はじめに
人類の病を治したい，失われた身体の機能を再生させたいという切なる願いは，古代から現在まで変わることはありません．
歯科治療の歴史も，古くは前5世紀，古代エジプト時代にまで遡ります．前3世紀には，金の板を使ったブリッジ様の治療法まであったというから驚きます．本格的な歯科医学の発達は，18世紀の西洋歯科医学の祖，ピエール・フォシャール出現をもって始まるとされていますが，日本では江戸時代には仏師の手慰みから始まった機能的に優れた木床の入れ歯が作られていました．さらに驚くことには，15世紀のインカ帝国では，すでに象牙やエメラルドを使って，デンタルインプラント治療が行われていました．
デンタルインプラントの歴史は，浅いように思われがちですが，顎骨に人工物を埋入し，歯の代用とするというコンセプトは20世紀初頭より多くの歯科医師が研究してきました．しかし，生体親和性のある素材の研究開発が進んできたのは20世紀も半ばを迎えてからでした．1952年に，スウェーデンの整形外科医ペル・イングヴァール・ブローネマルク博士が，基礎実験中に，ウサギの骨再生の過程において，チタンと骨とが親和性をもって結合することを発見したことから，チタンをヒトの歯に代用する研究が始まり，デンタルインプラントの歴史は新たな1ページを開いたのです．その後，1965年には同博士が，下顎無歯顎にスクリュータイプのインプラントの埋入施術を成功させ，ボーンアンカードブリッジを装着しました．同時代，アメリカの歯科医レオナルド・リンコー博士によるブレードタイプのインプラントの開発も進み，1970年代には日本にも導入され，デンタルインプラントの臨床は夜明けを迎えました．
現在に至る40年余の変遷のなかで，生体親和性を有する多種の素材により，骨内インプラント，歯内骨内インプラント，骨膜下インプラントなど多様なデザインのインプラントが開発されました．フィクスチャーの表面性状だけでもマシーンドサーフェスから各種の処理を施されたラフサーフェス，HAコーティングなどがあり，また上部構造もスクリューリテインからセメントリテイン，パッシブフィットからプラットホームシフティングなど，形状や表面性状を列挙するだけでも，数え切れないシステムが登場し，淘汰されてきました．
現在では，日本国内においてだけでも年間約62万本のインプラントが販売され，1万5千もの医療機関で，インプラントが施術されています．
最近では，乳歯，永久歯に継ぐ，第三の歯をつくるという再生医療の研究が盛んに行われています．幹細胞から患者さんの歯を再生し，その歯を埋入するといった施術が，臨床の現場でルーティンワークとして行われる日が，近い将来，来るのかもしれません．
つまり，今日，最先端の臨床システムが，明日には過去のものとなり，数年後には陰も形もなくなるといったスピードで，多様性をもって進化しているのが現在のインプラント治療の現実です．このスピードについていくことが，現代の臨床医に求められていることは，言うまでもありません．
さらに，日本人の人生観の変化や昨今の世界的な経済のグローバル化に伴い，生まれ育った街で一生を終えるという昔は一般的であったライフスタイルが，ここ数年で完全に過去のものとなってしまいました．それが何を意味するかというと，「自らが施術したインプラント治療の患者さんのアフターフォローに一生涯責任を持つ」という当然，臨床医が持つべき信念を全うできるケースが，年々減少しつつあるということなのです．たとえば，東京で施術されたインプラントのメインテナンスを地方で受けたい，あるいは海外で施術されたインプラントのリカバリーを日本で行いたいなど，患者さんのニーズがきわめてフレキシブルかつ地域性が広範囲になっている現状を直視しなければなりません．一般の歯科治療であれば，画像診断や口腔内所見などを通じて，既往歴は比較的推測しやすいのですが，前述したように多岐に及ぶ現代のインプラントシステムは，所見による把握がきわめて困難であり，デザインコンセプトや素材となるチタン合金の組成比にも差異があるためメーカー同士のシステムの互換性も少なく，ましてや海外のメーカーまですべてフォローするとなると，頭をかかえざるをえないというのが現状です．
本書の刊行の目的は，臨床の現場の悩みや患者さんのニーズに応えることです．
本書は，患者さんのインプラントシステムを前医からの情報提供が得られなかった場合でも，画像から容易に特定できるように，フィクスチャーならびに実際の臨床でのデンタルエックス線写真と参照できるように構成されています．数多くの臨床医のご協力のもと，豊富な臨床例と，システムの名称や分類，連絡先企業名などできるかぎりの情報を網羅しました．
インプラント治療に疑義を抱く先生方から，われわれに「患者さんが高齢になって来院できなくなったら，インプラントのメインテナンスはどうするのか?」という質問があります．大変よい質問だと思います．QOLの見地から，壮年期の咀嚼や発音の機能を格段に向上させられるというインプラント治療には大きなメリットがあります．しかしながら，定期的なメインテナンスが必要という点だけをみれば，老後の口腔ケアは総義歯のほうが確かに楽かも知れません．実際，合併症や寝たきりなどの症状で，万が一老後のメインテナンスに支障が出た場合を考えると，現在のアフターフォローの体制には遅れがあることは否めません．現実問題として，今後右肩上がりに増え続ける高齢のインプラント患者さんのメインテナンスの問題は，歯科医だけにゆだねられるのではなく，医師，看護師，介護福祉士などをはじめとする医療，福祉関係者が口腔ケアへの正しい知識を持てるよう，歯科医療と連携して口腔内の健康を管理することの重要性を認識していくことが求められます．口腔ケアコーディネーターとしての新たな役割を持った歯科衛生士の出現が待たれるところです．
近年，卒前教育にも口腔インプラント学が取り入れられるようになりました．しかしながら，われわれ，臨床医には氾濫している情報をどのように見極め，取捨選択していくかという悩みが，常につきまとっていると思います．現在，インプラントに関する情報が，多くはメーカー主導であり，メーカーのコンセプトに沿った内容の情報が，一方的に発信されている場合があります．
言うまでもないことですが，インプラントシステムの選択において，最優先されるべきは，確とした学術情報であり，それはあくまでも，患者さんの良好な予後の獲得を裏付けるものでなくてはいけません．そのほか，その製品の形状や性状だけでなく，価格や長期的な供給の保証，補綴パーツの選択肢の幅など考慮しなくてはならないファクターは無数にあります．
近年，歴史が，現在の価値観，常識で評価される傾向が強いように思います．今までのインプラントの歴史にしても，現在の医療レベルからみれば，過去に行われてきた数多くのインプラント治療は，否定せざるをえないようなものも少なくありません．しかしながら，先人たちの行ってきたさまざまな試行錯誤，努力が，今の安全・安心なインプラント治療をもたらしていることを忘れてはいけません．現在，ベストと言われているインプラントシステムも，数十年，いや数年後には，時代遅れと言われるかもしれません．今，われわれにできることは，先人の教えをふまえつつ，日々過去を反省し，日々改善を試み，日々研鑽を積み，氾濫する情報のなかから，最善のものを取捨選択できる確かな目を養う努力を怠らないことしかありません．困難な道ですが，それこそが，患者さんの笑顔と理想の歯科医療の構築につながっていく唯一の道であると思います．
本書がそのささやかな一助になれることを，願ってやみません．
われわれ，社団法人日本歯科先端技術研究所は，山根稔夫初代会長により創設され，数多くの口腔インプラント医を育成し，発展してきました．これまで社団法人日本歯科先端技術研究所の学術活動にかかわっていただいた日本全国の会員諸氏，愛知学院大学歯学部口腔インプラント科，全国のインプラント臨床医のご尽力とご協力に心より感謝申し上げます．
編者代表 簗瀬武史
人類の病を治したい，失われた身体の機能を再生させたいという切なる願いは，古代から現在まで変わることはありません．
歯科治療の歴史も，古くは前5世紀，古代エジプト時代にまで遡ります．前3世紀には，金の板を使ったブリッジ様の治療法まであったというから驚きます．本格的な歯科医学の発達は，18世紀の西洋歯科医学の祖，ピエール・フォシャール出現をもって始まるとされていますが，日本では江戸時代には仏師の手慰みから始まった機能的に優れた木床の入れ歯が作られていました．さらに驚くことには，15世紀のインカ帝国では，すでに象牙やエメラルドを使って，デンタルインプラント治療が行われていました．
デンタルインプラントの歴史は，浅いように思われがちですが，顎骨に人工物を埋入し，歯の代用とするというコンセプトは20世紀初頭より多くの歯科医師が研究してきました．しかし，生体親和性のある素材の研究開発が進んできたのは20世紀も半ばを迎えてからでした．1952年に，スウェーデンの整形外科医ペル・イングヴァール・ブローネマルク博士が，基礎実験中に，ウサギの骨再生の過程において，チタンと骨とが親和性をもって結合することを発見したことから，チタンをヒトの歯に代用する研究が始まり，デンタルインプラントの歴史は新たな1ページを開いたのです．その後，1965年には同博士が，下顎無歯顎にスクリュータイプのインプラントの埋入施術を成功させ，ボーンアンカードブリッジを装着しました．同時代，アメリカの歯科医レオナルド・リンコー博士によるブレードタイプのインプラントの開発も進み，1970年代には日本にも導入され，デンタルインプラントの臨床は夜明けを迎えました．
現在に至る40年余の変遷のなかで，生体親和性を有する多種の素材により，骨内インプラント，歯内骨内インプラント，骨膜下インプラントなど多様なデザインのインプラントが開発されました．フィクスチャーの表面性状だけでもマシーンドサーフェスから各種の処理を施されたラフサーフェス，HAコーティングなどがあり，また上部構造もスクリューリテインからセメントリテイン，パッシブフィットからプラットホームシフティングなど，形状や表面性状を列挙するだけでも，数え切れないシステムが登場し，淘汰されてきました．
現在では，日本国内においてだけでも年間約62万本のインプラントが販売され，1万5千もの医療機関で，インプラントが施術されています．
最近では，乳歯，永久歯に継ぐ，第三の歯をつくるという再生医療の研究が盛んに行われています．幹細胞から患者さんの歯を再生し，その歯を埋入するといった施術が，臨床の現場でルーティンワークとして行われる日が，近い将来，来るのかもしれません．
つまり，今日，最先端の臨床システムが，明日には過去のものとなり，数年後には陰も形もなくなるといったスピードで，多様性をもって進化しているのが現在のインプラント治療の現実です．このスピードについていくことが，現代の臨床医に求められていることは，言うまでもありません．
さらに，日本人の人生観の変化や昨今の世界的な経済のグローバル化に伴い，生まれ育った街で一生を終えるという昔は一般的であったライフスタイルが，ここ数年で完全に過去のものとなってしまいました．それが何を意味するかというと，「自らが施術したインプラント治療の患者さんのアフターフォローに一生涯責任を持つ」という当然，臨床医が持つべき信念を全うできるケースが，年々減少しつつあるということなのです．たとえば，東京で施術されたインプラントのメインテナンスを地方で受けたい，あるいは海外で施術されたインプラントのリカバリーを日本で行いたいなど，患者さんのニーズがきわめてフレキシブルかつ地域性が広範囲になっている現状を直視しなければなりません．一般の歯科治療であれば，画像診断や口腔内所見などを通じて，既往歴は比較的推測しやすいのですが，前述したように多岐に及ぶ現代のインプラントシステムは，所見による把握がきわめて困難であり，デザインコンセプトや素材となるチタン合金の組成比にも差異があるためメーカー同士のシステムの互換性も少なく，ましてや海外のメーカーまですべてフォローするとなると，頭をかかえざるをえないというのが現状です．
本書の刊行の目的は，臨床の現場の悩みや患者さんのニーズに応えることです．
本書は，患者さんのインプラントシステムを前医からの情報提供が得られなかった場合でも，画像から容易に特定できるように，フィクスチャーならびに実際の臨床でのデンタルエックス線写真と参照できるように構成されています．数多くの臨床医のご協力のもと，豊富な臨床例と，システムの名称や分類，連絡先企業名などできるかぎりの情報を網羅しました．
インプラント治療に疑義を抱く先生方から，われわれに「患者さんが高齢になって来院できなくなったら，インプラントのメインテナンスはどうするのか?」という質問があります．大変よい質問だと思います．QOLの見地から，壮年期の咀嚼や発音の機能を格段に向上させられるというインプラント治療には大きなメリットがあります．しかしながら，定期的なメインテナンスが必要という点だけをみれば，老後の口腔ケアは総義歯のほうが確かに楽かも知れません．実際，合併症や寝たきりなどの症状で，万が一老後のメインテナンスに支障が出た場合を考えると，現在のアフターフォローの体制には遅れがあることは否めません．現実問題として，今後右肩上がりに増え続ける高齢のインプラント患者さんのメインテナンスの問題は，歯科医だけにゆだねられるのではなく，医師，看護師，介護福祉士などをはじめとする医療，福祉関係者が口腔ケアへの正しい知識を持てるよう，歯科医療と連携して口腔内の健康を管理することの重要性を認識していくことが求められます．口腔ケアコーディネーターとしての新たな役割を持った歯科衛生士の出現が待たれるところです．
近年，卒前教育にも口腔インプラント学が取り入れられるようになりました．しかしながら，われわれ，臨床医には氾濫している情報をどのように見極め，取捨選択していくかという悩みが，常につきまとっていると思います．現在，インプラントに関する情報が，多くはメーカー主導であり，メーカーのコンセプトに沿った内容の情報が，一方的に発信されている場合があります．
言うまでもないことですが，インプラントシステムの選択において，最優先されるべきは，確とした学術情報であり，それはあくまでも，患者さんの良好な予後の獲得を裏付けるものでなくてはいけません．そのほか，その製品の形状や性状だけでなく，価格や長期的な供給の保証，補綴パーツの選択肢の幅など考慮しなくてはならないファクターは無数にあります．
近年，歴史が，現在の価値観，常識で評価される傾向が強いように思います．今までのインプラントの歴史にしても，現在の医療レベルからみれば，過去に行われてきた数多くのインプラント治療は，否定せざるをえないようなものも少なくありません．しかしながら，先人たちの行ってきたさまざまな試行錯誤，努力が，今の安全・安心なインプラント治療をもたらしていることを忘れてはいけません．現在，ベストと言われているインプラントシステムも，数十年，いや数年後には，時代遅れと言われるかもしれません．今，われわれにできることは，先人の教えをふまえつつ，日々過去を反省し，日々改善を試み，日々研鑽を積み，氾濫する情報のなかから，最善のものを取捨選択できる確かな目を養う努力を怠らないことしかありません．困難な道ですが，それこそが，患者さんの笑顔と理想の歯科医療の構築につながっていく唯一の道であると思います．
本書がそのささやかな一助になれることを，願ってやみません．
われわれ，社団法人日本歯科先端技術研究所は，山根稔夫初代会長により創設され，数多くの口腔インプラント医を育成し，発展してきました．これまで社団法人日本歯科先端技術研究所の学術活動にかかわっていただいた日本全国の会員諸氏，愛知学院大学歯学部口腔インプラント科，全国のインプラント臨床医のご尽力とご協力に心より感謝申し上げます．
編者代表 簗瀬武史
はじめに
インプラント治療を受けたあるいは受けている患者が来院したら
チェアサイドにおける歯列診断
インプラント部位に主訴がある場合
上部構造やコンポーネントに問題がある場合
補綴コンポーネントやインプラント体に問題がある場合
インプラントの隣在歯に問題がある場合
情報収集の基本は患者への医療面接
有効な手がかりを求めて上部構造を撤去する
インプラントシステムの特定ができたなら
再補綴処置
上部構造の破折を繰り返す症例への対処法
インプラント治療におけるリカバリー処置
特にインプラント体およびアバットメントスクリューのさまざまな撤去方法について
インプラント体撤去に有効なツールとその使用法の実際
アバットメントスクリューの撤去あるいはリカバリーに有効なツールとその使用法
撤去に代わる代替策の応用
インプラントの形態分類
Parallel walled
1 ブローネマルク スタンダード Branemark Standard
2 ブローネマルク マークII Branemark Mark II
3 ブローネマルク マークIII Branemark Mark III
4 ブローネマルク マークIII グルービー Branemark Mark III Groovy
5 ブローネマルク マークIV Branemark Mark IV
6 リプレイスセレクト ストレート Replace Select Straight
7 ノーベルリプレイス ストレート グルービー NobelReplace(TM) Straight Groovy
8 ノーベルスピーディー・グルービー NobelSpeedy(TM) Groovy
9 ノーベルスピーディー・リプレイス NobelSpeedy(TM) Replace
10 オッセオタイト ストレート エクスターナル OSSEOTITE Straight External hex
11 オッセオタイト XPエクスターナル OSSEOTITE XP External hex
12 オッセオタイト（ナノタイト） Certain（R） ストレート OSSEOTITE（NanoTite(TM)） Certain（R） Straight
13 オッセオタイト XP Certain（R） OSSEOTITE XP Certain（R）
14 Certain（R） PREVAIL（R） ストレートカラー Certain（R） PREVAIL（R） Straight Collar
15 Certain（R） PREVAIL（R） エクスパンデッドカラー Certain（R） PREVAIL（R） Expanded Platform
16 IAT EXA（R） 2ステージスクリュー IAT EXA（R） Screw for 2 stage
17 IAT EXA（R） 1ステージスクリュー IAT EXA（R） Screw for 1 stage
18 アストラテック インプラント ストレート AstraTech Implants Microthread
19 レストアー インプラント Restore Implant
20 ジーシーインプラント Reセティオ（R） ストレート GC Implant Re SETiO（R） Straight
21 ジーシーインプラント Reセティオ（R） テーパー GC Implant Re SETiO（R） Tapered
22 ジーシーインプラント Reジェネシオ（R） ストレート GC Implant Re GENESiO（R） Straight
23 ジーシーインプラント Reジェネシオ（R） テーパー GC Implant Re GENESiO（R） Tapered
24 カムログ インプラント スクリューライン Camlog Implant Screw Line
25 スクリューベント Screw-Vent
26 スプライン（R） ツイスト MP-1（R）（HA） Spline（R） Twist MP-1（R）（HA）
27 SPI（R） システム・エレメント SPI（R） System Element
28 SPI（R） システム・ワンタイム SPI（R） System Onetime
29 ステリオス スレッド Non-HL Steri-oss Threaded Non-Hex Lock Implant
30 ステリオス スレッド HL Steri-oss Threaded Hex Lock Implant
31 バイオホライゾン エクスターナル BioHorizons External
32 バイオホライゾン インターナル BioHorizons Internal
Tapered anatomic
33 カムログ インプラント ルートフォーム Camlog implant rootform
34 リプレイスセレクト テーパード Replace Select Tapered
35 ノーベルリプレイス テーパード グルービー NobelReplace(TM) Tapered Groovy
36 オッセオタイト テーパード（NT） エクスターナル OSSEOTITE Tapered（NT） External hex
37 オッセオタイト（ナノタイト） テーパード Certain（R） OSSEOTITE（NanoTite(TM)） Taperd Certain（R）
38 テーパード・スクリューベント Taperd Screw-Vent
39 ストローマン（R） テーパードエフェクト（TE） Straumann（R） Taperd Effect（TE）
40 SPI（R） システム・コンタクト SPI（R） System Contact
41 POI EXインプラント テーパータイプ POI EX Implant Tapered Type
42 プラトンインプラント タイプIV PLATON Implant Type IV
43 アンキロス インプラントシステム ANKYLOS Implant System
44 ザイブ インプラントシステム XiVE Implant System
45 テーパード スイスプラス Taperd SwissPlus
46 アストラテック インプラント テーパード Astra Tech Implants Microthread
47 アルファタイト Fタイプ Alphatite F-type
48 アルファタイト TFタイプ Alphatite TF-type
49 アルファタイト SSタイプ Alphatite SS-type
50 アルファタイト SBタイプ Alphatite SB-type
51 マイティス アローインプラント Bタイプ Mytis Arrow Implant B-type
52 マイティス アローインプラント Cタイプ Mytis Arrow Implant C-type
53 マイティス アローインプラント Eタイプ φ4.0・4.6mm Mytis Arrow Implant E-type
54 マイティス アローインプラント Eタイプ φ3.3・3.7mm Mytis Arrow Implant E-type Taperd
55 マイティス アローインプラント EWタイプ Mytis Arrow Implant EW-type
56 リプレイス Replace
57 バイオホライゾン テーパード BioHorizons Tapered
Cylinder screw
58 ITIソリッドスクリューインプラント ITI Solidscrew Implant
59 ストローマン（R） スタンダード（プラス） Straumann（R） Standard（Plus）
60 ストローマン（R） スタンダード（プラス） ワイドネック Straumann（R） Standard（Plus） Wideneck
61 ストローマン（R） ナローネック Straumann（R） Narrowneck
62 ストローマン（R） ボーンレベル Straumann（R） Bonelevel
63 POIシステム 2ピースタイプ POI System Two-piece Type
64 POIシステム 3ピースタイプ POI System Three-piece Type
65 POI EXインプラント ストレートタイプ POI EX Implant Straight Type
66 プラトンインプラント タイプI PLATON Implant Type I
66 プラトンインプラント タイプI PLATON Implant Type I
67 プラトンインプラント タイプII，タイプIII PLATON Implant Type II & Type III
68 スイスプラス SwissPlus
69 ステージ1 インプラント Stage 1 Implant
70 カムログ インプラント スクリューシリンダー Camlog Implant Screw Cylinder
71 IAT FITII スクリュータイプ IAT FIT II Screw Type
72 AQBインプラント・SOLシステム AQB Implant SOL System
Cylinder
73 インテグラル Integral
74 スプライン（R） シリンダー MP-1（R）（HA） Spline（R） Cylinder MP-1（R）（HA）
75 IAT FITII プレスフィット IAT FIT II PressFit
76 IAT EXA（R） 2ステージシリンダー IAT EXA（R） Cylinder for 2 stage
77 カムログ インプラント シリンダー Camlog Implant Cylinder
78 ステリオス シリンダー HL Steri-oss Cylindrical Hex Lock Implant
79 ステリオス シリンダー Non-HL Steri-oss Cylindrical Non-Hex Lock Implant
80 サステイン インプラント Sustain（R） Implant
81 IMZインプラントシステム IMZ Implant System
Others
82 ノーベルアクティブ NobelActive(TM)
83 エンドポア インプラント インターナル Endopore Implant Internal
84 エンドポア インプラント エクスターナル Endopore Implant External
85 フリアリット-2 ステップシリンダー Frialit-2 Step Cylinder
86 フリアリット-2 ステップスクリュー Frialit-2 Step Screw
87 バイコン インプラント Bicon Implant
88 サルゴン インプラント Sargon Immediate Load Implant
89 ITIインプラント 中空シリンダー ITI Hollow Cylinder
90 ITIインプラント 中空スクリュー ITI Hollow Screw
One-piece
91 ノーベルダイレクト グルービー Nobel Direct Groovy
92 ノーベルダイレクト インサイザル Nobel Direct Incisal
93 ノーベルダイレクト ポステリア Nobel Direct Posterior
94 AQBインプラント AQB Implant
95 JIAD（KOM） インプラント JIAD（KOM） Implant
96 マイティス アローインプラントAタイプ Mytis Arrow Implant A-type
97 ミューワン HAインプラント 初期モデルμ-one HA Implant Proto type
98 ミューワン HAインプラント Sタイプμ-one HA Implant S-type
99 ミューワン HAインプラント Lタイプμ-one HA Implant L-type
100 ITIインプラント Cタイプ ITI Implant C-type
101 ITIインプラント Eタイプ ITI Implant E-type
102 ITIインプラント Kタイプ ITI Implant K-type
103 ITIインプラント Hタイプ ITI Implant H-type
104 ITIインプラント Fタイプ ITI Implant F-type
105 ITIインプラント スイススクリュー ITI Implant Swiss-Screw
106 オガインプラント シンクレストタイプ OGA Implant Thincrest
107 オガインプラント スパイラルタイプ OGA Implant Spiral
108 バイオセラムインプラント Bioceram Implant
109 イムテック（MDI）インプラント IMTEC（MDI） Implant
インプラント治療を受けたあるいは受けている患者が来院したら
チェアサイドにおける歯列診断
インプラント部位に主訴がある場合
上部構造やコンポーネントに問題がある場合
補綴コンポーネントやインプラント体に問題がある場合
インプラントの隣在歯に問題がある場合
情報収集の基本は患者への医療面接
有効な手がかりを求めて上部構造を撤去する
インプラントシステムの特定ができたなら
再補綴処置
上部構造の破折を繰り返す症例への対処法
インプラント治療におけるリカバリー処置
特にインプラント体およびアバットメントスクリューのさまざまな撤去方法について
インプラント体撤去に有効なツールとその使用法の実際
アバットメントスクリューの撤去あるいはリカバリーに有効なツールとその使用法
撤去に代わる代替策の応用
インプラントの形態分類
Parallel walled
1 ブローネマルク スタンダード Branemark Standard
2 ブローネマルク マークII Branemark Mark II
3 ブローネマルク マークIII Branemark Mark III
4 ブローネマルク マークIII グルービー Branemark Mark III Groovy
5 ブローネマルク マークIV Branemark Mark IV
6 リプレイスセレクト ストレート Replace Select Straight
7 ノーベルリプレイス ストレート グルービー NobelReplace(TM) Straight Groovy
8 ノーベルスピーディー・グルービー NobelSpeedy(TM) Groovy
9 ノーベルスピーディー・リプレイス NobelSpeedy(TM) Replace
10 オッセオタイト ストレート エクスターナル OSSEOTITE Straight External hex
11 オッセオタイト XPエクスターナル OSSEOTITE XP External hex
12 オッセオタイト（ナノタイト） Certain（R） ストレート OSSEOTITE（NanoTite(TM)） Certain（R） Straight
13 オッセオタイト XP Certain（R） OSSEOTITE XP Certain（R）
14 Certain（R） PREVAIL（R） ストレートカラー Certain（R） PREVAIL（R） Straight Collar
15 Certain（R） PREVAIL（R） エクスパンデッドカラー Certain（R） PREVAIL（R） Expanded Platform
16 IAT EXA（R） 2ステージスクリュー IAT EXA（R） Screw for 2 stage
17 IAT EXA（R） 1ステージスクリュー IAT EXA（R） Screw for 1 stage
18 アストラテック インプラント ストレート AstraTech Implants Microthread
19 レストアー インプラント Restore Implant
20 ジーシーインプラント Reセティオ（R） ストレート GC Implant Re SETiO（R） Straight
21 ジーシーインプラント Reセティオ（R） テーパー GC Implant Re SETiO（R） Tapered
22 ジーシーインプラント Reジェネシオ（R） ストレート GC Implant Re GENESiO（R） Straight
23 ジーシーインプラント Reジェネシオ（R） テーパー GC Implant Re GENESiO（R） Tapered
24 カムログ インプラント スクリューライン Camlog Implant Screw Line
25 スクリューベント Screw-Vent
26 スプライン（R） ツイスト MP-1（R）（HA） Spline（R） Twist MP-1（R）（HA）
27 SPI（R） システム・エレメント SPI（R） System Element
28 SPI（R） システム・ワンタイム SPI（R） System Onetime
29 ステリオス スレッド Non-HL Steri-oss Threaded Non-Hex Lock Implant
30 ステリオス スレッド HL Steri-oss Threaded Hex Lock Implant
31 バイオホライゾン エクスターナル BioHorizons External
32 バイオホライゾン インターナル BioHorizons Internal
Tapered anatomic
33 カムログ インプラント ルートフォーム Camlog implant rootform
34 リプレイスセレクト テーパード Replace Select Tapered
35 ノーベルリプレイス テーパード グルービー NobelReplace(TM) Tapered Groovy
36 オッセオタイト テーパード（NT） エクスターナル OSSEOTITE Tapered（NT） External hex
37 オッセオタイト（ナノタイト） テーパード Certain（R） OSSEOTITE（NanoTite(TM)） Taperd Certain（R）
38 テーパード・スクリューベント Taperd Screw-Vent
39 ストローマン（R） テーパードエフェクト（TE） Straumann（R） Taperd Effect（TE）
40 SPI（R） システム・コンタクト SPI（R） System Contact
41 POI EXインプラント テーパータイプ POI EX Implant Tapered Type
42 プラトンインプラント タイプIV PLATON Implant Type IV
43 アンキロス インプラントシステム ANKYLOS Implant System
44 ザイブ インプラントシステム XiVE Implant System
45 テーパード スイスプラス Taperd SwissPlus
46 アストラテック インプラント テーパード Astra Tech Implants Microthread
47 アルファタイト Fタイプ Alphatite F-type
48 アルファタイト TFタイプ Alphatite TF-type
49 アルファタイト SSタイプ Alphatite SS-type
50 アルファタイト SBタイプ Alphatite SB-type
51 マイティス アローインプラント Bタイプ Mytis Arrow Implant B-type
52 マイティス アローインプラント Cタイプ Mytis Arrow Implant C-type
53 マイティス アローインプラント Eタイプ φ4.0・4.6mm Mytis Arrow Implant E-type
54 マイティス アローインプラント Eタイプ φ3.3・3.7mm Mytis Arrow Implant E-type Taperd
55 マイティス アローインプラント EWタイプ Mytis Arrow Implant EW-type
56 リプレイス Replace
57 バイオホライゾン テーパード BioHorizons Tapered
Cylinder screw
58 ITIソリッドスクリューインプラント ITI Solidscrew Implant
59 ストローマン（R） スタンダード（プラス） Straumann（R） Standard（Plus）
60 ストローマン（R） スタンダード（プラス） ワイドネック Straumann（R） Standard（Plus） Wideneck
61 ストローマン（R） ナローネック Straumann（R） Narrowneck
62 ストローマン（R） ボーンレベル Straumann（R） Bonelevel
63 POIシステム 2ピースタイプ POI System Two-piece Type
64 POIシステム 3ピースタイプ POI System Three-piece Type
65 POI EXインプラント ストレートタイプ POI EX Implant Straight Type
66 プラトンインプラント タイプI PLATON Implant Type I
66 プラトンインプラント タイプI PLATON Implant Type I
67 プラトンインプラント タイプII，タイプIII PLATON Implant Type II & Type III
68 スイスプラス SwissPlus
69 ステージ1 インプラント Stage 1 Implant
70 カムログ インプラント スクリューシリンダー Camlog Implant Screw Cylinder
71 IAT FITII スクリュータイプ IAT FIT II Screw Type
72 AQBインプラント・SOLシステム AQB Implant SOL System
Cylinder
73 インテグラル Integral
74 スプライン（R） シリンダー MP-1（R）（HA） Spline（R） Cylinder MP-1（R）（HA）
75 IAT FITII プレスフィット IAT FIT II PressFit
76 IAT EXA（R） 2ステージシリンダー IAT EXA（R） Cylinder for 2 stage
77 カムログ インプラント シリンダー Camlog Implant Cylinder
78 ステリオス シリンダー HL Steri-oss Cylindrical Hex Lock Implant
79 ステリオス シリンダー Non-HL Steri-oss Cylindrical Non-Hex Lock Implant
80 サステイン インプラント Sustain（R） Implant
81 IMZインプラントシステム IMZ Implant System
Others
82 ノーベルアクティブ NobelActive(TM)
83 エンドポア インプラント インターナル Endopore Implant Internal
84 エンドポア インプラント エクスターナル Endopore Implant External
85 フリアリット-2 ステップシリンダー Frialit-2 Step Cylinder
86 フリアリット-2 ステップスクリュー Frialit-2 Step Screw
87 バイコン インプラント Bicon Implant
88 サルゴン インプラント Sargon Immediate Load Implant
89 ITIインプラント 中空シリンダー ITI Hollow Cylinder
90 ITIインプラント 中空スクリュー ITI Hollow Screw
One-piece
91 ノーベルダイレクト グルービー Nobel Direct Groovy
92 ノーベルダイレクト インサイザル Nobel Direct Incisal
93 ノーベルダイレクト ポステリア Nobel Direct Posterior
94 AQBインプラント AQB Implant
95 JIAD（KOM） インプラント JIAD（KOM） Implant
96 マイティス アローインプラントAタイプ Mytis Arrow Implant A-type
97 ミューワン HAインプラント 初期モデルμ-one HA Implant Proto type
98 ミューワン HAインプラント Sタイプμ-one HA Implant S-type
99 ミューワン HAインプラント Lタイプμ-one HA Implant L-type
100 ITIインプラント Cタイプ ITI Implant C-type
101 ITIインプラント Eタイプ ITI Implant E-type
102 ITIインプラント Kタイプ ITI Implant K-type
103 ITIインプラント Hタイプ ITI Implant H-type
104 ITIインプラント Fタイプ ITI Implant F-type
105 ITIインプラント スイススクリュー ITI Implant Swiss-Screw
106 オガインプラント シンクレストタイプ OGA Implant Thincrest
107 オガインプラント スパイラルタイプ OGA Implant Spiral
108 バイオセラムインプラント Bioceram Implant
109 イムテック（MDI）インプラント IMTEC（MDI） Implant
