やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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リハビリテーションのための 行動分析学入門

発行時参考価格 2,800円
  • 総頁数:140頁 / 2色
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2006年7月
  • ISBN978-4-263-21297-4
  • 注文コード:212970

内容紹介

●リハビリテーション医療が抱える問題点を解決するために必要な,行動分析学の知識と技術について,リハビリテーション医療スタッフやケアワーカーへ紹介した初の解説書.
●行動科学的アプローチとは,人間の行動を「身体−心理−社会」という多因子の側面から総合的に解明し,そこから得られた法則性を利用して人間の行動を科学的に予測・制御しようとする方法である.
●保健医療分野における「カウンセリング」技法については数多くの書籍が存在するが,本書では環境への介入を主体とする「行動分析学的アプローチ」という技法について解説した.

目次

・執筆者一覧
・監修者の序(河合伊六)
・編者の序(辻下守弘)
第1章 なぜ今行動分析学なのか(河合伊六)
第2章 行動が学習される仕組み(長谷川芳典)
第3章 行動の観察・記録の方法(園山繁樹)
第4章 症例研究の方法(奥田健次)
第5章 慢性痛に対する行動分析学的アプローチ(辻下守弘)
第6章 生活の自立を支援するための行動分析学的アプローチ(小林和彦)
第7章 高次脳機能障害に対する行動分析学的アプローチ(久保義郎・坂本久恵・殿村 暁・佐野玲子・佐々木和義)
第8章 健康教育・患者教育に対する行動分析学的アプローチ(岡崎大資)
第9章 急性期脳卒中片麻痺患者に対する行動分析学的アプローチ(甲田宗嗣)
第10章 さらに深く学ぶために―書籍とウェブページの紹介―(甲田宗嗣・田村文彦)

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【監修者略歴】
河合伊六【かわいいろく】
 1951年 広島文理科大学教育学科心理学専攻卒業
 1955年 広島女学院大学英文学部講師
 1958年 同助教授
 1962年 大分大学学芸学部(その後教育学部と改称)助教授
 1973年 同教授
 1980年 広島大学学校教育学部(1986年に教育学部)教授
 1991年 広島大学定年退官・名誉教授
 1991年 福山大学一般教育部教授
 1994年 福山平成大学経営学部教授
 1998年 安田女子大学文学部教授
 2002年 日本大学文理学部講師(〜現在に至る)

【編者略歴】
辻下守弘【つじしたもりひろ】
 1985年 高知リハビリテーション学院理学療法学科卒業(理学療法士)
 1985年 高知医科大学(現高知大学)医学部附属病院理学療法部
 1991年 佛教大学社会学部社会福祉学科卒業
 1995年 広島県立保健福祉短期大学理学療法学科講師
 1997年 大阪教育大学大学院教育学研究科修士課程修了
 2000年 広島県立保健福祉大学(現県立広島大学)保健福祉学部助教授(〜現在に至る)
 2004年 広島大学大学院医学系研究科博士後期課程単位取得満期退学
 2005年 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科博士課程入学

小林和彦【こばやしかずひこ】
 1985年 高知リハビリテーション学院理学療法学科卒業(理学療法士)
 1985年 関東労災病院リハビリテーション診療科
 1991年 神奈川大学経済学部経済学科卒業
 1992年 米国パーマーカイロプラクティック大学留学
 1996年 上越教育大学大学院修士課程学校教育研究科修了
 1998年 介護老人保健施設エスペラル摂津
 1999年 筑波技術短期大学理学療法学科助手
 2001年 筑波大学大学院博士課程人間総合科学研究科入学
 2005年 筑波技術大学保健科学部助教授(〜現在に至る)

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河合伊六 監修/辻下守弘小林和彦 編/長谷川芳典園山繁樹奥田健次久保義郎坂本久恵殿村暁佐野玲子佐々木和義岡崎大資甲田宗嗣田村文彦 著