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心不全研究と臨床の最前線
232巻5号 2010年1月30日 p.407-412
第5土曜特集 心不全──研究と臨床の新時代 ペリオスチンによる細胞外マトリックス制御と心不全 岡亨
サマリー   細胞外マトリックスは心機能を規定する重要なファクターである.細胞外マトリックスの増加(線維化)は心筋コンプライアンスを低下させ,心不全の原因となるため,細胞外マトリックスの制御は心不全治療の重要な課題である.最近,細胞接着因子ペリオスチンが心不全に伴い心筋間質に増加する分子であることが明らかになった.ペリオスチンはコラーゲン豊富な結合組織,傷害や炎症によるリモデリング部位などに存在し,TGF−β刺激によって線維芽細胞から分泌されるという特徴をもつが,心臓においても心筋梗塞や圧負荷によって発現が増加する.ペリオスチンノックアウトマウスでは正常なコラーゲン線維の合成が阻害されており,ペリオスチンが細胞外マトリックスの重要な制御因子のひとつである可能性が示唆された.
キーワード  細胞外マトリックス,ペリオスチン,コラーゲン,心不全
第5土曜特集 心不全──研究と臨床の新時代 ペリオスチンによる細胞外マトリックス制御と心不全 岡亨
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心不全
232巻5号 2010年1月30日
週刊(B5判,348頁)
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