検査データの生理的変動
原理から実践へ
- 総頁数:212頁
- 判型:A5判
- 発行年月:2004年4月
- ISBN978-4-263-22281-2
- 注文コード:222810
内容紹介
●基礎として生理的変動の性質,品質規格の設定から戦略について述べ,基本となる生理的変動に関する多くの発表者データから,生理的変動は人種・地域などであまり変動がなく,新たに求めなくても,すでに報告させているデータベースを利用することを推奨.
●実践編では,検査結果が診断,症例発見,スクリーニング,モニターの4つの臨床的状態に利用されることを述べ,それぞれの利用目的に応じた種々の戦略について具体的に記述.特にRCV(基準変化値)設定とその臨床サイドへの提供を勧告.
目次
まえがき
序文
第1章 生理的変動の性質
第2章 品質規格
第3章 連続的結果における変化
第4章 母集団に基づく基準値の有用性
第5章 生理的変動データの他の利用
第6章 次のステップ
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
中 甫【なかはじめ】
1968年 東京理科大学理学部化学科卒業
1980年 三井記念病院中央検査部臨床化学科科長
1983年 千葉大学医学部助教授(附属病院検査部)
1984年 三井記念病院中央検査部臨床化学科部長
1994年 日本福祉総合医療研究所所長
福祉・医療技術振興会専務理事
現在にいたる