内容紹介
病理の基本的事項を総論的に解説した「病理概説」と口腔領域の組織や臓器に発生した病変に関する事項を記述した「口腔病理」に分けて解説.口腔内写真,X線写真,顕微鏡写真を多用し,容易に病変を理解できるようにした.
目次
1章 病理学序論/3
2章 病因論/9
3章 遺伝性疾患ならびに奇形/14
4章 代謝障害/21
5章 増殖と修復/31
6章 循環障害/38
7章 炎症と免疫/48
8章 腫瘍/64
II編 口腔病理
1章 口腔病理学とは/81
2章 歯の発育異常/83
3章 歯の機械的および化学的損傷/94
4章 歯の付着物および沈着物/98
5章 象牙質とセメント質の増生および歯髄と歯根膜の石灰化/102
6章 う蝕/105
7章 歯髄の病変/115
8章 歯周組織の病変/122
9章 抜歯創の治■/145
10章 口腔粘膜の病変/148
11章 エプーリス/156
12章 口腔領域の奇形/161
13章 顎骨の病変/163
14章 口腔領域の嚢胞/167
15章 口腔領域の腫瘍/175
16章 口腔組織の加齢変化/185
参考図書……191
用語解説……192
さくいん……194
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
亀山洋一郎
1963年 東京医科歯科大学歯学部卒業
1969年 カナダ・マニトバ大学助教授
1973年 マニトバ大学準教授
1977年 愛知学院大学助教授
1979年 愛知学院大学教授
2000年 愛知学院大学歯学部長
内海順夫
1957年 大阪歯科大学卒業
1967年 大阪歯科大学助教授
1971年 大阪歯科大学教授
同 年 城西歯科大学(現在,明海大学歯学部)教授
1998年 明海大学歯学部名誉教授
下野正基
1970年 東京歯科大学卒業
1973年 東京歯科大学講師
1974〜1976年 イタリア・ミラノ大学留学
1976年 東京歯科大学助教授
1991年 東京歯科大学教授
渡辺是久
1973年 日本歯科大学卒業
1980年 神奈川歯科大学講師
1986年 神奈川歯科大学助教授
1990年 神奈川歯科大学教授