理学療法士・作業療法士 国家試験 必修ポイント理学療法士・作業療法士 国家試験 必修ポイント

障害別OT治療学

障害別OT治療学

障害別OT治療学

第10章 その他の障害 4)有痛性疾患

問 題
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OT 55 AM 9

54歳の女性.左母指ばね指の術後,経過は良好であったが,術後3か月ころから些細な動作で母指にビリビリするような疼痛が出現した.術後5か月目に自宅近くの病院を受診し,CRPS〈複合性局所疼痛症候群〉と診断され,投薬治療と外来作業療法が開始となった.開始時の左母指痛はNRS〈numerical rating scale〉で安静時1,動作時6.左上肢機能は総握りでは指尖手掌間距離が2~3 cm,肩・肘関節のROMに軽度制限を認め,手指のMMTは段階3,握力2 kgで,日常生活では左手をほとんど使用していない状態であった.実施する作業療法で誤っているのはどれか.

  • 1.疼痛を誘発しない動作方法を検討する.
  • 2.疼痛の完全除去を目標とする.
  • 3.物品に触れる機会を増やす.
  • 4.自動運動から開始する.
  • 5.生活状況を聴取する.

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詳しい解説は以下をご参照ください。
「理学療法士・作業療法士 国家試験 必修ポイント 障害別OT治療学」
第10章 その他の障害 4)有痛性疾患  462頁