
障害別OT治療学
第2章 精神・心理障害 2)精神作用物質使用による精神および行動の障害
① アルコール依存症/症例問題
問 題 5 |
OT 53 PM 15実 |
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39歳の男性.アルコール依存症.前回退院後に連続飲酒状態となり,妻からの依頼で2回目の入院となった.入院の際,妻からお酒をやめないと離婚すると告げられた.離脱症状が治まるのを待って作業療法が開始された.用意されたプログラムには自ら欠かさず参加し,特に運動プログラムでは休むことなく身体を動かしていた.妻には「飲酒による問題はもう起こさないので大丈夫」と話している.この患者に対する作業療法士の対応として最も
- 1.運動プログラムを増やす.
- 2.さらに努力を続けるよう伝える.
- 3.支持的に接し,不安が示されたら受け止める.
- 4.離婚されないためということを動機付けに用いる.
- 5.過去の飲酒が引き起こした問題には触れないでおく.
チェック欄
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解答欄
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チェック欄 解答
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解答: 3
詳しい解説は以下をご参照ください。
「理学療法士・作業療法士 国家試験 必修ポイント 障害別OT治療学」
第2章 精神・心理障害 2)精神作用物質使用による精神および行動の障害 57頁