シークエンシャル咬合の概念に基づいた矯正実習コース
包括的歯科治療が求められる、現在の日常歯科臨床において、歯科矯正治療は、不可欠な治療法といえる。さらに近年、歯科矯正学の進歩は、歯の移動や顎顔面骨格の研究、材料や装置の開発、治療メカニックスの開発などの基礎的発展はめざましくこれらの成果は、特に形態的改善を中心とした多くの不正咬合患者の治療を可能にしてきた。
しかし、顎機能障害や歯周病などの複雑な問題を抱える成人の不正咬合症例や、これまでの歯科矯正学的知識や技術を駆使しても治療の困難な症例もまだなお多く存在している。加えて現在の歯科矯正治療には明確な咬合に対する概念が存在していない。
シークエンシャル咬合の基本は、人種差、分野の違いの差、あるいは術者による差などのない生理学的な統一的理論で、顎顔面の生理を中心とした生物学的咬合論であり、特にパラファンクションのための咬合論といえる概念である。
開催日時: |
2006年
第1回 1月21日(土)10:00~18:00 1月22日(日) 9:00~17:00
内容:不正咬合の概念とセファログラムの分析、下顎の適応分析
第2回 2月25日(土)10:00~18:00 2月26日(日) 9:00~17:00
内容:不正咬合の骨格別MEAWのワイヤーベンディング
第3回 4月22日(土)10:00~18:00 4月23日(日) 9:00~17:00
内容:不正咬合の機能的診断とCMSの概念
第4回 5月27日(土)10:00~18:00 5月28日(日) 9:00~17:00
内容:不正咬合症例を通じた実践的アプローチ
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講師: |
白数明義先生 |
開催地: |
大阪 |
会場: |
白水貿易㈱大阪本社 6F セミナー室 |
受講料: |
420,000円(実習材料費、模型代、昼食、消費税を含む) |
定員: |
20名 |
主催: |
白水貿易㈱ |
問合せ先: |
白水貿易㈱研修会係
電話:06-6396-4411
FAX:06-6396-4468
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歯界展望2005年12月号掲載
<この情報は上記雑誌掲載時点での情報です。終了または変更の場合もございますので予めご了承下さい>