3月7日(日),都市センターホテル(東京都千代田区)にて標記例会が開催された.

午前に行われたインサービストレーニングでは,土屋賢司氏(東京都開業,東京SJCD顧問)が登壇.「The Science and Art of Esthetic Implant Prosthesis Challenges of the Esthetic Zone」と題し,前歯部インプラント修復におけるソケットマネージメントについて解説した.土屋氏は,自身の症例および文献などから抜歯した場合は必ず頬側の骨が減少することを説明したうえで,歯の状態をターナーのソケット分類に基づきType1~3に分け,各Typeにおける予知性の高い術式およびマテリアルの選択を症例とともに解説した.また,前歯部インプラント修復を成功させるための要因として,①リスクファクターを把握する,②予知性の高い処置を心がける,③永続性をもたすための条件を理解する,の3つを強調した.

午後には,7月18日(日),19日(祝)に開催される第3回SJCD合同例会の東京代表選考会をかねた以下のケースプレゼンテーションが行われた.
・川原淳氏(神奈川県開業)「矯正治療を伴う包括的治療の診断に対する一考察」
・松尾幸一氏(東京都開業)「中切歯インサイザルエッジポジションの重要性」
・宇毛 玲氏(東京都開業)「GBRを用いて審美的回復を目指した症例」
・新藤有道氏(東京都開業)「上顎中切歯並列欠損症例-前歯部インプラント修復における術式の選択-」
なお,2010年度の第1回例会は5月30日(日),同会場にて開催予定.