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「インプラント治療の最新外科・補綴ミーティング」
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2008/02/25 13:42

 2月24日(日),ベルサール九段(東京都千代田区)において標記講演会が開催され,全国から歯科医師,歯科技工士約300名が参加した(主催:大信貿易株式会社).
 冒頭,勝山英明氏(横浜市西区・MMデンタルクリニック)が「インプラント治療の新しい潮流」と題して登壇.「近年のインプラント治療は,科学的・学術的裏付けのないままに市場の裾野だけが広がっています」として,同分野の現状に警鐘を鳴らした.そのうえで,インプラントが歯学教育のなかに取り入れられていないために臨床医の経験と能力が十分とはいえず,また患者の高齢化や適応症の拡大が急速に進み,難症例が増えている現状では,歯科医院における治療設備を充実させて高精度な診査・診断を行うことが肝要と訴えた.

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 次に北條正秋氏(MMデンタルクリニック)が「ジルコニアのインプラント治療への応用」との演題で,アバットメントや上部構造にジルコニアを応用するメリットとインプラント周囲軟組織のマネジメントについて解説した.特に,前者についてはディスカラーレーションがないことから審美性に優れることを強調し,後者についてはバイオタイプの違いによる外科的アプローチや,軟組織を整えるうえでのプロビジョナルレストレーションの重要性について詳説した.
 また,「ジルコニアとはどのような材料なのか」として,医療分野を含むジルコニア市場において高い供給シェアを有する東ソー株式会社の川上隆昭氏(同社機能性無機材料部)が,歯科臨床において曖昧に理解されているジルコニアの性質について開発・生産者の立場から解説した.特に,臨床現場において囁かれるジルコニアの劣化(低温水熱劣化,エージング)について,適切なパウダーの焼結温度および係留時間を守っていれば,特殊な試験環境下でない限り短期間で劣化が生じることはないなどと説明し,ジルコニアを臨床応用するうえでの材料学的な裏付けを得んとして参加者は一心に耳を傾けていた.
 続いて「最新の技術導入による医院改革」(星野 元氏/東京都世田谷区・星野歯科駒沢クリニック),「チェアーサイドとラボサイドの連携」(木村和宏氏/東京都世田谷区・自由通りデンタルラボラトリー)との2題の講演後,再び勝山氏が登壇.「インプラント治療の将来展望」と題して,インプラント症例の難易度とリスクの基準を明確化長期経過に耐えうるエビデンス構築の重要性を訴えかけた.

※本講演会の詳細については,
月刊『歯科技工』4月号にてRecord記事を掲載する予定です.

 

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