やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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顔と口腔の医学
生命と病気の謎をミトコンドリアと生体力学で解く

発行時参考価格 9,000円
  • 総頁数:260頁
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2009年12月
  • ISBN978-4-263-44307-1
  • 注文コード:443070

バイオメカニクス,新しい免疫学の視点から現代医学・医療の謎に挑む希代の書!

内容紹介

●歯科医学にバイオメカニクスの観点から一石を投じた名著『顎・口腔の疾患とバイオメカニクス』で展開された理論背景をさらに追究.生体力学を見落としたまま混迷に陥って,「わけの解らない免疫病」に十分な対応のできないままの現代医学・医療に,器官別・臓器別の医療を脱却した視点からブレークスルーをもたらす画期的な書です!
●発生学,進化学,形態学などの歴史的な総括を背景に,生命とは何か,病気とは何か,免疫とは何かを定義.ヒトの60兆個の各細胞内に数千数百と存在する細胞内小器官のミトコンドリアを荒廃させずに,健康を保つにはどのようにしたらよいかを,口呼吸,冷中毒,働き中毒(骨休め不足),寝癖,頬杖などの生活習慣を改めた症例を通して,実践的に示します.
●開発研究の根拠となる著者自身の文献を多数挙げながら,「治療法のエビデンスは疾患,症状を治癒に導くこと」という信念に基づいて,「顔と口腔の医学」の多くの実際症例を提示しています.

本書のパンフレットはこちら(PDFファイル 約642KB)

目次

第I編 理論的背景
はじめに─バイオメカニクスを導入した口腔の医学
序章 本書が出来るまで─ミトコンドリア博士の研究の歩みにてらして
第1章 医学・生命科学にはバイオメカニクスの導入が必須である
第2章 新しい生命科学理論と「顔と口腔の医学」の樹立
第3章 歯と骨の科学と人工関節骨髄造血器官の開発
第4章 新しい免疫学の概念の樹立 91
第II編 「顔と口腔の医学」の臨床
第1章 顎・口腔に生ずる器質性疾患および口呼吸で生ずる感覚器官の疾患とバイオメカニクス
第2章 「顔と口腔の医学」とバイオメカニクス
第3章 「顔と口腔の医学」機能性の疾患の診断と治療 その1 生活習慣病としての顔の変形症と免疫病
第4章 「顔と口腔の医学」機能性の疾患の診断と治療 その2 顔の変形症と顎・口腔,歯列弓の疾患
第5章 「顔と口腔の医学」と免疫病の診断と治療
第6章 人工歯根療法の樹立とその実際

書評

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書評:川原春幸先生 (『歯界展望』2010年5月号掲載 PDFファイル:約497KB)

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【著者略歴】
西原克成【にしはらかつなり】
 1965年 東京医科歯科大学歯学部卒業
 1971年 東京大学医学部大学院修了
 1971年 東京大学医学部講師 口腔外科学教室
 2001年 西原研究所主宰
     日本免疫病治療研究会会長
     アート(AART)研究会会長

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西原克成 著