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第41回 北九州歯学研究会発表会開催される
1月15日(日), ガスホール パピヨン24(福岡市)において,標記の発表会が開催された.テーマとして「歯科治療のパラダイムシフト~多様化する治療法に向けて~」を掲げ,主に同会の若手~中堅の会員が新しい治療法についてその実際や研究の成果を披露した.
挨拶をする会長の榊 恭範氏(福岡県)
 まず,松木良介氏(福岡県)が「補綴前処置への取り組み」,筒井祐介氏(北九州市)が「デジタルデンティストリーへの取り組み」の演題でそれぞれ新人発表を行った.松木氏は補綴前処置としての基本治療について,筒井氏はバーチャル咬合器などの機器を用いたアプローチを発表.
 続くリレー発表1「マイクロスコープを用いた根管治療」(座長/立和名靖彦氏・北九州市)では松延允資氏(福岡県)と倉富 覚、氏(北九州市)がマイクロスコープの実際について説明.その導入に際しての基本的な事項や,その利点,強みなどを説明した.
リレー発表1の演者松延氏と倉富氏
 リレー発表2「コンポジットレジン修復」(座長/木村英生氏・北九州市)では樋口 惣氏(福岡市),樋口克彦氏(福岡県)が登壇.樋口 惣氏は感染歯質の除去から積層充填までの流れを紹介,樋口克彦氏は光照射に重点を置いた考察を示した.
リレー発表2の演者樋口 惣氏と樋口克彦氏
 最後のリレー発表3ではテーマを「インプラントにおける骨増生」(座長/上田秀明氏・北九州市)とし,白土 徹氏(福岡県)が上顎洞底挙上術の基本手技について,樋口琢善氏(福岡県)が骨増生に用いるCGF/PRFやPRGFなどの材料についての考察を発表.座長を交えた議論が交わされた.
リレー発表3の演者,白土徹氏(右)と樋口琢善氏(左)

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