内容紹介
それぞれの食物に適した咀嚼運動は中枢神経の指令が,顎・口腔・顔面領域の運動感覚情報と口腔内の食物の性状に関する感覚情報によって調整されて出現する.このような咀嚼の神経メカニズムに関する現代の基盤となる知見を解説し,あわせて咀嚼運動の生理学的・人間学的意味に考察を加えた.
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
中村嘉男
1933年 東京都に生まれる
1958年 東京大学医学部卒業
1963年 東京大学大学院生物系研究科第一基礎医学課程修了(医学博士)
1972年 東京医科歯科大学教授(歯学部顎口腔総合研究施設咀嚼研究部門)
1982年 東京医科歯科大学教授(歯学部口腔生理学教室に配置換),現在に至る
1994〜1997年 東京医科歯科大学歯学部長
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中村嘉男 著