やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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エビデンスに基づく 高齢者の理想的な運動プログラム

Meg MorrisAdrian Schoo 編/對馬均 監訳
発行時参考価格 5,000円
  • 総頁数:344頁
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2008年8月
  • ISBN978-4-263-21320-9
  • 注文コード:213200

内容紹介

●高齢者ケアを理学療法士の立場から実践している編者による運動プログラム.実践の積み重ねからエビデンスを構築し,それに基づいて実践の理論的裏づけを確立し,さらに洗練された実践を展開.
●老年期における身体活動の有効性について包括的なエビデンスを提示.高齢者の健康に関する最新の知見やガイドラインについて言及し,さまざまな障害を持った高齢者のニーズや,最適な治療方法についても解説.さらに,高齢者のための運動療法やトレーニング方法に関する“エビデンスに基づいたアプローチ”を明解に分かりやすく例示するとともに,実用的な実践方法についても紹介している.

目次

序論 高齢化する人々に必要な身体活動,運動そして健康
第1章 高齢者にとっての身体活動の健康上の利点─エビデンスへの疫学的アプローチ
第2章 活動的なおばあちゃん:高齢女性における身体活動の利点と障害,そして最善の改善方法
第3章 医療専門職が高齢者の身体活動や運動練習を促進するには
第4章 高齢化する労働者の運動と健康
第5章 活動的生活様式を維持するうえでの生体力学的および神経筋的な考慮点
第6章 骨粗鬆症のリスクを減じるための運動と食事の方法
第7章 高齢者のための筋力強化
第8章 高齢者における筋機能の減退-運動による損失の修復
第9章 高齢者の骨折後リハビリテーションのための運動療法ガイドライン
第10章 変形性関節症患者の身体活動と運動
第11章 高齢者において通常の身体活動や運動練習を阻害する一般的な足部障害:予防と治療
第12章 身体活動と転倒予防
第13章 健常高齢者と動作障害を伴う高齢者の姿勢コントロール,動作,身体活動に対する二重課題干渉の影響
第14章 呼吸循環器系や筋骨格系の症状をもつ高齢者が運動練習を行う際の注意と禁忌
第15章 高齢2型糖尿病患者に対する運動トレーニング

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【監訳者略歴】
對馬 均【つしまひとし】
 1950年 青森県に生まれる
 1973年 東京都立府中リハビリテーション学院卒業
 1973年 東京都立府中病院
 1980年 弘前大学医学部附属病院
 1981年 弘前大学医療技術短期大学部講師
 1985年 明星大学人文学部心理教育学科卒業
 1987年 弘前大学医療技術短期大学部助教授
 1997年 同教授
 1998年 オーストラリアに出張(文部省在外研究員)
 2000年 弘前大学医学部保健学科教授
 2001年 医学博士(弘前大学)
 2007年 弘前大学大学院保健学研究科教授
     同研究科長,現在に至る

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