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第6回歯内療法症例検討会セミナーおよび第11回歯内療法症例検討会 開催される
 9月3日(日),秋葉原UDXシアター(東京都)にて,標記会が開催された.
 午前の第6回歯内療法症例検討会セミナーでは,代表の吉岡隆知氏(東京都)の開会の辞の後,今回は山本寛氏「知覚過敏症と歯痛のメカニズム」,辺見浩一氏「マイクロスコープ」,古畑和人氏(埼玉県)「グライドパス」,吉岡俊彦氏(広島県)「患者紹介」の4題のレクチャーが行われた.最新の研究も含めた歯痛メカニズムの解説や,基本を踏まえる重要性を説いたマイクロスコープの利用,最新のトピックであるグライドパスのノウハウ,専門医の増加で今後さらに重要となるであろう患者紹介など,本会ならではの貴重なテーマとなった.
 午後の第11回歯内療法症例検討会では,8題の症例発表が行われた.歯内療法を専門とする演者によるケースの発表から,海外における歯科の人材育成への取り組み,また,本会顧問の井澤常泰氏(東京都)による歯根内部吸収症例など,幅広い参加者・テーマとなり,さらに特別講演に向けて歯内-歯周病変の2題も発表された.
 特別講演では,鈴川雅彦氏(広島県)が「エンドとペリオの関連性」と題し,歯周組織再生療法の現状を詳しく紹介した後,歯内-歯周病変をめぐって,氏の豊富な症例を供覧しながら,歯内療法の専門医との連携などで対応していく様子を解説し,日本臨床歯周病学会の認定医・指導医として高名な氏ならではの充実した内容となった.

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