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JMM COLLOQUIM 2010 開催される

 7月4日(日),パシフィコ横浜(横浜市)にて,「The Future is Next to You -インプラント治療の未来をひらく,最新テクニックと次世代技術- 」をテーマにJMM COLLOQUIM 2010が開催された.

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越智教授

 午前中は越智守生教授(北医大)を座長に,一般講演[ケーススタディ]のセッションが行われ,渡邉信幸氏(東京都開業),吉見哲朗氏(兵庫県開業), 谷口昭博氏(北海道開業),Li Ming-Ko氏(台湾開業),Lee Chang-Geun氏(韓国開業)が講演.Li Ming-Ko氏は「The challenge of regeneration technique and implant in the treatment of severe periodontal destruction cases」と題し,重度歯周病患者への再生療法とインプラント治療症例を提示したが,講演,質疑応答共に流暢な日本語でこなし,会場から喝采を浴びた.午前中はメイン会場での講演の他にも,技工士セッション,衛生士セッションが行われた.

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Li氏

 午後には,村上弘教授(愛院大)を座長に一般講演[テクニック最前線]が行われ,土肥博幸氏(長崎県開業),鈴木龍氏(静岡県開業), 島田昌明氏(山口県開業),水上哲也氏(福岡県開業)が講演. 水上氏は「前歯部ラテラルアプローチ埋入法」をテーマに,米国のDr.Rodorigoにより考案された,歯槽頂ではなく頬側水平方向からのインプラントの埋入を行うラテラルアプローチ法について,術式の概念を解説するとともに,動画を交えて実際の症例を提示した.

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水上氏

 最後に赤川安正教授(広島大)を座長に小川隆広准教授(UCLA)による特別講演「オッセオインテグレーション新時代-アルカリ処理が創りだすナノ表面の高い骨結合能,そして光機能化技術との相乗効果-」 が行われた.
 小川氏はアルカリ加熱処理技術の効果について実験データを示すとともに,オッセオインテグレーションを低下させるチタンの生物学的老化とその解決策として光機能化について解説を行った.次世代技術への期待感が非常に高まり,会場から大きな関心を集めていた.

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赤川教授

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小川准教授

 午前中に行われた技工士セッションでは「確実なインプラント技工のために」をテーマに長谷川篤史氏(神奈川県茅ヶ崎市/Organ Dental Labo)と遊亀裕一氏(横浜市中区/山手デンタルアート)が登壇.長谷川氏は「インプラントの咬合を考える」と題して,犬歯誘導の設定を含むインプラント補綴症例など咬合付与に苦慮するケースに対して,的確に顎位を設定するための方法として,セファロ分析による顎位診断をはじめ,取引先の歯科医師とともに取り組んでいる手法を説明した.遊亀氏は,「歯周にやさしいインプラント技工を考える」をテーマに,審美性の回復と歯周組織との生理的調和が求められるインプラント補綴では,歯科技工士も軟組織のマネジメントを意識すべきであると強調.具体的なガイドラインとして,インプラント埋入により歯肉および外側骨の水平吸収が大きくなるため,唇側歯肉は2.0mm以上確保することなどを説明した.また患者個々の歯周組織に配慮できるアバットメントとして,金合金のゴールドコネクター上に鋳接可能でなおかつ設計自由度の高いUCLAアバットメントである『キャスタブルゴールドアバットメント』(日本メディカルマテリアル)を紹介した.

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