2月16日（土），アルカディア市ヶ谷（東京都千代田区）において，「金澤紀子先生の旭日小綬章受章を祝う会」が約120名の出席者を集めて催された．
金澤紀子氏は，1964年福島県立歯科衛生士養成所(現福島県立総合衛生学院歯科衛生学科)卒業後，歯科診療所勤務を経て，1984年日本歯科衛生士会会長に就任(～1993年，2003年～現在)，この間，長年にわたり一貫して歯科保健衛生活動の最前線で活躍し，その多大な貢献の功労により，今回の旭日小綬章受章の栄誉に浴したもの．
来賓として壇上に立った近藤勝洪・日本歯科医師会副会長は，世界でも例を見ないスピードで超高齢社会に突入した日本において，歯科衛生士による口腔ケアの重要性がますます大きくなるなか，金澤氏のさらなる活躍が期待されると祝辞を述べた．
金澤氏は謝辞として，今日自分があるのも，そのときどきの「師」といえる存在があってこそ，とこれまでの出会いに感謝を示す挨拶を行った．
昨年創立60周年を迎え，また公益社団法人となって国民の健康増進に寄与する日本歯科衛生士会のリーダーシップを担う存在として，金澤氏のこれまでの功績と今後の期待の大きさを改めて感じさせる会となった．
