8月22日(水),日本歯科医師会館(東京都千代田区)にて,標記大会が開催された.スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)は,歯科学生が自ら設定したテーマの研究成果を,テーブルクリニック形式にて英語によるプレゼンテーションを行い,その内容を競い合うものである.現在,世界35カ国で開催されており,日本では13回目の開催となり,22校22名のクリニシャンにより白熱した発表が行われた.
審査の結果,優勝は日本大学歯学部5年・秋山祐子氏(研究テーマ:視認性に優れたオリジナルshade guideの製作),第2位に北海道医療大学歯学部5年・井田有亮氏(研究テーマ:コンポジットレジン製フレームワークを用いた新しい全部床義歯の製作法),第3位には鶴見大学歯学部4年・高尾宗禎氏(研究テーマ:マヌカ茶の抗菌作用を応用した口臭抑制キャンディーの開発)が表彰された.

左より,第2位の井田氏,優勝の秋山氏,第3位の高尾氏
幅広い領域にわたる研究発表であったが,「臨床に結びつくアイデアであること」,「実用可能性を感じさせる研究であること」,そして何よりも,「学生自身のアイデアに基づく研究」であるかどうかが,最大の評価基準と感じられた.
優勝した秋山氏は,9月27日よりアメリカ・サンフランシスコにて開催されるアメリカ歯科医師会(ADA)年次大会に招待され,各国代表のクリニシャンとともに発表を行うこととなる.

22名のクリニシャンが参加

久保日本歯科医師会会長より優勝者の秋山氏にトロフィーの授与(左)
優勝した秋山氏と,ファカルティアドバイザーの宮崎真至教授(右)