2018/07/20
7月19日（木），日本歯科大学生命歯学部（東京都千代田区）にて，『歯科医療・臨床ニーズマッチング会』（第1回（一社）日本歯科医学会連合クラスター研究会／第2回東京都医工連携HUB機構クラスター研究会）が開催され，約80名の歯科医療関係者，企業関係者が集まった．
本会は，（一社）日本歯科医学会連合と東京都との連携により開催される会．第一部では，臨床現場の歯科医師より，医療機器開発につながるような現場の「困りごと・ニーズ」が発表され，そのニーズに基づき，第二部（交流会）では，医療機器メーカー・ディーラー，ものづくり企業，大学・研究機関が，各発表者にアプローチをとり，有機的連携の促進を目指すという試みである．医療関係者と企業の交流機会を設定することで，医工連携による，臨床現場のニーズをふまえた医療機器開発・事業化を推進していく取り組みである．
まず，（一社）日本歯科医学会連合理事長・住友雅人氏と東京都産業労働局商工部創業支援課長・向井一弘氏より，本会のねらいや意義についての説明があり，その後，各臨床機関（一般診療所，大学，学会）の歯科医師より，計12件の「臨床ニーズ」が発表された．
「臨床ニーズ」の発表にあたっては，知的財産的価値が含まれる可能性があることから，公開可能な「臨床ニーズの周辺情報」についてが積極的に開示された．
次回は，9月20日（木）18時より，同会場にて開催される．
（https://ikou-hub.tokyo/contents/event/cluster_20180920/）