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早産児と満期産児のための
デュボヴィッツ新生児神経学的評価法 原著第2版

Lilly MS Dubowitz 著/奈良勲 監訳/田栄子 監訳・訳
発行時参考価格 4,400円
  • 総頁数:176頁
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2015年5月
  • ISBN978-4-263-21940-9
  • 注文コード:219400

内容紹介

●本評価法は小児(新生児)神経学を基本として発展し,早産児,満期産児ともに適用できます.
●姿勢,筋緊張,反射などの検査から新生児の全体的な反応をとらえ,中枢神経系の機能不全に対する早期診断法として有用であり,「脳性麻痺リハビリテーションガイドライン」でも推奨グレードが高い評価法です.
●検査法は簡便で,イラストを用いた評価フォーマット通りに行えば短時間で修得でき,検者間信頼性が高いことが報告されているので,医師のみならず,PT・OT,看護師などコメディカルでも使用できます.
●本書では,多くの新生児の写真や図を用いて,評価フォーマットの使用方法,各検査項目の方法および注意点,異常所見の捉え方,画像検査と併用した脳病変の臨床パターン等を詳細に解説しています.
●本評価法を日常の診療に活用できるよう,本書では『評価フォーマット』を付録として巻末に掲載し,弊社ホームページからもダウンロードできるようにしました.

・ダウンロードには,パスワード(本書に収載)が必要です.

付録:評価フォーマットPDFファイルダウンロードはこちら

目次

1章 歴史的概説
2章 現在の神経学的体系の進歩とその応用
3章 神経学的評価
4章 正常な早産児と満期産児の神経学的プロフィール
5章 満期産児:最適スコアの発展
6章 脳損傷を伴う早産児,満期産児の神経学的評価
7章 神経学的評価フォーマットの適応
文献
付録 評価フォーマット

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【監訳者・訳者略歴】
奈良 勲【ならいさお】
 1964年 鹿児島大学教育学部卒業
 1969年 Loma Linda大学理学療法学部卒業(米国)
     Los Angeles整形外科病院理学療法士
 1970年 カリフォルニア州理学療法士免許取得
     Pacific Home Health Care Agency理学療法士
 1971年 三愛会伊藤病院理学療法科主任
 1974年 理学療法士免許取得
 1976年 甲風会有馬温泉病院理学療法科科長
 1979年 金沢大学医療技術短期大学部教授
 1983年 金沢大学医学部にて博士号取得
 1989年 日本理学療法士協会会長(?2003年)
 1993年 広島大学医学部保健学科教授
 2004年 広島大学大学院保健学研究科教授
 2005年 広島大学名誉教授
 同 年 神戸学院大学総合リハビリテーション学部 教授
 2012年 金城大学学長
 2014年 金城大学特任教授
田栄子【たかだえいこ】
 1984年 大分医科大学医学部卒業
 同 年 大分医科大学付属病院小児科研修医
 1986年 重症心身障害児(者)施設 恵の聖母の家
 1987年 大分医科大学付属病院小児科医員
 1991年 埼玉医科大学総合医療センター小児科助手
 2009年 埼玉医科大学総合医療センター小児科講師
河村光俊【かわむらみつとし】
 1970年 九州リハビリテーション大学校卒業
 同 年 愛知県心身障害者コロニー
 1976年 日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科卒業
 1981年 金沢大学医療技術短期大学理学療法学科助 教授
 1992年 広島大学医学部保健学科理学療法学専攻助 教授
 1998年 広島大学大学院医学系研究科博士課程前期 修了
 2004年 広島大学大学院保健学研究科助教授
 2005年 広島国際大学保健医療学部教授
 2013年 広島国際大学総合リハビリテーション学部 教授
烏山亜紀【からすやまあき】
 1997年 鹿児島大学医療技術短期大学部理学療法学科卒業
 1999年 広島大学医学部保健学科理学療法専攻卒業
 2001年 広島大学大学院医学系研究科博士課程前期 修了
 2005年 広島大学大学院医学系研究科博士課程後期 修了
 同 年 埼玉医科大学総合医療センターリハビリテーション科
 2012年 金城大学医療健康学部理学療法学科准教授

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