4月9日,第3回東京医科歯科大学歯科器材・薬剤開発センターシンポジウム「医療ニーズの高い医療機器等の早期導入―歯科器材の早期導入品目選定に関するノウハウ―」が同大学歯学部附属病院特別講堂にて開催された.
厚生労働省は,国内未承認または適応外の医療機器について,ニーズの高いものを選定し,これらの迅速な医療現場への導入を検討するために,昨年10月から「医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会(以下,検討会)」を開いている.今回のシンポジウムは,「早期承認のための戦略会議」をコンセプトに,検討会への対策をディスカッションし,また器材・薬剤開発センターのサポート体制について説明することを目的に開催された.
センター長の田上順次教授を司会に,土屋文人・副センター長,高橋秀和・副センター長,園田秀一・副センター長がシンポジストとして登壇.検討委員のメンバーでもある土屋副センター長からは,検討会にはこれまで38学会から114件の要望があり13件が選定されているが,このうち歯科からは7件の要望があり選定されたものはないこと,選定条件としては「学会の要望のあるもの」,「同等の審査制度をもつ他国において承認されているもの」,「医療上特に必要性が高いもの」であるとの解説があった.