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財団法人口腔保健協会 創立70周年記念講演会開催される

 去る1125日(金),標記講演会が「高齢者の口腔保健・医療・福祉」をテーマに開催された(於:千代田区/砂防会館別館 シェーンバッハ・サボー).

口腔保健協会70周年_DSCN3635.jpg

会場の様子

 

 理事長挨拶として登壇した同協会・岡田昭五郎氏は,1941年の協会設立から現在に至る概要や「歯科口腔保健法」成立を含めた歯科保健の流れについて語った.

 次いで,演者兼座長として伊藤公一氏(日本大学歯学部歯周病学講座)が登壇.超高齢社会においては平均寿命だけでなく健康寿命の延伸が求められており,歯・口の健康づくりは全身の健康に直結し,豊かな生活を送るために不可欠であると強調した.

 植田耕一郎氏(日本大学歯学部摂食機能療法学講座)は,21世紀における生活機能低下疾患として「脳卒中」「認知症」「パーキンソン病」を挙げ,診療所の歯科医師が健康医学の見地をもつことで地域社会に最も動機づけできる医療職になりうると解説.併せて,超高齢社会においては「変化なき効果」の価値観・看取りの医学を充実させていく必要性を説いた.

 米山武義氏(静岡県・米山歯科クリニック/院長)と杉山総子氏(同クリニック)は,歯科医師・歯科衛生士それぞれの立場から,在宅医療における口腔ケアの効果を映像を交えて紹介.「やっている口腔ケア」と「できている口腔ケア」の違いについても警鐘を鳴らした.

 続く,内藤真理子氏(名古屋大学大学院予防医学)は疫学研究の立場から歯科治療と患者のADLQOL解析について紹介し,北原 稔氏(神奈川県厚木保健福祉事務所)は超高齢社会にあるいま,口腔保健や口腔ケアの真価が問われていること,他職種連携により住民参加型の地域保健提供が求められていると解説した.

会終了後には,同協会に事務局を委託する各学会関係者も参加する形で,盛大に祝賀会が執り行われた.

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