やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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医学のあゆみ
237巻10号
JRC(日本版)ガイドライン2010 −救急蘇生ガイドラインの国際協力による作成プロセスとその概要
6月第1土曜特集

発行時参考価格 2,200円
  • 総頁数:104頁
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2011年6月
  • 注文コード:923710
  • 雑誌コード:20471-6/4

目次

 はじめに……坂本哲也

総論
JRC立ち上げからILCOR,CoSTR2010まで……岡田和夫・他
JRC(日本版)ガイドラインの作成プロセス……丸川征四郎・畑中哲生
ガイドライン2005からのおもな変更点……森村尚登・他
わが国における心肺蘇生の現状と今後の展望……石見 拓

各論
一次救命処置−良質な胸骨圧迫こそが救命のカギ……中川 隆
心停止に対する二次救命処置−G2010での変更点とそのポイント……真弓俊彦
心拍再開後の集中治療および予後判定−低体温療法の効果とその限界……黒田泰弘
気道確保と蘇生器具……早川峰司
不整脈の治療……船崎俊一
小児の一次救命処置……太田邦雄
小児の二次救命処置……新田雅彦
新生児蘇生……和田雅樹
急性冠症候群(ACS)……瀬尾宏美
神経蘇生の策定経緯と概要……永山正雄
蘇生の教育と普及……漢那朝雄・石見 拓

■サイドメモ目次
 2010年は近代蘇生法導入から50年
 JRC Guidelinesの意義
 ウツタイン様式
 アミオダロンは急速静注投与してよいのか
 脈拍の確認
 胸骨圧迫の深さ
 除細動のエネルギー量
 CPRコール
 一般小児科医や救急医には馴染みが少ない先天性心疾患の蘇生が, なぜガイドラインに加えられたか?
 日本版新生児蘇生法(NCPR)
 “モバイル・テレメディシン”による病院前トリアージ