やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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「医学のあゆみ」第5土曜特集第246巻9号
抗がん剤外来治療コンセプトシート2013

畠清彦 企画
発行時参考価格 5,600円
  • 総頁数:220頁
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2013年8月
  • 注文コード:286390
  • 雑誌コード:20475-8/31

内容紹介

5年前発行した同タイトル特集のバージョンアップ版.抗がん剤外来治療のなかでも安全管理や支持療法,各職種のかかわりを中心に,がん拠点施設の実力向上にすぐ役立つ内容となっている.

目次

 はじめに 畠 清彦

抗がん剤の外来治療と注意点:総論と背景
 安全管理の重要点−総論 中川靖章
 DPC 導入と外来抗がん剤治療の変化−1 日定額払いによる“外来シフト”はあったのか 川渕孝一・宇野 聡
 外来化学療法における支持療法とFN の予防 鈴木一史
 治療導入前の歯科受診と治療開始後の歯科的支持療法 大田洋二郎
抗がん剤の外来治療と注意点:各論
 大腸癌に対する化学療法 高木浩一
 外来での胃がんの化学療法 松田正典
 腎細胞癌−mTOR 導入のもたらしたものは 水野隆一・大家基嗣
 乳がん−外来治療と地域連携 澤木正孝
 婦人科がん 長尾昌二
 原発不明癌 西森久和
 頭頸部癌−セツキシマブ(Cmab)登場によるあらたなチーム医療の展開 藤井博文
 骨髄異形成症候群−アザシチジンによる外来治療 藤原慎一郎・永井 正
 骨髄腫−ベルケイド(R)の静脈投与から皮下投与へ 照井康仁
 リツキシマブの外来治療とrapid infusion 横山雅大
設備環境・技術
 外来化学療法センターのアメニティ 大山賢治・紀川純三
 外来癌治療における皮下および筋肉内注射薬剤 宮原か奈・河野範男
 ミキシング後の安定時間が短い薬剤とまち時間対策−“ファストパス”の導入 加藤紀香
治験
 外来における治験での留意点 公平 誠
各職種の役割
 外来がん化学療法室に勤務する看護師への教育 藤木由佳子
 医師からみた点滴確保に必要な知識−外来がん化学療法室での点滴確保において看護師の不安を軽減させるために 朝井洋晶
 通院治療センターにおける外来薬剤指導 米村雅人
 抗がん剤治療にかかわる薬剤師の教育と実践 井上忠夫
 経口抗がん剤の服薬指導−アドヒアランス向上をめざした多職種連携 立松三千子
 注射薬抗がん剤調製−手技のポイント 福井由美子
 抗がん剤外来治療における臨床検査のあり方 山田俊幸
外来での有害事象管理
 外来化学療法中の管理と副作用対策 金井久子
 Infusion reaction 白杉由香理
 血管外漏出 高丸智子・中村清吾
 アバスチン(R)による高血圧 高津優人・他
 血液がんの新規抗腫瘍薬における皮膚障害−ベンダムスチンとモガムリズマブ 末廣陽子
 Bortezomib とmTOR 阻害薬による間質性肺疾患 齋藤好信・弦間昭彦
 帯状疱疹とCMV,真菌感染症 吉田 稔
 がん化学療法によるHBV 再活性化 服部正也
 RANKL 抗体医薬による低カルシウム血症 浦川 浩・安藤雄一

■サイドメモ目次
 医療機関別係数
 長期持続型G-CSF 製剤
 FN 診療ガイドライン
 周術期口腔機能管理
 L-OHP の蓄積性神経障害
 アブラキサン(R)
 mTOR 阻害薬
 JCOG0505 試験
 GOG209 試験
 原発不明癌における“原発巣”のバイオロジー
 Colorectal cancer profi le
 頭頸部癌におけるCmab の個別化
 外来化学療法センターに必要な基本設備
 医療者の抗がん剤曝露
 アドヒアランス
 アドヒアランス
 医看薬薬連携
 用語解説(SAE,SPIRITS 試験,FIRIS 試験,顎骨壊死)
 クリーンベンチと安全キャビネットの違い
 閉鎖式薬物混合システム
 スタッキング現象
 外来迅速検体検査加算
 フローズングローブ・ソックス
 モノクローナル抗体
 ベンダムスチンの歴史
 ポテリジェント技術
 デノスマブと顎骨壊死

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