やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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医学のあゆみ
229巻1号
ウイルス性肝炎 −最新治療コンセンサス
4月第1土曜特集

発行時参考価格 2,200円
  • 総頁数:100頁
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2009年4月
  • 注文コード:922901
  • 雑誌コード:20471-4/4

目次

 はじめに 溝上雅史
B型肝炎
 B型肝炎−基礎研究と臨床の接点 田中靖人・杉山真也
 In vitro ,in vivo におけるHBVの薬剤感受性評価と臨床への応用−ヒト肝細胞キメラマウスを用いた基礎研究とその応用 柘植雅貴・茶山一彰
 核酸アナログ時代におけるインターフェロン(IFN)治療の適応と限界 進藤道子
 ラミブジン長期投与の実態−継続か vs.中止か 南 祐仁
 B型慢性肝炎に対するエンテカビルの長期治療成績と耐性変異ウイルスの出現率に関する最新の知見 小橋春彦
 核酸アナログ耐性の分子メカニズム 今関文夫
 B型肝炎再活性化とその対策 田中榮司
 肝細胞癌根治後の再発におけるHBV DNA量の影響,再発予防に対する抗ウイルス薬の関与 中馬 誠・髭 修平
C型肝炎
 C型肝炎ウイルスの基礎研究と臨床の接点 脇田隆字
 C型肝炎ウイルス変異に基づく治療戦略 坂本 穣・榎本信幸
 ALT正常HCVキャリアの治療適応を考える 熊田 卓・豊田秀徳
 高齢者C型肝炎に対するペグインターフェロン・リバビリン併用療法 平松直樹・林 紀夫
 ペグインターフェロン・リバビリン併用療法の難治要因−難治要因における宿主自然免疫の関与も含めて 朝比奈靖浩
 酸化ストレスの抑制はC型肝炎の肝発癌を抑制しうるか? 吉岡奈穂子・日野啓輔
 データマイニングを用いた治療効果予測 八橋 弘
 新規治療の現状:プロテアーゼ阻害剤 鈴木文孝
 新規治療の現状:SPT阻害剤−宿主因子を標的にしたHCV増殖抑制 小原道法
 HCV増殖・培養系を用いた抗ウイルス化合物の大規模スクリーニング 坂本直哉
 肝癌治療後の抗ウイルス療法 西口修平・山本晃久

■サイドメモ目次
 HBVの薬剤耐性変異
 ラミブジン耐性とエンテカビル耐性
 アルファベットによるアミノ酸名の表記
 HBV cccDNA
 レプリコン
 基準値とcut-off値(臨床判断値)
 NSEに基づいた抗ウイルス療法の治療適応の考え方
 PEG-IFN・リバビリン併用療法中の自然免疫系分子の経時的発現

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溝上雅史 企画