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第58回日本歯科医療管理学会総会・学術大会開催される
カテゴリ:歯科界
 7月14日(金)~7月16日(日),北九州国際会議場(北九州市)にて,標記学会総会・学術大会(大会長:西原達次氏/九州歯科大学)が,「歯科医療職の自立と自律~プロフェッショナル・オートノミー~」をテーマに開催された.
西原達次大会長
 基調講演(座長:村橋 護氏/日本歯科医療管理学会九州支部長)では,「歯科医療職におけるオートノミー(自律性)」をテーマに藤崎和彦氏(岐阜大学医学教育開発研究センター)が登壇.オートノミーの根拠となる専門職の集団の倫理規定(プロフェッショナリズム)が歴史的にどのように変遷してきたのか,歯科医療職という職能集団内で倫理規定遵守を徹底すること,オートノミーを機能させるためには何が必要なのかを提言した.
 続く教育講演(座長:瀬川 洋氏/奥羽大学歯学部)では,基調講演をうけ,「医学系研究に求められる倫理・利益相反について~制定の経緯と基本的事項に関して~」をテーマに尾﨑哲則氏(日本大学歯学部)が登壇.改正『個人情報保護法』の施行(2017年5月30日)に伴い,文部科学省・厚生労働省は「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」を改正し,研究倫理のみならず,臨床倫理や利益相反について厳しい条件下の倫理規範が求められるようになったこと,また,学会の研究論文発表には,発行者および学会本体も倫理的責任を負うとされていることをうけ,「何が個人情報となるのか」,「データの匿名化」,「データ提供の同意」等の問題について解説した.
尾﨑哲則氏
 口頭発表やポスター発表も「医療安全」や「大規模災害に対する対応と課題」,「医療相談・苦情」等,学会として特徴的な演題が多く見受けられた.なかでも,口頭発表「小規模歯科診療所へのアジャイル導入例」(副島 渉氏/副島歯科医院・佐賀県小城市)では,アジャイルの手法を取り入れ,スタッフ間のコミュニケーションエラーの減少につなげた医療安全対策の具体的かつ成功例として,興味深いものであった.
ポスター会場の様子
 懇親会では,会長自らがバリトンサックスでジャズの演奏をするという参加者をもてなすサプライズ企画が催され,1週間前に集中豪雨に見舞われた九州に明るく力強い光がみえたように感じられた.次回,第59回総会・学術大会は,2018年7月21日(土)~22日(日),新潟にて開催予定(大会長:藤井一維氏).
バリトンサックスを演奏する白土清司学会長