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インプラントオーバーデンチャーの疑問と課題を解決するセミナー 開催される
12月10日(日),株式会社アルタデント東京支社(東京都港区)にて「インプラントオーバーデンチャーの疑問と課題を解決するセミナー」が,藤関雅嗣氏(東京都・藤関歯科医院)を講師に,20名の受講者のもと開催された.

超高齢化社会においてますますニーズが高まるものの,実際の応用にあたってはトラブルも散見されるインプラントオーバーデンチャー.本セミナーは,「パーシャルデンチャーの基本を見直すことが,インプラントオーバーデンチャーの成功に繋がる」とのスタンスに基づき,豊富な長期経過症例と最新情報が丸一日をかけて提示された.

講演ではまず欠損歯列と欠損補綴の基本を整理.片顎単位で語られることの多いインプラントオーバーデンチャーの設計を見直し,対合関係,受圧・加圧を考慮する必要性を解説.
続いて,多くの長期経過症例を紹介しながら,義歯床,人工歯排列,支台装置など,IODに求められるさまざまな要素を詳細に解説.またロケーターアタッチメントの登場で,これまでのIODをめぐる多くの課題がクリアされたとし,特にアタッチメント交換時の義歯側削合を不要とする点における優位性を強調.
さらに,インプラント埋入時の技術革新として,サージカルガイドの現状を紹介.なかでも,最新のCamlogインプラントガイドシステム「SMOPサージカルガイド」を紹介.ラボサイドとのリアルタイムでの情報共有により,コンピュータシミュレーションによる確実かつ高精度なガイド作製が可能になるとした.

SMOPシステムの実演やロケーターアタッチメント装着のデモを含めた,まさに受講者の疑問を解決する充実のセミナーであった.




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