
障害別OT治療学
第2章 精神・心理障害 10)小児期および青年期に通常発症する行動および情動の障害
① 注意欠如・多動性障害(ADHD)/症例問題
問 題 1 |
OT 57 AM 19実 |
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7歳の男児.幼児期から落ち着きがなく,一つのおもちゃで遊べないなどの行動があった.小学校入学後,長時間椅子に座れない,順番を待てない,注意散漫などの問題行動があり,外来作業療法を受けることになった.作業療法では,次第に活動に継続して取り組めるようになってきたが,協調動作が必要な作業は苦手である.知能検査では知的障害は認められなかった.作業療法を行う上での留意点として
- 1.複数の課題を同時に提示する.
- 2.順番が守れない場合は厳しく注意する.
- 3.周囲に受け入れられる行動は積極的に褒める.
- 4.数週間継続して取り組める連続課題を実施する.
- 5.作業台の上にいろいろな道具や材料を揃えておく.
チェック欄
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○ | |||||
× | |||||
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解答欄
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
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チェック欄 解答
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解答: 3
詳しい解説は以下をご参照ください。
「理学療法士・作業療法士 国家試験 必修ポイント 障害別OT治療学」
第2章 精神・心理障害 10)小児期および青年期に通常発症する行動および情動の障害 184頁