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THE W DENTAL NETWORK 第3回セミナー開催される
 3月26日(日),アキバホール(東京都千代田区)にて,標記セミナーが「The Endo-Restrative Connection ~アップデート 根管治療・支台築造・歯冠修復~」をテーマに開催された.本セミナーは石部元朗氏(山梨県開業)が米国留学(ワシントン大学大学院)より帰国後立ち上げたもので,「logical,grobal,unique」をコンセプトに,各領域のスペシャリストにより国内外の最新情報,治療法,トレンド等について情報提供される場となっている.
会場内の様子
 まず,本セミナーのイントロダクションとして,石部氏(前記)が登壇.補綴・修復領域で重要となる「根管充填および歯冠修復の質とその予後」に関する文献レビューを紹介,双方ともエンドの成功に不可欠であると解説し,さらに,健全な残存歯質(フェルール)の重要性について言及した.
 佐藤暢也氏(秋田県開業)は正・逆根管治療におけるイニシャルトリートメントと再治療について,症例を元にポストコアの観点から解説.ポストコア形成における視覚強化の重要性やリカバリーとしての逆根管充填の必要性等について強調した.
 澤田則宏氏(東京都開業)は,エンドと歯冠修復の関連性について,インプラント治療とエンド治療の「成功率」「生存率」の両観点で考察.両治療とも生存率では差がないと考えられ,臨床ではまず歯を残すべく根管治療を行い,その後,抜歯やインプラント治療を検討すべきとした.また,自院での根管治療については,外科的対応,専門医への紹介,抜歯などさまざまなカードを持つべきとした.
 後藤吉啓氏(米国・ロサンゼルス開業)は,米国での20年以上の一般歯科,補綴専門医としての臨床経験から,本質的補綴治療のコンセプトについて解説.ワシントン大での自身の研究結果から,機械的アドバンテージがないファイバーポストは使用しないこと,有効なフェルールの考え方など,米国における補綴領域のトレンドを紹介したうえで,エンドに関しては,歯質は可及的に保存し,最小削除の実施を求めると訴えた.

 各演者の講演後,セミナー中に参加者が自由記載した質問が複数取り上げられ,活発かつ具体的な質疑応答が行われ,会は盛会裡に幕を閉じた.
石部氏
質疑応答の様子(左から,後藤氏,澤田氏,佐藤氏)