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第38回日本口腔インプラント学会学術大会開催される Minimize
Location: Blogs歯科界ニュース学会・研究会レポート    
2008/09/16 18:52

 9月13日(土),14日(日),東京国際フォーラム(東京都千代田区)にて,第38回日本口腔インプラント学会学術大会が開催され,3900人以上の参加者を集めた(大会長:相浦洲吉氏・日本口腔インプラント学会関東・甲信越支部長).
 基調講演では同学会の川添堯彬理事長が,インプラント学の教育を卒前から行うことの重要性と,今大会のテーマでもあるガイドラインの策定にむけた同学会の取り組みについて解説した.続く招待講演では,井出吉信教授(東歯大)が,川添理事長の講演を受ける形で,「口腔インプラント学の教育基準と各大学の現状」をテーマに,国家試験での出題状況や,各大学のカリキュラムなどについて,より具体的な報告を行った.
 午後には,日本口腔インプラント学会の学術委員会が企画したシンポジウム1「インプラント治療のガイドラインのためのエビデンス:どのような考え方が提唱されてきたか」が開かれ,ガイドライン策定の前提となる発表が行われた.赤川安正教授(広島大)はインプラントの成功と生存など世界的な流れと現状を,宮崎隆教授(昭和大)は生体材料学の立場から,井上孝教授(東歯大)はin vitroでのエビデンスについて,矢島安朝教授(東歯大)は臨床上でのエビデンスについて,萩原芳幸准教授(日大)は三次元における理想的なポジショニングなどについて,古谷野潔教授(九大)はインプラント支持オーバーデンチャー研究の現状などを発表し,多くの聴衆が集まった.

2008implant1.jpg

また,市民フォーラムでは藤田紘一郎教授(人間総合科学大)が「『免疫力をつける生活』きれい社会の落とし穴」と題して講演を行い,聴衆を引きつける話に満員の会場が湧いた.
 2日目の午後に開催された認定衛生士教育講座,歯科衛生士セッションでは,患者の不安・主訴に適切に対応するために求められる心がまえから,院内の感染予防対策,長期症例にみるインプラント周囲炎への対応まで,インプラント治療における歯科衛生士のさまざまな役割について,多方面からの研究発表,症例報告がなされた.また,歯科技工士向けの教育講座も行われたが,いずれの会場にも多くの参加者がつめかけ,インプラント分野への関心の高さを印象付けた.
 また,公開講座として,「歯科放射線学会」,「歯科麻酔学会」,「口腔検査学会」,「基礎医学者」の「集い」が開催された.それぞれの「集い」では,各分野からのインプラント学への取り組み議論され,多くの会場で立ち見がでるほどの盛況であった.

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インプラント学会歯科衛生士セッション 002.jpg 

次回大会は,2009年9月25日(金)~27日(日)に大阪国際会議場(大阪市)にて行われる予定(大会長:市川哲雄徳島大教授).

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