理学療法士・作業療法士 国家試験 必修ポイント理学療法士・作業療法士 国家試験 必修ポイント

障害別OT治療学

障害別OT治療学

障害別OT治療学

第3章 認知症 7)前頭側頭型認知症

① 症例問題

問 題
2
OT 55 AM 19

66歳の女性.歌が好きでカラオケをよく楽しんでいたが,1年前から言葉数が少なくなり夫が心配して精神科を初めて受診した.MMSEは正常範囲内であった.MRIでは前頭葉優位の限局性脳萎縮があり,SPECTでは両側の前頭葉から側頭葉に血流低下が認められた.現在は定年退職した夫と2人暮らしをしており,家事は夫が行っている.デイケアに週1回通所しており,好きだった塗り絵や和紙工芸などの作業活動に参加するが,落ち着きがなく途中で立ち去ろうとする行動が頻回にみられる.作業活動の持続を促す対応として最も適切なのはどれか.

  • 1.注意がそれたら道具や材料を見せながら声をかける.
  • 2.顔見知りのメンバーが多いフロアに移動する.
  • 3.立ち去ってはいけないとはっきり伝える.
  • 4.初めて体験する手工芸を取り入れる.
  • 5.セラピストを変更する.

チェック欄

1 2 3 4 5
×

解答欄

1 2 3 4 5
 
解答をみる

チェック欄 解答

1 2 3 4 5
×

解答: 1

詳しい解説は以下をご参照ください。
「理学療法士・作業療法士 国家試験 必修ポイント 障害別OT治療学」
第3章 認知症 7)前頭側頭型認知症 227頁