医学のあゆみ
239巻10号
原発事故の健康リスクとリスク・コミュニケーション
12月第1土曜特集
- 総頁数:100頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2011年12月
- 注文コード:923910
- 雑誌コード:20471-12/3
目次
福島原発事故における被ばく医療
原発事故と医療人 山下俊一
内部被曝とその考え方 明石真言
福島原発事故における内部被曝と健康影響 遠藤啓吾
防災作業者の放射線健康リスク 鈴木 元
緊急被ばく医療
緊急被ばく医療体制の構築 青木芳朗
緊急被ばく医療体制―三次被ばく医療機関の活動を中心に 神谷研二・他
放射線影響
放射線によるDNA 損傷に対する応答機構 宮川 清
疫 学
疫学調査:広島・長崎の経験から福島へ 大久保利晃
チェルノブイリ原発事故が小児に及ぼした健康影響 柴田義貞
チェルノブイリ周辺地域における放射性セシウムの内部被曝線量と健康影響評価 林田直美・高村 昇
放射線防護
放射線防護の国際的枠組み 佐々木康人
放射線防護の考え方と実際の健康影響 酒井一夫
原発事故に対する放射線防護 草間朋子
リスク・コミュニケーション
リスク・コミュニケーションとは 堀口逸子・丸井英二
危機的状況におけるリスク・コミュニケーション 吉川肇子
レポート:リスク・コミュニケーションの現場から 神田玲子
原子力災害後の現存被曝状況でのリスク・コミュニケーション 山口一郎
臨界事故における健康リスクと,JCO 臨界事故におけるリスク・コミュニケーションの問題点 前川和彦
環境放射線(食物も含む)
食品の放射能汚染とリスク・コミュニケーション 唐木英明
福島原発事故の環境生物への影響 酒井一夫
農耕地の汚染と農産物への影響 村松康行
■サイドメモ目次
福島“県民健康管理調査”
DNA 二本鎖切断修復
線量推定システム
リスク・コミュニケーション
リスクコミュニケーションとクライシスコミュニケーション
Bq(ベクレル)
Grice(グライス)の会話の原則(maxims of conversation)
注意深い取組み(precautionary approach)
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