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第3回エムドゲインゲル特別講演会開催される

 11月3日(火),都市センターホテル(東京都千代田区)にて標記講演会が開催され,約280名の参加者を集めた(主催:株式会社ヨシダ,生化学工業株式会社).

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 最初に座長の和泉雄一教授(東医歯大)から基調講演として,歯周治療の変遷や,再生療法の中のエムドゲインの位置づけが解説され,先進医療として東医歯大で行われているエムドゲイン療法の症例と分析が披露された.
 弘岡秀明氏(東京都開業)は「分岐部病変再考;Furcation Involvement, Revised」として,エムドゲイン療法が定着するまでの経緯を解説したあと,分岐部病変に対するエムドゲイン療法の適応について,エビデンスと自身の症例をもとに講演を行った.
 申 基喆教授(明海大)は「エムドゲインゲルを用いた歯周組織再生療法」として,患者サイドに立った歯周組織再生の意義を考えることの必要性を説き,明海大における具体的な症例をもとに手技の解説を行った.
 佐藤直志氏(秋田県開業)は「再生療法の選択,長期結果の安定性」と題し,長期的な安定性を考えるうえでどのような症例にどのような手技が適応となるのか,具体例を挙げて解説した.また,歯周組織再生療法における歯科医師による咬合ケアや歯肉縁下の炎症のコントロールの重要性を強調した.
 伊藤公一教授(日大)は「エムドゲインゲル,低侵襲歯周外科手術への応用」として,MIの概念が注目される現在,歯周治療におけるMIを考える必要性を述べ,最小限の創傷による治療であるM-MISTの紹介などを行った.
 船越栄次氏(福岡県開業)は「エムドゲインゲルを用いた歯周組織再生療法からGBRまで」と題し,自身のエムドゲイン療法の豊富な症例をもとにGTR法との比較や,分岐部病変への適応,根面被覆の症例などを紹介した.また,GBR法にエムドゲインを用いた手技も紹介し,これからの展望を述べた.

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 豊富な症例を持つとともにエビデンスにも精通した演者が揃い,エムドゲイン療法のみならず歯周組織再生療法全体を俯瞰することのできる充実した会となった.そのため,最後の質疑応答では,知覚過敏が発生するかどうかなど治療上の疑問点から,エムドゲイン療法を行った際のチャージまで様々な質問が活発に出され,充実した一日となった.

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