しく書いてもらった.読者の方が使われて少しでも便利さを感じ取ってくだされば幸いである.
時代の要請が第4のリハビリテーション医療から逆のぼって,治療,予防,そうして第1の健康増進へと移っていく中で,リハビリテ-ションの各技術は“ころばぬ先の杖”としての効力をもつといえる.それはいかに病者や障害者をつくらぬようにするかの方法が含まれていることと,個人が自分でできるだけ健康体を守り長く維持していくことの目的にかなっているからである.病者の心身の痛みと家族の苦労を思うといかに健康が大切であるかが分かる.
近年,作業療法従事者は病院や施設の建物内で働くだけではなく,より広い地域内でも勤務するようになってきた.それは病者対治療者の人間関係から,一社会人で医学的サービスを求める人と助力者との関係へと以前と違った姿が求められていることに他ならない.デイケアの通園センターで小児や老人に接しても,職場や学校制度内や家庭で対応するようになっても,勤務場所や制度の変化にと惑わず自分の仕事を安定して行なっていくために十分な知識と実技を使いこなしていかなければならない.
ともすれば,診療報酬の項目にそってものを考えたり,行政のこまかな縦割りに影響されて,現実的便宜的方法で人間存在の大きさと深さを見誤ってはならない.こうした風潮に流されずに,作業療法のもつ特徴を十分に生かして仕事をしていくことが望まれる.対象者には乳幼児から老人,心と身体に問題のある人,らいや末期症状のがんの患者までも含まれており,今後もますます広がっていくことであろう.対象者の多様性は狭い一分野での specialistに育てられがちではあるが,出発点はあくまでもgeneralistであり,経験を積んでいくにつれてますます全般的治療技術を使える柔軟性が必要とされる.心と身体を区分して人間を観てしまったり接するのは,“片肺飛行”とよばれても仕方がないと思う.
対象者の自立の心を育てるよう努力はしても決して無理強いをしてはいけな「し,必要なときに必要な量と質の助力をすることで幸せを求めながらの自己実現をしてもらえるように,治療したり,訓練しながら人的物的環境の整備をし謙虚に協力していくことである.
読者の方へお願いしたいのは,各頁の各行間に“相手と家族を大切に思って下さい.いつも心にかけていて下さい”と書かれていると思ってお読みいただきたいのである.
最後に,原武郎先生には,本書に関して多くのご助言とご支援を賜り,完成まで暖かく見守っていただいた.厚くお礼申し上げる.なお,医歯薬出版株式会杜の袖山氏と竹内氏には幾度も足を運ばせたり,気を使っていただいた.ここに感謝の意を表して労をねぎらいたい.
1978年の秋に
鈴木 明子
第2版の序
第1版の序
第1章 身体障害者に対する作業療法
1.序論……(金子 翼)
1)作業療法の対象となる身体障害
2)障害の分類
3)身体障害者のリハビリテーションと作業療法の役割
(1)身体障害者に対するリハビリテーション・作業療法の基本的考え方 /(2)作業療法計画の立案にあたって /(3)作業療法のアプローチ /(4)作業療法の役割 /(5)作業療法の手段 /(6)作業活動 /(7)作業療法の流れ
4)作業療法の対象となる障害と問題解決の方法
(1)運動・感覚系の障害 /(2)心理的問題
2.作業療法評価……(金子 翼)
1)評価とは
(1)問題解決の方法 /(2)対象者自身を変える /(3)環境を変える
2)評価の目的
3)評価の手順と測定の種類
(1)評価の手順 /(2)情報収集の方法 /(3)測定の種類 /(4)評価,検査,測定という用語
4)検査・測定の条件と実施・作成上の注意
(1)検査・測定の条件 /(2)検査・測定の実施・作成上の注意 /(3)標準値
5)測定の尺度,測定結果の記録
(1)測定の尺度 /(2)測定結果の記録
6)効果判定
7)観察
(1)観察の意義 /(2)観察にあたっての注意
8)面接
(1)面接の意義 /(2)面接にあたっての注意
3.脳血管障害による片麻痺……(金子 翼)
1)評価
2)作業療法の役割
3)患肢の機能回復の促進
(1)考えかた /(2)方法―腕を中心にして― /(3)方法―手指を中心にして― /(4)方法―その他― /(5)患肢の回復に関する対象者の心理
4)ROM制限の予防と改善
(1)ROM訓練の考えかたと方法 /(2)スプリント・スリング
5)感覚再教育
6)健肢能力の向上
7)ADL訓練,家事動作訓練
(1)食事動作 /(2)更衣動作 /(3)整容動作 /(4)入浴動作 /(5)排泄動作 /(6)家事動作 /(7)移動
8)知的・情緒的問題に対する対策
9)失認・失行・失語にする対策
(1)失認 /(2)失行 /(3)失語
10)職業的能力あるいは趣味的能力の開発
(1)職業復帰の状況 /(2)職業復帰上の留意点 /(3)趣味的能力の開発
11)その他
(1)家族 /(2)性生活 /(3)車の運転
12)合併症とリスク管理
13)予後
あとがき
4.脊髄損傷……(金子 翼)
1)四肢麻痺者に対する作業療法の役割
(1)残存筋力の増強 /(2)ROM制限の予防と矯正 /(3)感覚障害の把握と褥瘡・外傷の予防 /(4)上肢機能,座位バランスの向上 /(5)ADL訓練 /(6)家事動作訓練 /(7)職業的能力,あるいは趣味的能力の開発 /(8)心理・社会的問題の調整
2)機能レベルと残存するあるいは期待できる運動・動作,その他の諸能力と作業療法
(1)C4 機能レベル /(2)C5 機能レベル /(3)C6 機能レベル /(4)C7 機能レベル /(5)C8 機能レベル /(6)T1 機能レベル
3)運動・感覚障害以外の臨床像
(1)膀胱・直腸のコントロール障害 /(2)痙縮 /(3)疼痛 /(4)血圧調節の異常 /(5)体温調節と発汗の異常 /(6)骨萎縮と異所性骨化 /(7)呼吸機能の低下 /(8)性機能の障害
4)対麻痺者に対する作業療法の役割
5)自動車運転への援助
6)職業的問題
5.関節リウマチ……(長尾 徹)
1)関節リウマチ(rheumatoid arthritis: RA)とは
(1)診断 /(2)症状 /(3)経過・予後
2)作業療法評価
(1)炎症の活動性 /(2)関節可動域(ROM) /(3)筋力 /(4)上肢機能 /(5)ADL・QOL /(6)心理面
3)作業療法
(1)日常生活の指導 /(2)関節可動域訓練 /(3)筋力 /(4)作業活動 /(5)関節保護 /(6)装具・スプリント /(7)自助具
/(8)福祉用具・家屋改造
おわりに
6.末梢神経損傷……(金子 翼)
1)末梢神経損傷の型と運動・感覚障害
(1)病理学的分類 /(2)損傷部位による分類
2)作業療法,その他のリハビリテーション・サービス
(1)浮腫・拘縮・変形の予防 /(2)筋力の維持・増強 /(3)感覚障害に対する対策 /(4)術前・術後の評価と訓練 /(5)過誤支配(misdirection,cross reinnervation)に対する対策 /(6)残存能力の開発とADL訓練 /(7)心理的問題に対する対策 /(8)前職業的探索
7.切断……(中村春基)
1)心理的支持
2)切断原因
3)切断部位と義手
(1)義手の分類と処方 /(2)義手の構造と部位
4)作業療法プログラム
(1)義手装着前訓練 /(2)仮義手作製 /(3)義手評価 /(4)義手の着脱方法 /(5)能動義手の実際と操作訓練
5)能動義手
(1)握り・開きの訓練 /(2)目的物を用いての「握り」「離し」の訓練 /(3)目的物の移動(持ち運び)の訓練
8.頸・肩・上肢の疼痛・腰痛症……(山口鞆音)
はじめに
1)痛みとは
(1)痛みの分類 /(2)疼痛の閾値 /(3)疼痛の治療法 /(4)作業療法の役割
2)頸腕痛
(1)頸腕障害の発生機構 /(2)症状 /(3)評価 /(4)作業療法
3)肩関節周囲炎
(1)概念 /(2)原因 /(3)症状 /(4)評価 /(5)作業療法
4)肩手症候群
(1)概念 /(2)原因 /(3)症状 /(4)評価 /(5)作業療法
5)腰痛症
(1)腰痛症とは /(2)発症機転による分類 /(3)疼痛から生じる障害 /(4)評価 /(5)作業療法の目的 /(6)作業療法プログラム
9.失調症……(金子 翼)
注目すべき障害像,ならびに作業療法その他のリハビリテーション・サービス
(1)身体的問題 /(2)日常生活活動 /(3)心理的・社会的・職業的問題
あとがき
10.パーキンソン症候群……(金子 翼)
注目すべき障害像,ならびに作業療法その他のリハビリテーション・サービス
(1)身体的問題 /(2)日常生活活動 /(3)心理的・社会的・職業的問題
あとがき
11.多発性硬化症……(金子 翼)
注目すべき障害像,ならびに作業療法その他のリハビリテーション・サービス
(1)身体的問題 /(2)日常生活活動 /(3)心理的・社会的・職業的問題
あとがき
12.手の外科領域……(中田眞由美)
1)手の評価
(1)手の全般的な状態 /(2)運動機能 /(3)知覚機能
2)拘縮手(stiff hand)
(1)関節拘縮の原因とその分類 /(2)作業療法の対象 /(3)浮腫 /(4)スプリント療法 /(5)自主訓練
3)熱傷
(1)熱傷に関する統計 /(2)皮膚の解剖 /(3)熱傷の重症度 /(4)熱傷の深度と分類 /(5)瘢痕拘縮(scar contracture)とその予防 /(6)ケロイド(keloid),肥厚性瘢痕(hypertrophic scar)とそのコントロール /(7)瘢痕の▲痒感と異常感覚 /(8)手の熱傷
4)腱損傷
(1)術前の訓練 /(2)術後の訓練: 早期運動開始法(early mobilization program) /(3)腱剥離術(tenolysis) /(4)陳旧性屈筋腱損傷
5)手の知覚障害
(1)知覚再教育 /(2)知覚再教育の適応とその方法 /(3)知覚が障害された手の問題と作業療法士の役割
13.心因性運動障害……(金子 翼)
1)心因性運動障害とは
2)発現機序と症状
3)評価
4)作業療法
第2章 小児に対する作業療法
1.序論……(幸福秀和)
1)はじめに
2)発達とは何か
(1)発達理論 /(2)発達段階説
3)発達障害の領域と課題
(1)発達障害の定義と障害のレベル /(2)障害児が抱える発達上の問題点 /(3)発達障害のとらえかたと考えかた
4)評価とプログラム
(1)評価方法 /(2)問題点の見いだし方 /(3)プログラム
5)発達障害児(者)の人生
6)おわりに
2.脳性麻痺……(森下孝夫)
1)はじめに
2)脳性麻痺
(1)定義 /(2)運動障害 /(3)合併症 /(4)治療
3)脳性麻痺児の療育と作業療法
(1)療育事情の変遷 /(2)脳性麻痺の作業療法
4)評価(目的,注意点,方法)
(1)評価の目的 /(2)評価の実際 /(3)機能評価は次のいずれかの方法で進める
5)作業療法の実際
(1)目的と方法 /(2)発達時期による目標と方法 /(3)病型ごとの問題点と治療目標 /(4)上肢巧緻性の発達 /(5)感覚・知覚の発達 /(6)日常生活動作(基本的習慣)訓練 /(7)情緒・社会性の発達 /(8)職業前評価・訓練
6)おわりに
3.筋ジストロフィー……(小越信子)
1)分類
2)PMDのリハビリテーション
3)作業療法プログラム
(1)心理的サポート /(2)身体機能面のアプローチ /(3)ADL面でのアプローチ /(4)能力の発揮できる時間を提供する
4.先天奇形・欠損・小児切断……(古川 宏)
1)分類
2)小児切断者のリハビリテーション
3)作業療法プログラム
(1)評価 /(2)訓練
4)小児切断の問題点とまとめ
5.分娩麻痺……(小越信子)
1)麻痺レベルによる分類
(1)上位型(Erb型) /(2)下位型(Klumpke型) /(3)全型
2)回復過程と予後
3)合併症
4)麻痺に伴う二次的変化
5)作業療法評価
6)作業療法プログラム
(1)新生児期〜乳児期 /(2)幼児期 /(3)学童期
6.二分脊椎……(小越信子)
1)分類
2)二分脊椎のリハビリテーション
3)作業療法プログラム
(1)運動発達への援助 /(2)変形・拘縮の予防 /(3)褥瘡の予防 /(4)筋力増強 /(5)上肢機能の向上と知覚・運動の発達の援助 /(6)ADLの自立
7.若年性関節リウマチ……(小越信子)
1)JRAの定義
2)症状および診断
3)分類
4)治療
5)予後
6)作業療法プログラム
(1)心理的サポート /(2)拘縮の予防と除去 /(3)関節の保護 /(4)筋力の維持・増強 /(5)スプリント療法 /(6)ADL指導 /(7)エネルギーの節約 /(8)ホームプログラムの指導
8.重症心身障害児……(平松サナ枝)
1)重症心身障害児とは
2)作業療法士の役割とは
3)早期療育とは
4)快適状態の保障とは
5)行為への動機づけ
6)まと め
9.先天性多発性関節拘縮症……(小越信子)
(1)スプリント療法 /(2)ROM訓練 /(3)ADL訓練
第3章 精神障害に対する作業療法(鈴木明子)
1.精神科作業療法のねらい
2.評価
1)処方または依頼箋
2)評価
(1)患者の現状の把握 /(2)ニーズの見つけ方 /(3)ニーズに合致した治療目標をたてる
3.治療
1)治療方針のたて方
2)治療手段
(1)作業(活動)分析 /(2)自己を用いる /(3)集団力学(グループ・ダイナミックス) /(4)チーム間の協力
3)症例
(1)思春期の症例 /(2)幼児の症例
4.リハビリテーション
1)概念
2)組織
(1)理想的組織 /(2)現実的組織とサービス
5.精神障害の理解のために
1)精神障害と精神障害者
2)精神障害者と社会
6.精神医学的作業療法の発展
1)諸外国
(1)地殻変動の土台 /(2)時代の受け渡し /(3)激変する社会
2)日本
7.心理学の応用
(1)心理学の発達 /(2)基本的知識 /(3)学習心理学の応用 /(4)心理学的思考法の応用
8.治療と教育
1)治療と教育
2)治療教育について
3)知的障害の原因
4)知的障害に対する作業療法
5)症例研究
9.安全
1)人的安全
(1)自殺行為 /(2)暴力行為
2)物的安全
10.セラピストの精神衛生
11.現状と問題点
1)問題点の解説と解決のための提言
(1)施設の管理運営上の問題点 /(2)精神科医と作業療法士の考え方 /(3)作業療法士と従来の作業療法 /(4)作業療法士で精神科勤務者の実数 /(5)作業療法教育校の卒業生の勤務先 /(6)文化的背景
第4章 高齢者に対する作業療法(千田 敏)
1.高齢者の特徴
1)身体的特徴
(1)骨・関節 /(2)筋肉 /(3)神経 /(4)中枢神経 /(5)感覚 /(6)肺・循環器
2)心理的特徴
3)社会的特徴
4)高齢者のQOL
2.高齢者の医学的管理
3.作業療法の役割
1)残存能力の発見,増強,活用,維持
2)生活の質の向上
3)環境との適応状態の改善
4.作業療法評価
5.問題点の把握と目標設定
6.作業療法の実際
1)作業活動の応用
(1)身体機能の増強・維持 /(2)精神機能の改善・維持 /(3)活動プログラムの実際
2)日常生活活動(ADL)の拡大
(1)移動動作 /(2)排泄動作 /(3)入浴動作 /(4)更衣動作 /(5)食事動作 /(6)整容動作
3)福祉機器の活用
機器導入時に留意すべき点
4)環境改善
(1)施設環境 /(2)人的環境 /(3)住環境
7.痴呆高齢者に対する作業療法
1)作業療法の目的
(1)刺激の種類 /(2)期待する表出行動
2)作業療法士にとって基本的に必要なこととして
3)痴呆高齢者に対する種々の療法
(1)リアリティーオリエンテーション(RO) /(2)回想法
8.高齢者の在宅生活を支援する医療,保健,福祉サービスと作業療法
日本語索引
外国語索引
第1版の序
第1章 身体障害者に対する作業療法
1.序論……(金子 翼)
1)作業療法の対象となる身体障害
2)障害の分類
3)身体障害者のリハビリテーションと作業療法の役割
(1)身体障害者に対するリハビリテーション・作業療法の基本的考え方 /(2)作業療法計画の立案にあたって /(3)作業療法のアプローチ /(4)作業療法の役割 /(5)作業療法の手段 /(6)作業活動 /(7)作業療法の流れ
4)作業療法の対象となる障害と問題解決の方法
(1)運動・感覚系の障害 /(2)心理的問題
2.作業療法評価……(金子 翼)
1)評価とは
(1)問題解決の方法 /(2)対象者自身を変える /(3)環境を変える
2)評価の目的
3)評価の手順と測定の種類
(1)評価の手順 /(2)情報収集の方法 /(3)測定の種類 /(4)評価,検査,測定という用語
4)検査・測定の条件と実施・作成上の注意
(1)検査・測定の条件 /(2)検査・測定の実施・作成上の注意 /(3)標準値
5)測定の尺度,測定結果の記録
(1)測定の尺度 /(2)測定結果の記録
6)効果判定
7)観察
(1)観察の意義 /(2)観察にあたっての注意
8)面接
(1)面接の意義 /(2)面接にあたっての注意
3.脳血管障害による片麻痺……(金子 翼)
1)評価
2)作業療法の役割
3)患肢の機能回復の促進
(1)考えかた /(2)方法―腕を中心にして― /(3)方法―手指を中心にして― /(4)方法―その他― /(5)患肢の回復に関する対象者の心理
4)ROM制限の予防と改善
(1)ROM訓練の考えかたと方法 /(2)スプリント・スリング
5)感覚再教育
6)健肢能力の向上
7)ADL訓練,家事動作訓練
(1)食事動作 /(2)更衣動作 /(3)整容動作 /(4)入浴動作 /(5)排泄動作 /(6)家事動作 /(7)移動
8)知的・情緒的問題に対する対策
9)失認・失行・失語にする対策
(1)失認 /(2)失行 /(3)失語
10)職業的能力あるいは趣味的能力の開発
(1)職業復帰の状況 /(2)職業復帰上の留意点 /(3)趣味的能力の開発
11)その他
(1)家族 /(2)性生活 /(3)車の運転
12)合併症とリスク管理
13)予後
あとがき
4.脊髄損傷……(金子 翼)
1)四肢麻痺者に対する作業療法の役割
(1)残存筋力の増強 /(2)ROM制限の予防と矯正 /(3)感覚障害の把握と褥瘡・外傷の予防 /(4)上肢機能,座位バランスの向上 /(5)ADL訓練 /(6)家事動作訓練 /(7)職業的能力,あるいは趣味的能力の開発 /(8)心理・社会的問題の調整
2)機能レベルと残存するあるいは期待できる運動・動作,その他の諸能力と作業療法
(1)C4 機能レベル /(2)C5 機能レベル /(3)C6 機能レベル /(4)C7 機能レベル /(5)C8 機能レベル /(6)T1 機能レベル
3)運動・感覚障害以外の臨床像
(1)膀胱・直腸のコントロール障害 /(2)痙縮 /(3)疼痛 /(4)血圧調節の異常 /(5)体温調節と発汗の異常 /(6)骨萎縮と異所性骨化 /(7)呼吸機能の低下 /(8)性機能の障害
4)対麻痺者に対する作業療法の役割
5)自動車運転への援助
6)職業的問題
5.関節リウマチ……(長尾 徹)
1)関節リウマチ(rheumatoid arthritis: RA)とは
(1)診断 /(2)症状 /(3)経過・予後
2)作業療法評価
(1)炎症の活動性 /(2)関節可動域(ROM) /(3)筋力 /(4)上肢機能 /(5)ADL・QOL /(6)心理面
3)作業療法
(1)日常生活の指導 /(2)関節可動域訓練 /(3)筋力 /(4)作業活動 /(5)関節保護 /(6)装具・スプリント /(7)自助具
/(8)福祉用具・家屋改造
おわりに
6.末梢神経損傷……(金子 翼)
1)末梢神経損傷の型と運動・感覚障害
(1)病理学的分類 /(2)損傷部位による分類
2)作業療法,その他のリハビリテーション・サービス
(1)浮腫・拘縮・変形の予防 /(2)筋力の維持・増強 /(3)感覚障害に対する対策 /(4)術前・術後の評価と訓練 /(5)過誤支配(misdirection,cross reinnervation)に対する対策 /(6)残存能力の開発とADL訓練 /(7)心理的問題に対する対策 /(8)前職業的探索
7.切断……(中村春基)
1)心理的支持
2)切断原因
3)切断部位と義手
(1)義手の分類と処方 /(2)義手の構造と部位
4)作業療法プログラム
(1)義手装着前訓練 /(2)仮義手作製 /(3)義手評価 /(4)義手の着脱方法 /(5)能動義手の実際と操作訓練
5)能動義手
(1)握り・開きの訓練 /(2)目的物を用いての「握り」「離し」の訓練 /(3)目的物の移動(持ち運び)の訓練
8.頸・肩・上肢の疼痛・腰痛症……(山口鞆音)
はじめに
1)痛みとは
(1)痛みの分類 /(2)疼痛の閾値 /(3)疼痛の治療法 /(4)作業療法の役割
2)頸腕痛
(1)頸腕障害の発生機構 /(2)症状 /(3)評価 /(4)作業療法
3)肩関節周囲炎
(1)概念 /(2)原因 /(3)症状 /(4)評価 /(5)作業療法
4)肩手症候群
(1)概念 /(2)原因 /(3)症状 /(4)評価 /(5)作業療法
5)腰痛症
(1)腰痛症とは /(2)発症機転による分類 /(3)疼痛から生じる障害 /(4)評価 /(5)作業療法の目的 /(6)作業療法プログラム
9.失調症……(金子 翼)
注目すべき障害像,ならびに作業療法その他のリハビリテーション・サービス
(1)身体的問題 /(2)日常生活活動 /(3)心理的・社会的・職業的問題
あとがき
10.パーキンソン症候群……(金子 翼)
注目すべき障害像,ならびに作業療法その他のリハビリテーション・サービス
(1)身体的問題 /(2)日常生活活動 /(3)心理的・社会的・職業的問題
あとがき
11.多発性硬化症……(金子 翼)
注目すべき障害像,ならびに作業療法その他のリハビリテーション・サービス
(1)身体的問題 /(2)日常生活活動 /(3)心理的・社会的・職業的問題
あとがき
12.手の外科領域……(中田眞由美)
1)手の評価
(1)手の全般的な状態 /(2)運動機能 /(3)知覚機能
2)拘縮手(stiff hand)
(1)関節拘縮の原因とその分類 /(2)作業療法の対象 /(3)浮腫 /(4)スプリント療法 /(5)自主訓練
3)熱傷
(1)熱傷に関する統計 /(2)皮膚の解剖 /(3)熱傷の重症度 /(4)熱傷の深度と分類 /(5)瘢痕拘縮(scar contracture)とその予防 /(6)ケロイド(keloid),肥厚性瘢痕(hypertrophic scar)とそのコントロール /(7)瘢痕の▲痒感と異常感覚 /(8)手の熱傷
4)腱損傷
(1)術前の訓練 /(2)術後の訓練: 早期運動開始法(early mobilization program) /(3)腱剥離術(tenolysis) /(4)陳旧性屈筋腱損傷
5)手の知覚障害
(1)知覚再教育 /(2)知覚再教育の適応とその方法 /(3)知覚が障害された手の問題と作業療法士の役割
13.心因性運動障害……(金子 翼)
1)心因性運動障害とは
2)発現機序と症状
3)評価
4)作業療法
第2章 小児に対する作業療法
1.序論……(幸福秀和)
1)はじめに
2)発達とは何か
(1)発達理論 /(2)発達段階説
3)発達障害の領域と課題
(1)発達障害の定義と障害のレベル /(2)障害児が抱える発達上の問題点 /(3)発達障害のとらえかたと考えかた
4)評価とプログラム
(1)評価方法 /(2)問題点の見いだし方 /(3)プログラム
5)発達障害児(者)の人生
6)おわりに
2.脳性麻痺……(森下孝夫)
1)はじめに
2)脳性麻痺
(1)定義 /(2)運動障害 /(3)合併症 /(4)治療
3)脳性麻痺児の療育と作業療法
(1)療育事情の変遷 /(2)脳性麻痺の作業療法
4)評価(目的,注意点,方法)
(1)評価の目的 /(2)評価の実際 /(3)機能評価は次のいずれかの方法で進める
5)作業療法の実際
(1)目的と方法 /(2)発達時期による目標と方法 /(3)病型ごとの問題点と治療目標 /(4)上肢巧緻性の発達 /(5)感覚・知覚の発達 /(6)日常生活動作(基本的習慣)訓練 /(7)情緒・社会性の発達 /(8)職業前評価・訓練
6)おわりに
3.筋ジストロフィー……(小越信子)
1)分類
2)PMDのリハビリテーション
3)作業療法プログラム
(1)心理的サポート /(2)身体機能面のアプローチ /(3)ADL面でのアプローチ /(4)能力の発揮できる時間を提供する
4.先天奇形・欠損・小児切断……(古川 宏)
1)分類
2)小児切断者のリハビリテーション
3)作業療法プログラム
(1)評価 /(2)訓練
4)小児切断の問題点とまとめ
5.分娩麻痺……(小越信子)
1)麻痺レベルによる分類
(1)上位型(Erb型) /(2)下位型(Klumpke型) /(3)全型
2)回復過程と予後
3)合併症
4)麻痺に伴う二次的変化
5)作業療法評価
6)作業療法プログラム
(1)新生児期〜乳児期 /(2)幼児期 /(3)学童期
6.二分脊椎……(小越信子)
1)分類
2)二分脊椎のリハビリテーション
3)作業療法プログラム
(1)運動発達への援助 /(2)変形・拘縮の予防 /(3)褥瘡の予防 /(4)筋力増強 /(5)上肢機能の向上と知覚・運動の発達の援助 /(6)ADLの自立
7.若年性関節リウマチ……(小越信子)
1)JRAの定義
2)症状および診断
3)分類
4)治療
5)予後
6)作業療法プログラム
(1)心理的サポート /(2)拘縮の予防と除去 /(3)関節の保護 /(4)筋力の維持・増強 /(5)スプリント療法 /(6)ADL指導 /(7)エネルギーの節約 /(8)ホームプログラムの指導
8.重症心身障害児……(平松サナ枝)
1)重症心身障害児とは
2)作業療法士の役割とは
3)早期療育とは
4)快適状態の保障とは
5)行為への動機づけ
6)まと め
9.先天性多発性関節拘縮症……(小越信子)
(1)スプリント療法 /(2)ROM訓練 /(3)ADL訓練
第3章 精神障害に対する作業療法(鈴木明子)
1.精神科作業療法のねらい
2.評価
1)処方または依頼箋
2)評価
(1)患者の現状の把握 /(2)ニーズの見つけ方 /(3)ニーズに合致した治療目標をたてる
3.治療
1)治療方針のたて方
2)治療手段
(1)作業(活動)分析 /(2)自己を用いる /(3)集団力学(グループ・ダイナミックス) /(4)チーム間の協力
3)症例
(1)思春期の症例 /(2)幼児の症例
4.リハビリテーション
1)概念
2)組織
(1)理想的組織 /(2)現実的組織とサービス
5.精神障害の理解のために
1)精神障害と精神障害者
2)精神障害者と社会
6.精神医学的作業療法の発展
1)諸外国
(1)地殻変動の土台 /(2)時代の受け渡し /(3)激変する社会
2)日本
7.心理学の応用
(1)心理学の発達 /(2)基本的知識 /(3)学習心理学の応用 /(4)心理学的思考法の応用
8.治療と教育
1)治療と教育
2)治療教育について
3)知的障害の原因
4)知的障害に対する作業療法
5)症例研究
9.安全
1)人的安全
(1)自殺行為 /(2)暴力行為
2)物的安全
10.セラピストの精神衛生
11.現状と問題点
1)問題点の解説と解決のための提言
(1)施設の管理運営上の問題点 /(2)精神科医と作業療法士の考え方 /(3)作業療法士と従来の作業療法 /(4)作業療法士で精神科勤務者の実数 /(5)作業療法教育校の卒業生の勤務先 /(6)文化的背景
第4章 高齢者に対する作業療法(千田 敏)
1.高齢者の特徴
1)身体的特徴
(1)骨・関節 /(2)筋肉 /(3)神経 /(4)中枢神経 /(5)感覚 /(6)肺・循環器
2)心理的特徴
3)社会的特徴
4)高齢者のQOL
2.高齢者の医学的管理
3.作業療法の役割
1)残存能力の発見,増強,活用,維持
2)生活の質の向上
3)環境との適応状態の改善
4.作業療法評価
5.問題点の把握と目標設定
6.作業療法の実際
1)作業活動の応用
(1)身体機能の増強・維持 /(2)精神機能の改善・維持 /(3)活動プログラムの実際
2)日常生活活動(ADL)の拡大
(1)移動動作 /(2)排泄動作 /(3)入浴動作 /(4)更衣動作 /(5)食事動作 /(6)整容動作
3)福祉機器の活用
機器導入時に留意すべき点
4)環境改善
(1)施設環境 /(2)人的環境 /(3)住環境
7.痴呆高齢者に対する作業療法
1)作業療法の目的
(1)刺激の種類 /(2)期待する表出行動
2)作業療法士にとって基本的に必要なこととして
3)痴呆高齢者に対する種々の療法
(1)リアリティーオリエンテーション(RO) /(2)回想法
8.高齢者の在宅生活を支援する医療,保健,福祉サービスと作業療法
日本語索引
外国語索引