
障害別OT治療学
第2章 精神・心理障害 10)小児期および青年期に通常発症する行動および情動の障害
① 注意欠如・多動性障害(ADHD)/症例問題
問 題 2 |
OT 57 PM 19実 |
---|
22歳の男性.注意欠如・多動性障害.大学卒業後に営業職に就いた.顧客との約束や書類を忘れるなどの失敗が続き,上司が度々指導をしても改善しなかった.子供のころから不注意傾向があり,母親は「しつけをしてこなかった自分に非がある」という.その後も失敗が続いて自信を喪失し,1週前から欠勤し精神科の受診に至った.入院となり作業療法が処方された.この時期の作業療法士の対応として
- 1.仕事に適性がないと伝えて転職を勧める.
- 2.休養に専念し職場復帰を焦らないように伝える.
- 3.母親のしつけの失敗の影響が残っていると告げる.
- 4.上司の指導方法が病気の誘因であることを説明する.
- 5.職場復帰のために対人技能向上を目的とした作業活動を勧める.
チェック欄
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
---|---|---|---|---|---|
○ | |||||
× | |||||
△ |
解答欄
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
---|---|---|---|---|---|
解答をみる
チェック欄 解答
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
---|---|---|---|---|---|
○ | |||||
× | |||||
△ |
解答: 2
詳しい解説は以下をご参照ください。
「理学療法士・作業療法士 国家試験 必修ポイント 障害別OT治療学」
第2章 精神・心理障害 10)小児期および青年期に通常発症する行動および情動の障害 185頁