やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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NSTプロジェクト・ガイドライン

発行時参考価格 800円
  • 総頁数:104頁
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2001年10月
  • ISBN978-4-263-70280-2
  • 注文コード:702800

◆日本静脈経腸栄養学会が発足させたNSTプロジェクトにもとづく,わが国の医療施設におけるNST設立のために指針書.

内容紹介

NSTプロジェクトの基本となる,各医療施設におけるNST設立のための指針書.栄養管理の重要性,NSTの構成,活動内容,効果など,NSTを設立するために必要な事柄をわかりやすく解説.

目次

ガイドライン刊行によせて
はじめに
NSTプロジェクトの目的・目標
NSTプロジェクトの位置づけ
NSTプロジェクトモデル
新世紀型NSTの構築とその効果
新世紀に求められるもの
栄養管理はすべての医療の基本
わが国の栄養管理の現状
たんぱく質・エネルギー低栄養状態の出現状況
栄養管理はなぜ必要?(1)
栄養管理はなぜ必要?(2)
米国の病院内栄養管理改革(1)
米国の病院内栄養管理改革(2)
栄養管理の悩みとNST
NSTとは
NSTの対象症例
NSTの役割
欧米におけるNSTの現状
日本のNST事情
わが国においてNST運営は困難?
最大の敵「関心の欠如」をどうするか!
関心のみではNST運営は困難
わが国におけるNSTのかたち
Potluck Party Method(PPM)(1)
Potluck Party Method(PPM)(2)
PPM-Iを用いた新世紀型NST構築の試み
PPM-Iを用いた新世紀型NST構築の試み-鈴鹿中央総合病院のNST-
NSTの構成メンバー
NSTメンバーの役割(1)
NSTメンバーの役割(2)
NSTメンバーの役割(3)
NSTメンバーの役割(4)
NSTメンバーの役割(5)
NST業務の三本柱
NST Round(回診)(1)
NST Round(回診)(2)
Lunchtime Meeting
NST業務の実際
NSTウィークリースケジュール
NST活動とその成果
NST活動成果(1)
栄養評価の指標
基礎エネルギー消費量と投与カロリー(1)
基礎エネルギー消費量と投与カロリー(2)
NSTカルテ
NST活動成果(2)
輸液ルートの是正と院内統一
CVカテーテル挿入部細菌培養陽性率
カテーテル敗血症発生率の推移
栄養管理法の選択
中カロリー輸液の啓発
NST活動成果(3)
経腸栄養剤投与容器内細菌数の経時的変化
投与容器消毒法別の検出細菌数
中心静脈栄養・経腸栄養の推移
病院食の改善
NST飲茶
NST活動成果(4)
GFO療法(院内感染撲滅の試み)
NST活動成果(5)
NSTの治療目標
NST嚥下・摂食障害チームの設立
NST在宅医療部門の設立
NSTによる在宅栄養管理システム
NST外来の設立
NST外来における入院時栄養管理Triage
新世紀対応型NSTへの脱皮
新世紀のNST
NST活動成果(6)
NSTの病院全体に及ぼす効果
栄養管理上の問題件数の推移
カテーテル敗血症発生率の推移
中心静脈栄養・経腸栄養の推移
平均在院日数の推移
院内表彰
NSTの成果
NSTのすすめ
栄養療法士認定制度
NSTの経済効果(1)
NSTの経済効果(2)
NSTの経済効果(3)
NSTの経済効果(4)
NSTの経済効果(まとめ)
診断群分類別診療報酬包括化
残された2つの道
患者様/地域住民を守りかつ病院が生き残るためには
クリニカルパス+NSTパッケージ
PPM-IIを用いた新世紀型NST構築の試み-尾鷲総合病院NST
新世紀の医療体制
NCC活動成果
NST+CP Complex(NCC)の導入にともなう院内改革図
NSTのSpirit
医療人であれ
NSTメンバーへ
新世紀型NS

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【編者略歴】
東口高志
 1957年 三重県に生まれる
 1981年 三重大学医学部卒業
 同 年 三重大学医学部第1外科入局
 1987年 三重大学大学院医学研究科修了
 1990年 米国シンシナティ大学医学部外科留学( J.E.Fischer教授に師事)
 1994年 三重大学医学部第一外科講師
 1996年 鈴鹿中央総合病院外科医長
 2000年 尾鷲総合病院外科・手術室部長

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日本静脈経腸栄養学会NSTプロジェクト実行委員会東口志 編