5月22日(土)に,第12回フォーラム東京スタッフミーティングが新歯科医師会館(東京都千代田区)にて開催された.本会は予防歯科診療に取り組む医院の歯科医師,歯科衛生士などからなるスタディグループで,今回は12の歯科医院から80名ほどが参加した.

前半の医院発表では,歯科衛生士が臨床の場で出会った症例を通して考えたことや臨床上の疑問などについての発表した内容に対して各医院がディスカッションし,全医院での情報の共有が行われた.
ディスカッションでは,歯周病の評価方法,長期的なメインテナンス,患者のモチベーションなど,歯科衛生士ならではの目線から活発な議論が交わされた.

後半は,品田和美氏(歯科衛生士/黒田歯科医院)が登壇した.『患者さんの「過去」「現在」「未来」を考えてみよう』と題し,第1部では,品田氏が提示したX線写真,口腔写真,プロービング値などの資料を元に,患者の現在に至るまでの状況や初診時の診査について全員で検討し,その後品田氏が実際的な診査項目やX線写真,スタディモデルの活用方法について解説を加えた.

第二部では,同様にX線写真,口腔写真,プロービングチャートなどから,SRPのプランニングについてのディスカッションと発表がなされた.
本会では各医院ごとの特色のある議論がなされ,医院の垣根を越えて予防歯科診療や歯周治療について意見を交換する貴重な場となった.
