CBCTが歯内療法という学問に新たな道を開く!
今後の治療成績,治療方針にかなりの差が出ることでしょう!!
内容紹介
●本書は基礎編,臨床編の2編で構成されており,基礎編ではCBCT使用で「わかるようになったこと」と「デンタルエックス線との比較」などを紹介するとともに,CBCTで変わるエンドの臨床成績やその治癒傾向などについて,わかりやすく解説.
●臨床編ではCBCTの撮像法,読像方法について具体的な症例をあげながら,ステップごとに詳説しています.また,起こりうるアーチファクト(障害陰影)についても解説.
目次
1 CBCTで変わったエンドの臨床成績(デンタルエックス線写真の限界,治っていなかった治療)
2 CBCTはなぜ根尖病変を見つけやすいのか(なぜデンタルエックス線写真ではわからないのか)
3 エンドの治癒傾向
4 CBCTでわかるようになったこと
5 CBCTによってもわかりにくいこと(CBCTの限界)
6 CBCTと歯性上顎洞炎
7 下顎管・オトガイ孔の位置
8 CBCTで経過観察することの意義
9 CBCTと被曝線量
10 基礎的研究へのMicro-focus CTの応用
11 3Dモデルの臨床応用(3Dプリンター)
II 臨床編
1 CBCTの撮像
2 読像方法
3 CBCTの検出力と有益性
4 アーチファクト(障害陰影)の理解
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
小林千尋【こばやしちひろ】
1975年 東京医科歯科大学歯学部卒業
1979年 東京医科歯科大学大学院修了
医学博士
1979年 東京医科歯科大学助手
1982年 東京医科歯科大学講師
1983年12月〜1985年1月 文部省在外研究員として米国テンプル大学に留学
1992年 東京医科歯科大学歯科保存学第三講座助教授
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科摂食機能保存学講座歯髄生物学分野准教授
2013年 東京医科歯科大学退職
東京医科歯科大学歯学部附属病院歯科総合診療部非常勤講師
主な著書:オートリバースハンドピースを用いたニッケルチタンファイル根管形成法(2000,医歯薬出版)
新楽しくわかるクリニカルエンドドントロジー(2012,医歯薬出版)
根管洗浄─よりよい治癒を目指して(2012,医歯薬出版)
MTAの臨床─よりよいエンドの治癒を目指して(2013,医歯薬出版)
エンド難症例への挑戦─よりよい治癒を目指して(2015,医歯薬出版)(戸田賀世共著)
戸田賀世【とだかよ】
1994年 東京医科歯科大学歯学部卒業
1998年 東京医科歯科大学大学院(生体有機材料学専攻)修了
1998年〜2001年 虎の門病院 歯科 非常勤勤務
2001年 東京大学大学院工学系研究科 非常勤講師
2005年 ソウデンタルオフィス開業