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IgA腎症−最新動向
232巻11号 2010年3月13日 p.1107-1112
AYUMI IgA腎症──最新動向 IgA腎症における糖鎖異常IgA1と免疫複合体の病的意義 鈴木仁・富野康日己
サマリー   IgA 腎症は,糸球体メサンギウム領域に IgA1 が優位に沈着するメサンギウム増殖性糸球体腎炎である.IgA腎症患者の血中には多量体 IgA1 が増加し,糸球体にはおもに多量体 IgA1 が沈着する.これまでの研究により,IgA 腎症患者の血中および糸球体に沈着する IgA1 には糖鎖異常 IgA1 が増加していることが明らかとなった.糖鎖異常 IgA1 は B 細胞の異常によって産生される.骨髄や粘膜面での産生が議論されてはいるが,糖鎖異常 IgA1 の具体的な産生部位は同定されていない.糖鎖異常 IgA1 は IgA1 凝集体や高分子の免疫複合体を形成することにより肝でのクリアランスが遷延し,糸球体に沈着することが示唆されている.実際,IgA 腎症患者血中には糖鎖異常 IgA1 を特異的に認識する IgG 抗体が増加し,その結果,糖鎖異常 IgA1 免疫複合体が増加している.免疫複合体がメサンギウムに沈着した後に組織障害を誘発するメカニズムはいまだ明らかではないが,糖鎖異常 IgA1 と免疫複合体が IgA 腎症の病態において重要な役割をもっていることは間違いないと考えられる.
キーワード  免疫複合体,多量体IgA,糖鎖修飾酵素,IgA1ヒンジ部,メサンギウム
AYUMI IgA腎症──最新動向 IgA腎症における糖鎖異常IgA1と免疫複合体の病的意義 鈴木仁・富野康日己
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IgA腎症
232巻11号 2010年3月13日
週刊(B5判,70頁)
発行時参考価格 1,000円
注文コード:923211
雑誌コード:20472-3/13
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