TAKEUCHI実践ケア学セミナー4
事例研究 ニーズのとらえかたとケアプラン作成
- 総頁数:206頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2001年3月
- ISBN978-4-263-23263-7
- 注文コード:232630
内容紹介
「高齢者ケアマネジメントニーズ一覧」(8領域21ニーズ)を片手に,知識と感性と理論力の強化で正しいニーズを発見し,適正なケアプランを作成するための事例研究.「こういうサービスを提供したから,こんなに生活がよくなったというケース」に出会うことでケアの仕事の醍醐味が味わえる.
目次
事例研究 ニーズのとらえかたとケアプラン作成
総論 家族関係とケアプラン 竹内孝仁
事例研究のすすめかた 常に8領域21ニーズを片手に 竹内孝仁
事例研究-1 生きる意欲をなくした盗られ妄想のある独居高齢者
事例研究-2 慢性疾患の妻を介護する夫が食事作りの援助を求めている
事例研究-3 超高齢者を高齢の長男夫婦が在宅で介護する
事例研究-4 離れに閉じこもる老夫婦と長男との確執
事例研究-5 重度障害の夫の介護に長期戦で備える妻の工夫
事例研究-6 パーキンソン症候群患者の在宅ケアと医療との連携
事例研究-7 重度の痴呆性老人と介護負担の大きい長男の生活全体をどうみていくか
事例研究-8 全依存の夫,全受容の妻,地域の風土性によるものか
事例研究-9 寝たきりで熱発のある母親を介護する食堂経営の多忙な娘
事例研究-10 多世帯家族の中で要介護者の力が強い場合
事例研究-11 夜間の尿失禁のため介護者の洗濯負担が増えている
事例研究-12 脳梗塞で嚥下障害をもつ重度の寝たきりの場合
まとめのレクチャー 家族問題をどうとらえていくか 竹内孝仁
企画の意図 不安から自信獲得の転機へ 竹内実践ケア学セミナー実行委員会 周藤重夫
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
竹内孝仁
1941年 東京に生まれる
1966年 日本医科大学卒業 国立身体障害者センターに勤務
1969年 東京医科歯科大学医学部整形外科に所属 整形外科およびリハビリテーション医学を研修
1978年 東京医科歯科大学医学部整形外科講師
1983年 同リハビリテーション部助教授
1991年 日本医科大学教授(リハビリテーション科)この間,1973年から特別養護老人ホーム,1980年代から在宅高齢者のケア全般にかかわる
著者(高齢者関係)TAKEUCHI実践ケア学セミナー事例研究:介護か世話か(医歯薬出版),TAKEU-CHI実践ケア学セミナー事例研究:介護保険給付対象外事例/対応困難事例(医歯薬出版),TAKEUCHI実践ケア学セミナー事例研究:痴呆性高齢者の在宅ケアマネジメント(医歯薬出版),介護基礎学(医歯薬出版),ケアマネジャーアセスメントとケアパッケージ-その組みかた(医歯薬出版),TAKEUCHI実践ケア学:ケアマネジメント(医歯薬出版),TAKEU-CHI実践ケア学:通所ケア学(医歯薬出版),医療は「生活」に出会えるか(医歯薬出版),老人ケア(中央法規出版),遊びリテーション(医学書院),老人リハビリテーションと処遇(全社協出版部)など多数