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「パーフェクトコンプリートデンチャーの系譜-成功に導く鈴木流「技」と「知恵」2017-」開催される
 5月14日(日),東京医科歯科大学(東京都文京区)にて,標記セミナーが開催され,約80名の参加者が集まった(主催:東京医科歯科大学同窓会).
 本セミナーでは鈴木哲也氏(東京医科歯科大学口腔機能再建工学分野 教授)とともに,同氏に師事した古屋純一氏(東京医科歯科大学地域・福祉口腔機能管理学分野 教授)が登壇した.
 講演1「下顎の高度顎堤吸収 ~義歯のイメージをつかむ」では,鈴木氏により,上顎,下顎それぞれの義歯の特徴が解説され,より高度なテクニックが求められる下顎義歯作製については,“Denture Spaceでない部分”については必要最小限とすること,顎堤吸収の有無にかかわらず義歯の基本形を理解・イメージしたうえで作製・調整すべきである等,手技の具体的アドバイスが紹介された.講演2「リラインをマスターする」では,硬質材料,軟質材料の特徴などが整理され,講演3では古屋氏により「予備印象をマスターする」をテーマに,時間のない日常臨床においていかに効果的な印象採得を行うか,動画を元に,患者をリラックスさせ舌の安静位を採得する手法や印象採得中どのタイミングで力を入れるかなど,鈴木流の勘所が紹介された.
 午後の部・講演4「フラビーガムを極める」では鈴木氏により,フラビーガム部をできるだけ無圧としそれ以外の正常な支持組織で咬合圧を負担すべきこと,同症例ではゴシックアーチ描記法は適応外でチェックバイトが有効であること,バランスドオクルージョンが必須となること等が解説され,講演5「義歯と嚥下を理解する」では古屋氏により,義歯は咀嚼のみならず,嚥下のためにも必須となることがVF像により解説され,歯科医は作製した義歯が患者の口腔内で機能するところまで責任を持つべきと解説された.
 最後に,両氏によるお互いへの質疑応答後,会場内から寄せられた質問や実臨床における悩みについても,具体的かつ臨床的な回答が提示された.
会場内の様子
鈴木哲也氏